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15、訓練は本日も晴天なり●

 いつもと同じように俺たちは訓練へと出かけていた。訓練場は王都から離れたところにある“ヒューマ森林”に存在する。


 ここの魔獣たちはランクがEからCまでとなっている。


 このランクというものは基本的にステータスそのもので決められる。魔獣は基本的にスキルを持っていないからだ。


 ちなみに魔獣の討伐ランクとは次の通りになる。


 Sランク・・・魔王とかそのあたりの本気のヤバいやつ。国がいくつも滅びるくらいのレベル。

 Aランク・・・真龍とか強い方の龍、めちゃくそ強い魔人、弱い方の魔王などがここに含まれる。国がなくなるレベル

 Bランク・・・龍とか魔人、竜、強い方の特殊個体の魔獣がここに含まれる。町が2、3個壊れるレベル。軍の出撃が必要。

 Cランク・・・特殊個体が基本的に含まれる。小さな村が崩壊するレベル。上級の冒険者がパーティーを集めてやっとで倒せるレベル。

 Dランク・・・強めの魔獣が含まれる。村の半分は殺せる。ただし上級冒険者ソロでも対処できるレベル。

 Eランク・・・少し強めの魔獣が含まれる。村人15人くらい倒せる。中級冒険者でも倒せる。

 Fランク・・・雑魚魔獣。初心者でも倒せる。


 こんな感じである。ちなみに俺は今アルベルトさん指摘の元、Fランクのコボルドの群れを倒している。


 ちなみに本格的な戦闘組はもうCランクを12人で倒せるようになっていた。成長率ぱない。


 というか見てほしい。これを。


 天翔 総司(てんしょう そうじ)♂ Lv.15

【種族】

 上級世界人

【ステータス】

 HP 3500/3500

 SP 1500/1500

 MP 4100/4100

 AP 1200

 GP 2000

 MGP 3900

 FP 3600

【称号】

 勇者、聖人、聖神の加護を受けし者、上級世界人、魔獣を殲滅せし者

【スキル】

 光神法Lv.6、障壁Lv.3、火神法Lv.3、水神法Lv.3、土神法Lv.2、風神法Lv.3、HP自動回復Lv.2、MP自動回復Lv.2、成長倍加Lv.3、聖神の加護、半聖王化、アイテムボックスLv.1、#魔獣殺法__モンスター・キラー__#Lv.1、威圧Lv.1


 黒輝 勇馬(くろき ゆうま) ♀(以下略)Lv.3

【種族】

 上級世界人

【ステータス】

 HP 159/260

 SP 307/780

 MP 0/0

 AP 530

 GP 290

 MGP 34

 FP 1030

【称号】

 剣闘士、美食家、魔女、被封印者、上級世界人、社畜

【スキル】

 剣術Lv.4、闘術Lv.4、天眼Lv.1、念話Lv.2、万能味覚Lv.3、魅了Lv.2、封印Lv.3、成長倍加Lv.1、アイテムボックスLv.4、集中Lv.2


 ・・・おかしくない?


 確かに天翔は俺よりも強い敵を倒している。だから取得できる経験値は違う。そこは分かります。


 だが12人でですよ!?確か経験値は戦闘に加わった者たちに平等に与えられる。


 アゲハもそこに加わっているのだが確かレベルはまだ7だったようなぁー。


 つまり何が言いたいかというと、「勇者の成長率、おかしくない!?」ということである。


 実際もう天翔はランクDの魔獣をソロで倒している。


 確かアゲハたちは二人掛かりでやっと1匹倒せる感じだったらしい。


 ・・・おかしいよね?


 しかもあいつ何気にダメージなしだよ!ちなみにこの情報は愛坂からもらっています。天翔と木暮のプライドと引き換えに。


 まあ、それはそれという者だろう。俺は参謀志望だ。なので特には問題が無いのだ!


 別に戦闘職に憧れなど持ってはいない!断じて持っていない!


「勇馬様!目の前の戦いに集中を!」


 目の前のコボルドが襲いかかってくる。


 大丈夫です。【集中】があるので。


 せっかくなので俺のスキルのご紹介をさせて行こう。


 【集中】は以前言っていた称号【社畜】のおまけで獲得したスキルだ。例え他のことを意識しようが目的の行動を体が理解し、行動するレベルでの集中が可能になる。さらに頭でも意識しながら【集中】を行うとより深くその目的のものだけにトリップすることができる。


 原理は分からん。本気でこの世界はRPGだとおもいます。


 【剣術】、【闘術】のスキルはそれぞれ剣での戦闘、殴り蹴りでの戦闘を強化していく。俺のメインスキルである。レベル上げは至難である。


【魅了】、【天眼】、【封印】は前説明した通りだ。


 では続いて非戦闘系のスキルの説明にいこう。


 まずは【念話】、単純なトランシーバー的な技である。ただし頭の中で響くので盗聴の心配はしなくてもいいのがメリットである。ただし聴こえてくる声は全部機械音みたいになるので誰の声かわからなくなるのがデメリットである。


 次に【万能味覚】、これは食べ物オンリーの【鑑定】だ。舌にのせるとどのような食べ物か理解することができる。あと口の中だけ毒などを無効化できる。ただし今までに役立った試しなしだ。リアルで「『ペロリ』これは・・・硝酸カリ!!」ができる。


 そして【上位世界人】ならば全員が持つスキル、【アイテムボックス】と【成長倍加】。


【アイテムボックス】は楽して荷物を運べるスキルだ。また荷物同士が互いに干渉することはなく、例えば水と紙を入れてしばらく放置する。それでも紙が濡れることはない。非常に便利なスキルだ。入れられる量はレベルに比例する。


【成長倍加】は成長促進能力。あらゆる経験値を上げてくれる万能スキルだ。スキルレベルも本人のレベルもなんでもござれ!


 と、こんな感じだ。


 そして説明が終わると同時にコボルドたちは殲滅できた。・・・疲れるわ~。


「勇馬様!!」

「はいっ!」


 びっくりしたぁあ。


「少し慢心をしていらっしゃるようですが命の駆け引きです。ちゃんと集中してください」

「すみません」


 もっともです、アルベルトさん。


「全く、それでは困ります! そろそろ勇馬様にも遠征をしてもらうのですから・・・」

「遠征?」


 なんだそれ? ・・・もしやその間仕事しなくてもいいの?


 元高校生の思考とは思えない勇馬は放っておくとして・・・これは嵐の予感であった。

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