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夜伽の国の月光姫  作者: 青野海鳥
【番外編】※第一部の幕間がメインです
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【番外編】セレネ、東へ行く 5

「しかし兄上も人が悪い。拙者が顔を出さねば家が滅びると言うから帰郷したのに」


 本殿の奥、カゲトラの自室に通されたクマハチは、兄と対面しながら渋面(じゅうめん)を作る。お互い畳の上に胡坐(あぐら)をかき、兄弟水入らずという状態だ。


「ああでも書かないと戻ってこなかっただろう。まあ、お前の元気そうな顔を見れて何よりだ」


 にこりともせず、カゲトラは煙草(たばこ)を吹かす。武芸を極めんとするクマハチと対照的に、カゲトラは運動は苦手で、体調管理もかなりいい加減らしく、平気で煙草をぶかぶか吸っている。


「それはあまり吸いすぎると、息切れを起こすでござるよ」

「肉体が衰えても構わん。これをやらんと頭の回転が鈍る」


 カゲトラは悪びれずそう答えると、短くなった煙草をすり潰す。


「さて、お前を呼びもどしたのは他でもない。そろそろ大陸の情報が欲しくてな」

「やはり、それが目的でござったか」

「当たり前だ。お前がマリーベル王女やセレネ嬢くらい可愛らしければ別だが、誰が好き好んでむさ苦しい弟を呼び戻す」

「何もそこまで言わんでも」


 クマハチが苦笑する。兄の毒舌は今に始まった事では無い。それに、自分が国外に旅立つ手配をしてくれたのは、他でもないカゲトラなのだ。


 クマハチ達の両親はこの国では一般的な、保守的な考えを持つ人間で、クマハチが単身で旅立つ事を断固として反対した。そこで、カゲトラが裏で糸を引き、必要な物資や移動手段をこっそり用意した経緯がある。それゆえ、クマハチは色々な意味で兄に頭が上がらない。


「お前が大陸に行きたがってくれたのは助かった。情報屋よりずっと正確で、かつ安価に情報が手に入る。街の噂は色眼鏡が強くてかなわん」

「しかし、兄上も拙者と根底は変わらんよなあ。狭い島国より、広い世界に目を向けているでござる」

「当たり前だ。今日、港の船を見て確信したよ。この国は独立を保っているが、全面的な争いになったらまず負ける。お偉い様方は、いつまでもお山の大将でいる気らしいがな」


 カゲトラはもう一本の煙草に手を伸ばし、横にある火鉢で火を付けると、再び煙草を吸い出す。クマハチとカゲトラ、二人は外見的には対照的ではあるが、小さな頃から島国を出て、より広い世界を見るという共通の夢があった。


 だが、実の家を捨てるという訳にもいかないし、カゲトラは身体を使った作業が苦手。逆に弟のクマハチは文より武の才能があった。お互いの利害が一致した事もあり、カゲトラはクマハチの武者修行の旅を支援してやったのだ。


 ただ、誤算だったのはクマハチが完全に大陸に居付いてしまい、なかなか帰ってこない事だったが。


「しかし、呪力持ちの扱いも、この国と大陸とでは、やはり随分違うのだな」

「拙者も渡った当初は驚いたでござるよ。基本的にこの国は、異端者は追いやられるでござるからな。しかし、ミラノ王子の身体強化は素晴らしい。あれが使えれば鬼に金棒なのだがなあ」


 クマハチが茶を啜り、羨ましそうに呟くと、カゲトラは考え込むそぶりを見せた。


「呪力の種類も大陸とこの島では大分違うな……恐らく、競合種の関係で、進化の過程が変わったのだろう」

「競合種? 進化? でござるか?」

「大陸には、竜やエルフというライバルがいるだろう? 精神面に働きかける島国の魔力より、お前の言う王子の身体強化、物に魔力を注ぎこんで強化する……そういった直接的な強化能力に特化していったのだろう」

「ううむ……拙者、そういう堅苦しい話は苦手でござるよ」

「少なくとも、『人の心が読める』という能力は、大陸では見た事はないのだろう」

「ヒノエ殿の事でござるか……」

「あれを買い取って二年になるが、当時はひどいものだった。ろくに身体の手入れもされず、熱ばかり出していた。栄養失調で餓死寸前だ。無理も無い」


 そう言うカゲトラの口調は苦虫を噛み潰したようで、まだ長い煙草を再び捻りつぶす。


「私が彼女の存在を知ったのは本当に偶然だ。お山の大将様の家に仕事の報告に向かった際、庭の隅にうずくまっていたのを見つけたんだ。後で分かったが、炎天下の下、一人で屋敷中の庭を掃除させられていたんだ。あわよくば死んでくれと思っていたのだろうな」

「ん? となると、ヒノエ殿は、本来かなり高い身分の生まれということでござるか? 汚れた部外者に庭を掃除させる訳はないでござろう?」


 少し間を置いて、カゲトラは三本目の煙草に火を付ける。


「そうだ。あの子は武家の生まれ、それもかなり高い身分の三女で、あの子だけが呪力持ちだ。異端児――忌み子だよ」

「…………それは」


 クマハチの言葉に被せるように、カゲトラはそのまま喋り続ける。


「だから私が買ったんだよ。あのまま放置しておけば、遠からず死んでいただろう」

「買った……でござるか?」

「ああ、この国で奴隷制は禁じられているからな。だから『道具』として買った。『呪われた力』という道具をな、そのおまけで少女が付いてくるという訳だ。ま、限りなく黒に近い灰色だが、一応合法だ」

「道具扱いとなると、許嫁というのは……」

「察しがいいな。単に金を出して買ったら『道具』扱いだ。だが万が一、それ以上の金を積まれ、強権を振り回されては取り返されてしまうだろう? だから『許嫁』に格上げしたんだよ。小さいとはいえ武家の当主、その正妻を奪うのは難儀だろう」


 そこまで一気に言い切ると、カゲトラは紫煙を中空に吐く。


「兄上が人助けをするとは、拙者には考えられんのでござるが」

「……お前、真顔で人を鬼畜扱いするんじゃない。まあ、大体あっているがな」

「理由は一体……?」


 クマハチがカゲトラに問うのと同時に、部屋の障子の前に小さな影が映る。


「失礼します。ヒノエです」

「開けていい」


 カゲトラが短く指示すると、ヒノエは静かに障子を開ける。小柄な体躯をさらに縮め、廊下の前に三つ指をつき、クマハチとカゲトラに向かって深々と礼をする。その動作が終わると、カゲトラの横にそっと侍る。


「お取り込み中のところ、申し訳ありません。言いつけられましたマリーベル王女とセレネ嬢の案内が終わりました」

「そうか」

「それと、今から夕飯の準備に取り掛かります。先ほどカゲトラ様が、他の料理人に言いつけていた通りの物を作らせていただきます」

「そうか」

「それと……」


 そこまで言うとヒノエは口ごもり、少しだけ時間を置いて、カゲトラの目をまっすぐに見た。


「……お友達が出来ました」

「……そうか」


 カゲトラは淡白な返事しかしない。だが、最後の返答だけは、少しだけ語調が緩んでいた。クマハチもその様子を見て、目を細めた。


「報告ご苦労だった。もう下がっていい」

「はい。失礼します」


 そう言って、ヒノエは両手で障子を閉じると、そのまま部屋を後にした。ヒノエは許嫁という立場ではあるが、同時に買われてきた事も理解している。それだけが原因ではないが、自身から積極的に家事に参加している。これからセレネ達に振る舞う夕餉(ゆうげ)の準備に向かうのだ。


 そうしてヒノエの小さな足音が完全に聞こえなくなると、兄弟二人だけの部屋に静寂が訪れる。


「……さてと、どこまで話したか。ああ、ヒノエを買い取った理由だったか。簡単だ。あの子の呪力は役に立つ。『呪われた力』などと言って遠ざけているのは、皆の思慮(しりょ)が浅いのと風習からだ。あれは役に立つ」

「しかし、もう少し優しくしてやってもよいのでは?」

「愛情と同情を一緒にするな。今は許嫁という位置に置いているが、いずれ、私よりふさわしい人間を見つけてやるつもりだ。あれは確かに『道具』として買った、だが、家一軒より高い陶器を買いあさる人間もいるだろう。『道具』に心血を注ぐ人間もいる」

「相変らず素直じゃないでござるなぁ。ヒノエ殿に幸せになって欲しいと言えばいいのに」

「……うるさい。お前の飯を抜くぞ」

「はは、これは失礼した」


 不機嫌になったカゲトラを、クマハチは宥める。実兄は確かに現実家だ。ヒノエの呪力を買ったという点は間違いない。だが、同時に夢想家でもある。そうでなくば、一人で世界を旅したいと喚く弟の意見を汲んだりしないだろうし、大枚をはたいて哀れな少女一人を引き取ったりはしないだろう。


「ヒノエ殿は、マリーベル王女やセレネ姫に負けないくらいの器量よしでござる。大和撫子の許嫁、何とも羨ましいでござるなぁ」

「だからそうではないと言っているだろうが! すぐに情事に結びつけるのは、昔から変わらんな」

「ま、冗談はこれくらいにして。ヒノエ殿の料理が楽しみでござるな。久しぶりに刺身やウニに舌鼓(したつづみ)を打ち、酒を呑めるでござる」


 クマハチが笑いながらそう言うと、カゲトラは煙草を吸った後、ため息と共に煙を吐き出した。


「馬鹿かお前は。異国の民にいきなり刺身だのウニだのを出すやつがどこにいる」

「え、ということは……」

「客人としてもてなすと約束しただろう。もてなしとは、自分の得意分野をひけらかすことではない。相手の望む物を与える事だ。第一、夕方になって市場に行っても、新鮮な海産物などとっくに売り切れているだろ」

「え、じゃあ、刺身やウニは……」

「無しだ。料理人には火の通った、異国人に比較的受けのいい物を用意させるつもりだ。口に合うかは分からんが、少なくとも刺身や生ウニだのよりは癖が無いだろう」

「むぅ……そう言われてみれば確かに。拙者、久しぶりに故郷の刺身が食えると楽しみにしていたのだが……」


 クマハチは若干不満そうに口を尖らせるが、カゲトラはまるで無視。


「お前の歓迎会ではないからな。お前には握り飯でも上等過ぎるくらいだ」

「まったく、辛辣でござるなぁ。セレネ殿とマリーベル王女も『お刺身が食べたい』と言っていたというのに」

「空気を読め。相手は幼いとはいえ大国の使者だぞ。私の機嫌を損ねない程度の事はするさ。本心から生魚を食いたいなどと思ってはいないだろう」


 カゲトラの予想は、半分正解で半分外れだった。カゲトラの言うとおり、マリーはセレネの言葉に苦し紛れに便乗しただけだったが、セレネはお刺身ガチ勢だった。



  ◆◇◆◇◆



 夕食の時間になると、広い畳の間にセレネ達は通された。当主であるカゲトラと、弟のクマハチが並び、マリーとセレネ、それにヒノエの三人組が対面で食事を摂る。他の従者達は入りきれないし、身分の違いもあるため、給仕である女中数名以外は誰も居ない。


「なにぶん急な物で、大国の王女に見合う物が出来ず誠に申し訳ありません」

「ううん、これ、すっごくおいしそう!」


 ヒノエは申し訳なさそうにそう言うが、マリーは上機嫌だ。一人ひとり小鍋に分けて用意された牛鍋に、山菜をふんだんに盛り込んだ炊き込みご飯。どれも大陸とは一味違うが、ふんわりとよい香りが鼻腔をくすぐり、その場に居る全員が食欲を掻き立てられる。


 もともとそれほど大きな家では無いクマハチの実家だが、料理人は選りすぐりの人間を使っている。屋敷の警備から料理人に至るまで、カゲトラは徹底的に『掘り出し物』を見つけるのが得意なのだ。


「うめぇ!」


 そして、食えれば大体何でもいいセレネだが、やはり久しぶりに食べる日本食は美味い。鍋と炊き込みご飯を吸い込むように食べて行く。幸いなのは、セレネの口が小さいため、下品なおっさんのドカ食いではなく、一生懸命ご飯をかきこんでいる幼女という風にしか見えず、カゲトラも少し頬を緩めた。


「セレネ嬢にもお気に召していただけたようで何よりです。マリーベル王女はいかがでしょう?」

「うん、凄く美味しい!」


 マリーも熱々の牛鍋がお気に召したのか、そちらをれんげで掬い、フーフー冷ましながら笑顔で口に運んでいた。カゲトラから声を掛けられたというのに、敬語を使う事すら忘れる程だ。

 自分たちの用意した物を気に入って貰えるのはやはり嬉しい。カゲトラと、そしてクマハチは視線を併せ、三人の少女の微笑ましい光景を眺めていた。


「……あの、セレネ様はとても箸使いがお上手なのですね」


 セレネ、マリー、そしてその横に座っていたヒノエは、セレネが実に器用に箸を使って口にご飯を放り込んでいく様をまじまじと眺めていた。


「あー、あの子、天才肌だから、ちょっと変わってるけど」


 マリーは当然箸など使えないので、ヒノエは相当驚いているらしい。そんな二人の会話など耳に入らず、セレネは目の前に突如として現れたボーナスタイムを一秒たりとも無駄にせぬよう、持てる全ての力を牛鍋と炊き込みご飯に注ぎ込んでいた。


 セレネが箸が使えるのは前世からのチート能力と言えるかもしれないが、この程度しか前世の能力が役に立たない生き方をしていた。勿体ない事この上ない。


「まんぷく、まんぷく」

「ご馳走様。とっても美味しかったわ!」

「それは何より。大国の使者が敬語を忘れるほどに没頭していただけるとは、当主冥利に尽きるものです」


 食事が終わると、カゲトラが食後の一服をしつつ、やんわりとマリーの揚げ足を取る。するとマリーが慌てて居住まいを正し、「美味しかったです!」と言い直したので、クマハチは大爆笑。それにつられて皆が笑った。ヒノエすら、くすくすと小さく笑っていた。


 だが、その中で、一人だけ真剣な表情をしている輩が居た――セレネだ。セレネだけが、周りに控える女中に対し、真顔でじっと視線を向けていたのだが、その事はカゲトラを含め、誰も気づかなかった。



  ◆◇◆◇◆



「トラ! トラ! トラ!」

「ん? 何だ、セレネ嬢か。私に何かご用ですか?」


 食事が終わってから数時間後、就寝の時間が迫った頃、セレネは一人、廊下を歩いているカゲトラの背に奇襲を掛けた。


「おさしみは?」

「……は」


 一体何事かと思って身構えてたカゲトラは、思わず気の抜けた返事を返してしまう。だが、セレネにとっては超重要な事なのだ。


 確かに、牛鍋と炊き込みご飯は絶品だった。それはいい。毎日食ってもいい。だが、自分達は刺身やウニを食いに来たのだ。だというのに、用意されていないではないか。これは少し話が違う。女中が何かやらかしたのだろうかと、セレネは思い込んでいた。


「お刺身……というと、夕方の件ですか。それはこちらの判断で……」

「おさしみ、たべたい! いった!」


 セレネは必死だ。ここで刺身を食わねば、次はいつ食える機会があるか分からない。たかが刺身、されど刺身。客人としてもてなされていながら、セレネはさらに刺身を要求するという厚かましいことこの上ない蛮行に出た。


 心優しいエンテ王女のように、自分の好みの鳥の揚げ物を出してくれるとは限らないのだから、積極的にアピールしていく必要がある。


 カゲトラは目を丸くする。あれはてっきり、上辺だけの社交辞令だと思っていたのだ。普通、異文化は徐々に浸透していくものだ。まして食文化はかなりデリケート。いきなりそんなものを受け入れるのは難しい。そう考えていたというのに、目の前の少女は、本気で自分たちと深く結び付きたいと思っているのだろうか。


 カゲトラはセレネの整った顔立ちを覗き込む。その表情は真剣そのもので、どこか焦っているようにも見えた。そして、それはカゲトラも持っていた感情である。表面上は平静を装っていたが、大陸の、まして大国の人間が来ることなど稀なのだ。将来の事を考えると、是非ここでパイプを作っておきたい。


 とはいえ、相手が少女では慎重に対応せざるを得ない。もどかしいが、最初はお互いの出方を(うかが)っていくしかないだろう。そう考えていた。


 だが、もしも大使セレネが心の底から交流を望んでいるのなら話は別だ。小難しい体裁を一足飛びに、大陸の中心部と直接結び付く事が出来る。


「……あれは社交辞令だと思っていたが、セレネ嬢たちの本当の願望だったと考えてよろしいか?」

「うん」


 そう、右手にお刺身を。左手にウニを。


「了解した。では、明日の朝市では最高の物を仕入れさせよう」

「やったぜ!」


 セレネは喜色満面でカゲトラに礼を述べた。礼を言いたいのはこちらの方だ、とカゲトラも応じる。クマハチからある程度話は聞いていたが、今回の大使の本命はマリーベル王女ではなく、間違いなくこちらのセレネ嬢、カゲトラはそう判断した。


「流石に、数百年交流が無かった異種族と結びつけるだけはある。大した胆力だ」

「え?」

「……いや、何でもありません」

「じゃあ、おやすみ」

「ええ、お休みなさいませ」


 一通り要望を伝え、それが通った事に満足したセレネは、スキップしながら廊下を去っていく。異文化をすべて受け入れる度量の深さと、同時に持つ愛らしさに、普段はしかめ面ばかりしているカゲトラすら笑みを浮かべる。セレネは何も考えてない馬鹿なだけなのだが。


「あ、そうだ!」


 少し進んでから、セレネは何か思い出したのか、慌ててカゲトラの下に走って戻ってくる。


「マリーも、おさしみ」

「マリーベル王女の分もですか?」

「いえす」

「ふむ……彼女は本気で嫌がっていたように見えたのですが……まあ、用意させましょう」

「ありがと!」


 自分の事ばかり考えていたが、よく考えれば、元々クマハチとマリーのお刺身食べ放題ツアーなのだ。だとしたら、マリーの分も要求しておかないとまずい。普段は他人に対して無頓着(むとんちゃく)なくせに、セレネは美少女に対しては気を利かせる人間なのだ。


 ――こうしてセレネの機転により、マリーはこの旅で最大の危機を迎える事となった。


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