『プレスマンの芯と人間の足の指』
掲載日:2026/08/07
昔、プレスマンには、たくさんの芯を入れることができました。同じく、人間には、足の指が四本しかありませんでした。プレスマンはとても便利でしたが、人間は、鋭い爪も牙もないのに、速く走れる足もなくて、昼は鳥、夜はけものにおびえて暮らしておりました。高天原の神々は、人間をあわれに思し召して、人間たちの足の指を一本ふやすために、たくさんの芯を分けてやるよう、プレスマンに命じました。プレスマンは、芯が一本しか残りませんでしたので、高天原の神々は、プレスマンをもあわれに思し召して、プレスマンの内側の管を細くしてやりました。こういうことがあって、プレスマンには、芯が一本しか入らなくなり、人間は、プレスマンをとても大切にするようになったのだということです。
教訓:このことで、人間は、足の小指を手に入れたが、ちょいちょいどこかにぶつけて痛い思いをするので、必ずしも感謝していないという。また、このことで、プレスマンには、二本目の芯を入れると詰まるようになったので、必ずしも感謝していないという。




