物語、完結するのこと
桃香を金角に斬られたことで悟空の怒りが爆発し、二つ目の封印が解け金角を圧倒し、戦いを終わらせた。
しかし、その代償として悟空の危険を再認識した天界の手によって悟空は天界に連れていかれたのだった。
それから数年後
桃香「はぁ~┅」
蜀の国の王となった桃香は今日も窓から空を見ながら溜め息を吐いていた。
鈴々「桃香お姉ちゃん、また溜め息を吐いているのだ」
星「王としてみっともないと言ってやりたいがあんなことが起きたのではな」
あの後、愛紗達も桃香からの話を聞いて一刀が去ったことを知った。
それを聞いて真っ先に冷静な判断をしたのが
愛紗「桃香様、あいつは必ずや戻ってくるに違いありません。その時が来るまで奴が驚くくらい立派な国を作りましょう」
愛紗であり、愛紗の言葉を聞き
桃香「そうだよね。私、立派な王になって一刀さんを驚かせてやるんだから!」
泣き顔であった桃香にやる気が戻ったのだった。
そしてその後も数々の苦難が桃香に襲いかかりながらも桃香は蜀の国の王となり、魏と呉と協力し、共に蛮族である五胡を撃退し、三国同盟を結んだのだった。
朱里「でも、一刀さんの次は愛紗さんがいなくなるだなんて┅」
そう。三国同盟が結んで1ヶ月くらいした後
愛紗「私は一刀を探してくる。奴のことだから天界にずっといるはずがないからな。イナモ、お前は妖力を探すことができるだろう。私と共に来てくれ」
イナモ「仕方ないのぅ」
ということで愛紗はイナモを連れて出ていったのだ。
雛里「桃香様は大丈夫なのでしょうか?」
星「まぁ、あんな感じであっても我らの主君。今はそっとしておいてやるのが一番であろう」
そう言って星達はこの場から去るのだった。
桃香「はぁ、一刀さん、こっちに来ているなら私に会いに来てくださいよ。でないと私┅」
と、その時
ドッシィーーンッ!!
桃香「えっ!?」
城の裏の方で大きな音がした。
桃香「もしかして一刀さんが天界から帰ってきた!」
だだっ!
そう思った桃香が裏に向かうとそこには┅
山男「ン~?」
バァンッ!!
そこには山のように大きな妖怪・山男がいた。
桃香「よ┅妖怪!?」
悟空が天界に連れ戻されて以降、桃香の肉を食べれば不老不死になれるという噂はお釈迦様の手によりガセだと伝わって以降、妖怪の出現は無くなった。
しかし、目の前にいる妖怪・山男は
山男「おらぁ、しばらくの間、山で寝てたけんど起きただよ」
つまり山男は桃香の噂がガセという話を聞いていないのだ。
つまり
山男「おんめが食えば不老不死になれるちゅう劉備か? なら食うだ!」
山男は桃香を食べれば不老不死になれると思っているのだ。
桃香「わ┅私を食べても無駄ですよ!?」
山男「おらぁを騙そうとしても無駄だぞ。いただきまぁす」
桃香「ひいぃーっ!?」
山男が大口を開けて桃香を飲み込もうとしたその時!
パシィッ!!
山男「ん~?」
間一髪で何かが桃香目掛けて飛び出し救出した。
その何かとはもちろん┅
悟空「久し振りだな桃香」
バァンッ!!
觔斗雲に乗った悟空であった。
桃香「一刀さん!?」
悟空「いやぁ、大仏から逃げるのに苦労したぜ」
どうやら悟空は大仏(お釈迦様)の目から逃げてきたようだ。
感動の再会をする二人であったが
山男「何だぁおめぇ!おらぁのメシの邪魔すんなぁ!」
ブォンッ!!
悟空に攻撃を繰り出す山男であったが
悟空「テメェ、誰に指図してやがる」
パシィッ!!
悟空は山男の一撃を受け止めると
悟空「俺は天界一の暴れん坊と呼ばれた悟空様だぜ!」
ブォンッブォンッ!!
ジャイアントスイングで回しまくり
悟空「ぶっ飛びやがれーっ!」
ブォンッ!!
山男「あぁーっ!?」
キランッ☆ミ
山男を投げ飛ばしてしまった。
悟空「しかし、まだあんな妖怪が残ってるなんて大仏の管理不足だな」
悟空が遠くに飛ばされた山男を見ながら言った直後
ギュッ!
桃香「一刀さん!」
桃香が後ろから悟空に抱きついてきた。
悟空「と┅桃香!?」
桃香「私、会いたかったんだよ! でも私が頑張ればそのうち会えると信じてたんだけど、まさか本当に会えるだなんて幸せだよ」
悟空が桃香の顔を見るとその目には涙が流れていた。
すると
悟空「桃香、お前も成長したんだな」
桃香「うん。立派な太守にならなくちゃって頑張って┅」
悟空「いや、そこじゃなくてな」
桃香「えっ?」
すると悟空は
むにゅんっ♪
悟空「ここだよ。ここ! 前より1.5センチは大きくなったな♪」
桃香のおっぱいを揉みながら言った。
桃香「か┅一刀さん┅」
悟空のデリカシーゼロの行動に感激よりも怒りが勝る桃香であったが
それより先に
ドタタタァーーッ!!
愛紗「この馬鹿者がぁーっ!」
ドカァンッ!!☆ミ
悟空「ぐふっ!?」
いきなり現れた愛紗に悟空は殴られてしまった。
イナモ「全く、まさか天界から戻ってくるとはのぅ」
愛紗「イナモが貴様の妖気を感じたと言うから戻ってきてみれば桃香様に対してなんたる無礼な!」
ぐいんっ!
悟空の胸ぐらを引っ張る愛紗であったが
悟空「何だよ愛紗。お前も揉んでほしいなら早く言えっての」
むにゅんっ♪
悟空は愛紗のおっぱいを揉んでしまい
愛紗「き┅貴様┅!」
この行動に愛紗が切れ更に
桃香「一刀さんの┅」
悟空「えっ?」
さっきまで怒っていた桃香も更に怒り
愛紗「馬鹿者ーっ!!」
桃香「馬鹿ーっ!!」
ドッカアァーーンッ!!☆ミ
悟空「あぁーっ!?」
キランッ☆ミ
二人のダブルパンチを食らった悟空は星になってしまった。
星「おやおや、騒がしいから来てみれば」
鈴々「お兄ちゃん、帰ってきたのだ!」
朱里「最低ですね」
雛里「あの性格は死んでも変わらなさそうです」
ひどい扱いもされているが
改めてここは自分の居場所だと認識する悟空であった。
悟空「それより、俺はどこまで飛ばされるんだ!?」
完
申し訳ありませんが中途半端な感じですが展開が思い付かない、ネタ切れなどを理由に終わらせてもらいます




