劉備、金角に切られるのこと
ひそかに董卓を救うため虎牢関への進軍に成功した桃香達
だが虎牢関には董卓軍の他に金角がおり、作戦通り金角の相手は一刀がすることになり、恋の相手は愛紗、鈴々、星の三人が相手をすることになったのだが
霞「恋の奴、何を勝手にやっとんねん！ こうなったらウチも行ったる！」
バッ！
恋に続いて自分も向かおうとする霞であったが
ねね「やめるのです！」
ぐいんっ！！
霞「わわっ！？」
ねねに袴を引っ張られ、危うく下半身が露出するところであった。
※恋姫†無双のキャラに詳しい人ならわかると思いますが星や霞等、明らかにパンツすらも穿いているのか怪しいキャラが数名います。
霞「何さらすんねん！ 戦場で下半身丸出しやなんて袁紹じゃあるまいし！」
袴を引っ張ったねねに対して怒鳴る霞
だがねねは
ねね「お前が行くと恋殿の邪魔になるのです！」
強者を前にした恋があれほどいい目をしているのを見たことがないらしく、恋を暴れさせるためにと霞に言った。
霞「ねね┅、まぁ、それはそれとしてお前も罰を受けんかい！」
ぐいんっ！！
ねね「のわぁーっ！？」
霞はさっき袴を脱がされた仕返しとしてねねの短パンを脱がしてパンツを露出させた。
ねね「何をしやがるのですか！ お前のサラシをほどいてやるのです！」
霞「そっちこそ何すんねん！ すっぽんぽんにしたるからな！」
ドタバタッ！！
霞とねねによる服の脱がせ合いが始まってしまい、上官である二人が喧嘩を始めてしまったため動けない兵士達
だがその実態は
董卓軍兵士「「「おおっ！ 張遼将軍のおっぱいが！！」」」
董卓軍兵士「「「陳宮軍師のちっぱいが！！」」」
巨乳派と貧乳派による裸体の鑑賞であった。
一方
悟空「むむっ！ 何だか董卓軍の方でエッチな予感がする！ よぅし、こんな奴なんてさっさと倒してエッチを拝ませてもらうとするか！」
こういう時だけエッチな感を働かせる悟空であったが
金角「俺をさっさと倒すだと、それはどうかな！」
スッ！
金角は縄を取り出すと
金角「そらよっ！」
ポイッ！
縄を悟空目掛けて投げた瞬間
シュルルッ！！
悟空「なっ！？」
何と！？ 金角の投げた縄が勝手に動き、悟空の体に巻き付いた。
金角「見たか宝具・幌金縄の威力を！」
幌金縄。
投げつけた相手に対して勝手に巻き付く縄の宝具である。
悟空「こんな縄、引きちぎってやる！」
金角「無駄なことはよせ。そいつは力ずくで千切れるほど柔でない！ さて、それでは銀角の仇としてまずは貴様の首を切り落としてやるとするか」
スッ！
そう言いながら七星剣を抜いて悟空に迫る金角
一方
愛紗「くっ！？」
星「大丈夫か愛紗！？」
愛紗「あぁ、何とかな！？」
愛紗、鈴々、星の三人がかりで恋の相手をしていたのだが
恋「┅えいっ！」
鈴々「にゃにゃーっ！？」
三人がかりであっても勝てないほど恋はかなりの強さを持っていた。
桃香「愛紗ちゃん、みんな！？」
愛紗「桃香様、お下がりください！ どうやら奴は桃香様に意識を集中しているようです」
そう。愛紗の言うように先程から恋は愛紗達の相手をしながら桃香の方を見ていた。
ずいぶん余裕な感じがするが
恋「┅劉備の肉、美味しそう♪」
ただ単に桃香のお肉が目当てであった。
桃香「私は食べても美味しくありませんからね！」
恋「┅それは恋が決める」
やはり諦めきれないらしい
桃香「愛紗ちゃん達に呂布さんを押さえてもらわないと食べられそうだよ！？ そういえば一刀さんは┅」
と、桃香が悟空の方を見ると
金角「死ねぇ！！」
ブォンッ！！
縛られている悟空が金角の一撃を食らおうとしているのを見て
桃香「あ┅危ない！？」
朱里「桃香様！？」
桃香は悟空の前に飛び出し
桃香「えぇいっ！！」
バッ！
得物の靖王伝家を抜いて威力を弱らせようとしたが
金角「そんな腕力で俺に敵うか！」
キィンッ！
桃香「あぁっ！？」
桃香の腕力では攻撃を防ぐことはできず
金角「くたばれ！」
ズバァッ！！
桃香「がはぁっ！？」
逆に桃香が金角の一撃を食らってしまった。
悟空「！？」
愛紗「桃香様！？」
鈴々「お姉ちゃん！？」
星「何と！？」
朱里「はわわっ！？」
雛里「あわわっ！？」
イナモ「なっ！？」
桃香が切られたことに衝撃を受ける劉備軍
金角「さて、劉備の肉をいただくぜ！」
そして桃香を切った金角は桃香を掴もうとしたその時！
ドクンッ！！
何かの音が聞こえると
ブチブチンッ！！
何かが切れる音が聞こえ
金角「何だ？」
金角が音のする方を見てみると
悟空「┅おい、テメェ！！」
そこには自力で幌金縄を引きちぎった悟空がいた。
金角「お前、力ずくで幌金縄を引きちぎっただと！？」
まさかの出来事に驚く金角
だが
悟空「テメェは俺がブッ殺してやるから覚悟しろ！」
何やら悟空の様子がおかしかったのだった。
