袁紹、とんでもないことを発言するのこと
たった8人という戦力でありながら汜水関への先陣を任された一刀達劉備軍
だが汜水関には董卓軍の華雄の他に妖怪・銀角がおり、一刀が瓢箪の中に吸い込まれてしまうも不死身の生命力により瓢箪から出され逆に銀角を瓢箪の中に吸い込み、汜水関の戦いは連合軍の勝利に終わったのだった。
その後
一刀「くっそーっ! 曹操の奴め!」
天幕の中で一刀が悔しがっていた。
桃香「一刀さん、落ち着いてよ」
一刀「これが落ち着いていられるかよ! せっかく汜水関攻略を一番乗りしたってのに曹操の奴め~!」
そう。一刀達は汜水関を攻略したのだが、一刀が桃香達からお仕置きを受けている間に後からやって来た曹操(真名は華琳)が先に汜水関を攻略してしまったのだ。
一刀「くそっ! あいつは本当に胸はブービー(ビリから二番目)なのにずる賢さは連合軍一だぜ」
一刀が華琳の悪口を言っていると
「誰の胸について言ってるのかしら?」
一刀「そりゃ決まってるだろ。この連合軍で胸がブービーの曹操に┅」
一刀が聞こえてきた声に反応すると
バァンッ!!
いつの間にか華琳が天幕に入ってきていた。
華琳「ブービーって言葉は何を言っているかはわからないけど┅」
コキンッ!
華琳は腕を鳴らすと
華琳「私を馬鹿にしていることだけはわかるわ!」
ドガバキンッ!!☆ミ
一刀「ぎゃーっ!?」
何度殴られようが復活する一刀であるが痛覚はあるため痛かったりする。
華琳「ふぅ、スッキリしたわね」
散々一刀をボコりまくる華琳
桃香達も一刀が悪いため止めなかった。
桃香「ところで曹操さん、何か用ですか?」
華琳「おっと、そうだったわね。あなた達が軍議に出られない間、袁紹の馬鹿がまた無茶なことを言い出したのよ」
それは数分前のこと
麗羽「おーほっほっほっ! 皆さん、わたくしは先の戦いでわかりましたことがあります。それは董卓軍が弱いということですわ」
この時点でとんでもないことを言う麗羽
麗羽「何故なら董卓軍は洛陽の前に燃やしていた炎でわたくし達を怯ませていただけで戦力に至ってはたった8人の劉備軍に負けるほど、でしたら次の虎牢関の戦いではわたくし自らが軍を率いて攻め込んでやりますわ!」
更にとんでもないことを口に出す麗羽
華琳「ちょっと袁紹、あなた一体何を考えてるの! あなた仮にも総大将でしょ!」
総大将自らが軍を率いて攻める。
指揮的には上がるのだろうが負ければその軍の敗北が確定する。
だが麗羽は
麗羽「心配なさなくても結構ですわ。我が軍は優秀ですもの、董卓軍が百万どころか一千万の兵がいようとも返り討ちにしてみせますわ! おーほっほっほっ!」
やけに調子のいい麗羽であったが
彼女は忘れていた。
次の虎牢関には大陸最強の実力者である呂布がいることを




