一刀、褐色巨乳美女の胸を揉むとのこと
国を作るという桃香の夢を叶えるため旅を続ける一行
そんなある日
一刀「南無阿弥陀仏! 南無阿弥陀仏!」
愛紗「あいつは何をやっているんだ?」
突然お経を唱える一刀を愛紗が不思議がると
朱里「何でも『俺に女運が無いのは神様への信仰心が足らないからだ。こうなったら大仏以外の神様にすがるしかない!』と言って神頼みしてるそうです」
一刀「南無阿弥陀仏! 神様、贅沢は言いません! どうか俺の手にバスト90近くかそれ以上かつ、褐色肌で色気のあるお姉さんのおっぱいを揉ませてください!」
しょうもない願いな上に贅沢を言いすぎである。
一刀「ハァーッ! どうか、この手におっぱいを┅」
と、目を閉じた一刀がそのまま歩いていったその時!
つるっ!
一刀「えっ? あぁーっ!?」
ゴロゴローっ!!
一刀はそのまま土手を転げ落ちていった。
桃香「一刀さん!?」
愛紗「何をやっているのだあの馬鹿は!?」
放っておくわけにもいかず、愛紗達も転げ落ちた一刀を追いかけるのだった。
そして
一刀「誰か止めて~!?」
ゴロゴローっ!!
土手を転がり続けた一刀は
ドッカァーーンッ!!☆ミ
一刀「ぎゃんっ!?」
何かにぶつかったおかげで止まった。
一刀「いててっ、転んで怪我するわ結局おっぱい揉めないわで踏んだり蹴ったりだぜ!?」
スッ┅
一刀が立ち上がろうと手を伸ばしたその時
むにゅんっ♪
一刀「んっ?」
何やら柔らかい感触を感じた。
一刀「何だ? ここにはゼリーみたいに柔らかい岩があるのか?」
手で掴んでいるのは岩だと思う一刀であったが
よく手の方を見てみると
?「ん┅」
バァンッ!!
何と!? 一刀の手はバストが90近くはあり、チャイナドレスのボディコン風な服を着た褐色肌の美女のおっぱいを掴んでいた。
一刀「(なあぁーーーっ!? まさか本当に神様が俺の願いを叶えてくれたのか!? この手は一生洗わないぜ!)」
むにゅんっ♪
?「ん┅」
美女を起こさぬよう心の中で叫びながらおっぱいを揉む一刀
すると、一刀は気付いてしまった。
一刀「(こ┅この美女、パンツを穿いてない!?)」
チャイナドレスのスリットから普通は見えるはずの下着の線が見えなかった。
一刀「(ということはこれを捲ればあそこが拝めるのでは♪)」
スッ┅
回りに誰もおらず、相手が倒れているのをいいことにエッチなことを企む一刀
一刀「(多分俺の人生でもう二度とこんなチャンスは訪れないに違いない!なら一度くらい見たってバチは当たらないだろう!)」
ぴらっ┅
そして一刀がドレスの裾を捲ろうとしたその時
愛紗「一刀殿!」
鈴々「お兄ちゃん、何処なのだ?」
一刀「わわっ!?」
近くで愛紗達の声が聞こえ、咄嗟に裾から手を離す一刀
鈴々「お兄ちゃん、いたのだ!」
愛紗「どうやら無事のようですね」
一刀「ま┅まぁな!?(惜しい!でもあと一秒でも遅かったら見られていたな!?)」
もし見られていたらフルボッコは確実だったであろう。
すると
?「んん~、よく寝た~!」
褐色美女が目を覚ました。
愛紗「一刀殿、こちらの方は?」
一刀「そういや俺もまだ名前を聞いてなかったな」
今更ながら名前を聞いていなかったことに気付き
?「名乗ってなかったわね。私の名前は孫策よ」
彼女が自身を孫策だと言った瞬間
朱里「はわわっ!?」
雛里「あわわっ!?」
朱里と雛里は激しく驚いた。
桃香「どうしたの二人とも?」
一刀「そりゃ目の前に褐色巨乳美女がいたら驚くだろうけどさすがにその反応はオーバーじゃ┅」
朱里「違います! その人については以前水鏡先生から聞いていたんです」
孫策とは
雛里「そこにいる孫策さんは呉の国の王族なんです!?」
桃香「えぇっ!?」
つまり以前会った華琳のようなものである。
一刀「(まさか王族だったなんて!? そんな人のおっぱい揉んじゃって、俺の命は大丈夫なの!?)」
これが華琳ならば死刑であろう。
己の命を心配する一刀であったが
一刀「(まぁ、寝ていたようだし、バレてないだろう)」
と思い、安心するのだった。
すると
桃香「ところで、その孫策さんが何でこんなところにいるんですか?」
桃香が孫策に聞くと
孫策「私が何でこんなところに来たのか、それはねぇ┅」
桃香「それは┅!?」
ごくんっ!
皆が唾を飲み込みながら孫策の言葉を待った。
そして出た言葉は!
孫策「勘よ!」
ドォーンッ!!
孫策の勘であった。
孫策「何だかこの辺りで不吉な予感がすると思って城の皆には内緒で出てきちゃったのよ」
皆に内緒で城を出る。
一国の王がしていい行動なのだろうか?
孫策「そしたらあっちの河がすごいことになってたから驚いたけど眠くなっちゃってねぇ」
愛紗「あっちの河だと」
その後、皆は孫策が言っていた河の方に向かうと
ドババアァーーッ!!
河は物凄い水が流れていた。
桃香「なにこれ!?」
愛紗「これでは渡ることもできませんね」
朱里「でも急にこんな勢いの河になるだなんて」
星「もしや妖怪の仕業では」
孫策「妖怪? 何を言ってるの? そんなのいるわけ┅」
この中で妖怪に会ったことの無い孫策は妖怪を否定したその時
?「儂が妖怪であるとよく気付いたな」
愛紗「誰だ!」
突然誰かの声が聞こえてくると
ゴゴゴッ┅
河の中心に渦が発生し
ザパァッ!
渦の中心にいたのは┅
一刀「ハゲだ!?」
鈴々「つるつる頭の亀なのだ!」
ずでんっ!!
妖怪の姿を見た一刀と鈴々の言葉に妖怪がずっこけ
?「違う! 儂は河童じゃ!」
鈴々「かっぱ?」
一刀「キャベツやほうれん草だろ」
?「それは菜っ葉じゃ!!」
一刀「これだろ?」
プップクプーッ!
?「それはラッパじゃ!!」
一刀「梅干し食べて口が┅」
?「すっぱ~!? ┅ってもういいわい! いつまでやらせるんじゃ!」
最後は自分から乗り気だったくせに
沙悟浄「聞いて驚くなよ! 儂は河童の沙悟浄。この河の主である。この河を通りたければあるものを差し出すのじゃ」
沙悟浄がそう言うと
一刀「髪の毛が欲しけりゃ、この毛生え薬やるよ」
沙悟浄「いらんわい! 儂が欲しいもの、それは子供の肝じゃ!」
愛紗「何だと!?」
沙悟浄「子供の肝は大好物であるキュウリのつまみにいいからな」
※沙悟浄は河童というのが有名ですが話によっては首にドクロの数珠をつけた僧という設定があります
愛紗「そんなもの渡すわけがないだろう!」
沙悟浄「あっそう。ならこの先を渡るのを諦めるんだな」
しかし、妖怪をほっておけないため
鈴々「お前みたいな迷惑をかける妖怪は鈴々がやっつけてやるのだ!」
バッ!
沙悟浄に向かっていく鈴々であったが
沙悟浄「馬鹿者め!」
ブッシャーーッ!!
鈴々「にゃにゃーっ!?」
沙悟浄は向かってきた鈴々に水を吹き掛けてきた。
沙悟浄「儂は水を操ることができる。河での戦いなら儂の方が有利じゃ!」
ドッパアァーーンッ!!
鈴々「にゃにゃっ!?」
愛紗「鈴々!?」
沙悟浄は水を勢いよく鈴々に向けて繰り出し、岩に激突させるのだった。
愛紗「何をやっている一刀殿! 早く戦わぬか!」
一刀「仕方ねぇな┅」
そして一刀がいつものように悟空になろうとすると
沙悟浄「そうはさせるか!」
ブッシャーーッ!!
一刀「へっ? うっ!?」
沙悟浄は水を操り、一刀を水の牢獄に閉じ込めたのだった。