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一刀、曹操を救うとのこと

曹操こと華琳を馬鹿にした結果、首を切り落とされてしまう一刀


だが一刀は不死身だったため死ななかったものの、今度は愛紗を賭けて春蘭と勝負させる華琳であった。


陳琳「さぁ、突然始まりました世紀の戦い! 実況はわたくし、陳琳がお送りします!」


何故かこの時代にいないはずのアナウンサー役を偶然通りかかった陳琳という瓶底眼鏡をかけた人物が実況を引き受けてくれた。


陳琳「今回の勝負、関羽(愛紗)さんが勝利すれば劉備軍は無罪となりますが、もし夏侯惇(春蘭)さんが勝利した場合、劉備軍は関羽以外は首を切られ、関羽さんは曹操様に仕えるという関羽には絶対負けたくない一戦だそうです!」


桃香「愛紗ちゃん、頑張って!」


鈴々「必ず勝つのだ!」


朱里「も┅もし負けたら私達死んじゃいますね!?」


雛里「あわわっ!?」


星「万が一そうなりそうになったら皆で劉備軍を抜ければよいではないか」


イナモ「それはどうかと思うがの」


命惜しさに軍を抜けるだなんて聞いたことがなかった。


すると


桃香「あれ? そういえば一刀さんは?」


劉備軍陣営の中にこの騒動の元凶である一刀の姿が見えなかった。


愛紗「あいつのことですから女の尻でも追いかけて┅」


するとその時


「さぁ、張った! 張った!」


何処かで聞いた声が聞こえると


一刀「さぁさぁ、劉備軍が誇る武力の持ち主である関羽と曹操軍の夏侯惇との一戦はこちら! 果たしてどっちが勝つか賭けようじゃないか!」


戦いを賭け事に使う一刀がいた。


男「俺は関羽!」


男「俺は夏侯惇だ!」


一刀「さぁさぁ、張った! 張った!」


そしてそんな一刀には┅


ゴッチィーーンッ!!☆ミ


一刀「いった~!?」


愛紗「いった~!? ではない! 誰のせいでこんなことになっていると思ってるんだ!」


人の気も知らないで賭け事を行う一刀に拳骨を食らわせる愛紗


その一方


華琳「春蘭、わかっていると思うけど必ず勝ちなさい」


春蘭「はっ、お任せください華琳様!」


華琳から勝つよう命じられる春蘭


そして更に


華琳「勝ったら今晩は相手をしてあげるわ」


華琳が春蘭にそう言うと


ブッシューーッ!!


春蘭「お任せください! この夏侯惇、絶対勝利してあなたに差し上げます!」


更に気合いを入れる春蘭であった。


華琳は大変な女好きとして知られており、部下達も華琳の相手を望んでいるためご褒美になったりする。


華琳「(フフッ、もうすぐ関羽が食べられるのね♪)」


じゅるりっ!


性的な意味で愛紗を食べるという発言をする華琳


ぶるっ!?


愛紗「何やら悪寒が!?」


そして愛紗は何となくだが悪寒を感じるのだった。


そしてついに


陳琳「さぁ、色々とありましたがとうとう決戦の時です! ルールは簡単、相手の得物を弾くか降参を宣言するまで戦いは続きます!」


簡単なルールが説明され


陳琳「それでは両者、構えて」


愛紗「フッ!」


春蘭「フンッ!」


両者が得物を手に取って構え


陳琳「試合かい┅」


陳琳が試合を開始させようとしたその時


一刀「よぅい、ドンッ!」


横から入った一刀がそう言った瞬間


春蘭「うぉりゃぁーーっ!!」


ドダダダァーーッ!!


愛紗「!?」


春蘭がいきなり何処かへ走り去っていった。


秋蘭「って、姉者、何処へ行くんだ!?」


陳琳「ちょっと、私の仕事を取らないでくださいよ!」


一刀「いやぁ、ちょっとくらいボケた方がいいかと思ってね♪」


単純な春蘭は引っ掛かってしまったが真面目な愛紗は引っ掛からなかった。


そして秋蘭が春蘭を連れ戻すまで約三十分


春蘭「はぁはぁ┅!? 私を罠に嵌めるとはずるいぞ関羽!?」


愛紗「私は何もしていない!」


ちなみに


一刀「うーうーっ!?」


桃香「邪魔しちゃダメですよ」


二度と邪魔ができないよう、一刀は簀巻きにされ猿轡(さるぐつわ)をつけられていた。


陳琳「それでは気を取り直して、始め!」


そしてとうとう試合が開始され


愛紗「やぁっ!」


春蘭「おらぁっ!」


ガキィンッ!!


二人の得物が激しくぶつかり合った。


桃香「どっちもすごい当たりだね!?」


星「ふむ、武力のステータスならほぼ互角であろうな」


武人である星が言うように二人の実力はほぼ互角


その勝敗をわけるのは┅


愛紗「(桃香様の元から離れるわけにはいかない!)」


春蘭「(勝って華琳様からご褒美をいただく!)」


心の持ちようであったがこちらの方はやや春蘭の方に分があった。


と、その時である。


一刀「んっ!? んんんーっ!?」


縛られている一刀が騒ぎ出した。


鈴々「お兄ちゃん、うるさいのだ!」


朱里「戦いが終わりましたら解放してあげますからちょっと待っていてください」


だが、日頃の行いが悪いので相手にされなかったのだが


この時、戦いを見ていなかった一刀だけが気付いていた。


スッ┅


華琳が戦いに夢中で後ろに暗殺者らしき人物が迫っていることを


一刀は別に華琳がどうなろうとも構わなかったのだが、このまま暗殺されるのも目覚めが悪いので


暗殺者「(死ね! 曹操!)」


ブンッ!!


暗殺者が刃物を突き刺すと同時に


一刀「んんっ┅んーーっ!!」


ぴょーんっ!!


一刀は残る力を使い、海老のように華琳のもと目掛けて跳びはね


ズバァッ!!


華琳「えっ!?」


暗殺者「なっ!?」


暗殺者の手から華琳を守り、刃物を食らってしまった。


愛紗「一刀殿!?」


春蘭「華琳様!?」


桃香「一刀さん!?」


この出来事に愛紗と春蘭は戦いを辞め、一刀に注目したその時


はらりっ!


一刀を縛っていた縄が切られ


シュルッ!


縄から解放された一刀は猿轡を外すと


一刀「間に合ったようだな」


華琳「あなた┅!?」


一刀は華琳と暗殺者の間に立ったのだが


はらりっ!


暗殺者の刃物は思っていたより切れ味がよく


バァーンッ!!


一刀は縄だけでなく服まで切られ全裸で二人の間にいた。


一刀「この暗殺者め、戦いを邪魔しやがって!」


バッ!


暗殺者「ぐわっ!?」


一刀は裸のまま暗殺者の顔目掛けて股間を当て、逆肩車のように乗ると


一刀「どりゃぁーっ!!」


ドカァッ!!


そのまま肘打ちを繰り出したのだが


暗殺者「く┅くさっ!?」


ばたんっ!


暗殺者は肘打ちよりも股間の匂いによって気を失ってしまった。


一刀「うおっ!? 俺の肘打ちの威力ってすげぇな!? どうだ曹操、俺がお前の命を助けてやったぜ」


くるっ!


一刀は自分の実力で暗殺者を倒したと誤解し、全裸のまま華琳の方を向くが


華琳「わ┅私になんてものを見せるのよ! この変態!」


ドカァッ!!


キィンッ!☆ミ


一刀「ぐほぉっ!?」


ばたんっ!


一刀は華琳に股間を蹴られ、そのまま気を失ってしまうのだった。


その後、暗殺者が乱入したということで試合は無効となり、一刀に対しては助けてもらったこともあって釈放することになった。


桃香「それでは曹操さん、どうもでした」


華琳「フッ、一応礼は言わせてもらうけど私はまだ関羽を諦めたわけではないからね」


じゅるりっ!


愛紗「ひっ!?」


華琳が愛紗を舌なめずりしながら見ることに悪寒を感じる愛紗


一刀「それじゃあ曹操、達者でな」


ぽんっ!


そして一刀は華琳の肩に手を置き


一刀「また縁があったら会おうぜ!」


ダッ!!


桃香「あっ!? 待ってよ一刀さん!?」


ダダッ!!


そのまま華琳の元から走り去り、桃香達も続けて走るのだった。


秋蘭「妙な連中でしたね」


春蘭「関羽め、次に戦う時があれば絶対に勝ってやるからな!」


華琳「まぁ、奴らが生きていればまた会えるでしょ。それより何だか胸が妙な感じが┅」


胸に違和感を感じた華琳が胸を見てみると


華琳「!?」


何と!? いつの間にかブラが抜かれていた。


華琳「さては、あの男の仕業ね」


あの男とは一刀のことであり、一刀は華琳の肩に手を置いたと同時にブラを抜き取っていたのだ。


華琳「あいつ、今度会ったらチ〇コを粉々に蹴り砕いてやるから覚悟なさいーっ!」


その頃


一刀「俺の首を切ったり、チ〇コを蹴ったんだからこれくらいは当然だよね♪」


華琳から抜き取ったブラを手に喜ぶ一刀であった。


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