一刀、真実を知り吐きまくるとのこと
とある村に立ち寄った桃香達
その村では妖怪・白美太夫が美女を殺し、男を連れ去るという悪事を働いており、妖怪退治のため乗り込まされる一刀であったが白美太夫の美しさによりあっさり骨抜きにされ子作りさせられるも人一倍精力の強かった一刀は常人ならミイラになる程の子作りでも平気であったため生かされることになったのだが
そこで一刀はイケメンという理由で同じく生かされた男達から白美太夫の正体について話を聞くのだった。
イケメン「俺は友と共に連れてこられたんだが俺は見たんだ。あの白美太夫の正体を!」
そしてイケメンは語った。
遡ること数週間前
白美太夫「お前はいい男だから生かしておいてやる。宝物庫に入れておきな」
美女「わかりました白美太夫様」
イケメン「えっ!?」
この男は初めて生かされた男であった。
しかし
白美太夫「さて、次の男を搾り取る前に一旦戻るかねぇ」
そしてイケメンは見てしまったのだ。
白美太夫の本当の姿を!?
イケメン「というのが俺が見た通りだ。いいか、白美太夫の正体は┅」
イケメンは一刀に話そうとするが
一刀「ほーじほじ♪」
当の本人である一刀は大きな耳栓を耳につけながら鼻糞をほじって聞く耳を持っていなかった。
ずこぉっ!!
イケメン「あんた! 今まで俺の話を聞いていなかったのか!」
イケメンは一刀に注意するが
一刀「悪いけど俺には嫌いなものがあってね┅」
そして一刀は言った。
一刀「俺はイケメンとババアは大嫌いだ! あの超乳美女の正体なんてどうでもいい! それより俺はもっと極楽を味わいたいんだ!」
性欲が強すぎる一刀であった。
イケメン「いいから話を聞け! いいか、白美太夫は┅」
イケメンはそれでも白美太夫の正体について話そうとするが
一刀「そこのお姉さん、こいつら白美太夫様の正体について知ってるようです!」
イケメン「なっ!?」
何と!? 一刀は見張りに密告してしまった。
見張り「何だって!? 白美太夫様の正体を知られたからには生かしておかない! こいつらを白美太夫様のところへ連れていくよ!」
イケメン「テメェ、俺達を裏切ったな!」
一刀「ふんっ! 自分だけ白美太夫様と子作りしたいからって俺を嵌めようとするからだ」
イケメン嫌いな一刀であった。
見張り「お前は白美太夫様の正体について知っているのか?」
見張りは一刀に聞くが
一刀「アイドンノー! この話を最初から読めば俺は話を聞いていないことがわかるでしょ」
見張り「確かにそうだな」
見張りはメタ発言を納得すると
見張り「とにかく、この男達を連れていこう」
イケメン「裏切者ーっ! 覚えてろよ!」
一刀「もう忘れちゃったもんね♪」
まるでね〇み男のような主人公の一刀であった。
かくしてイケメン達は一刀の密告によって宝物庫から出され白美太夫の元へ連れていかれたのだった。
一刀「あっ、しまった!? 俺も捕まってれば白美太夫様の相手をしてもらえるかもしれない! よぅし、そうとわかれば」
一刀は懐から針金を出すと
一刀「こんな鍵、ちょちょいのちょいってな」
ガチャンッ!
針金を使って鍵を開け
一刀「さぁ、待っていてくださいよ白美太夫様♪」
まんまと宝物庫から出てしまったのだった。
一方その頃
愛紗「くっ!? 妖怪の住み処は何処だ?」
桃香達は妖怪の住み処の近くにいたのだが、詳しい場所は男にしか見えないためわからずじまいであった。
桃香「早く妖怪の住み処を見つけないと一刀さんも妖怪に襲われちゃうよ!?」
その一刀が人を嵌めたことを桃香達は知らない
するとその時
ヒューッ┅
ドサッ!!
愛紗「んっ?」
何かが落ちてきたような音が聞こえると
イケメン「あ┅あぁ┅!?」
そこには干からびた元イケメン達がいた。
鈴々「このミイラ、空から落ちてきたのだ!?」
朱里「ということはこの上に妖怪の住み処があるかもしれませんね」
愛紗「よし、この辺りをくまなく探すぞ!」
一方その頃
一刀「白美太夫様、何処ですか?」
宝物庫から出た一刀が城内を探っていると
「うわあぁーーっ!?」
一刀「んっ? 何だ今の声は?」
突然部屋から叫び声が聞こえ、こっそり覗いてみると
イケメン「がくんっ!」
白美太夫「うむ、精気はうまかったぞ。こいつも捨ててしまえ」
美女「承知しました白美太夫様」
そこは一刀に嵌められたイケメンが白美太夫に精気を吸われていた。
白美太夫「さて、妾は汗をかいたので着替えるとするか」
と言って白美太夫は襖の先へ向かっていった。
一刀「(白美太夫様がお着替えだと!? こりゃ是非ともあの超乳を見なければ!)」
着替えをすると聞くや、早速覗きを企む一刀
一刀「(うほほっ♪)」
そして襖の隙間からこっそり覗き込むと
しゅるりっ!
白美太夫「さてと」
そこには後ろ姿であるが白美太夫が全裸になっており
一刀「(こっち向けーっ!)」
次の瞬間!
シュウウゥッ┅!!
一刀「(へっ?)」
白美太夫の体から気が出ると
くるりっ!
白美太夫は振り向いたのだが
白美太夫「あぁ、やっぱり時々この姿に戻るのはいいものだねぇ」
バァンッ!!
そこにはよぼよぼのしわしわ婆さんとなった白美太夫がいた。
これが白美太夫の真の姿であり、男から精気を吸い取ることで超乳美女へ変わることができるのだ。
そしてまともに白美太夫の真の姿を見てしまった一刀は
一刀「ぎゃあぁーーっ!?」
たまらず絶叫してしまった。
白美太夫「! そこにおるのは誰じゃ!」
びしゃっ!
叫び声に気付いた白美太夫が襖を開けると
一刀「おえぇ~っ!?」
そこには盛大に吐きまくっている一刀がいた。
白美太夫「お前、妾の正体を見たね! 顔はイマイチだが精力が強いから生かしておいたが妾の正体を見た以上、生かしちゃおけないよ! お前の精気も吸い尽くしてくれる!」
一刀に迫る白美太夫であったが
一刀「生かしちゃおけないだと、それはこっちの台詞だこのクソババア!!」
ジャキンッ!!
ババアの相手をさせられた怒りからか一刀は悟空の姿に変化した。
白美太夫「お前、妖怪だったのか! 通りで精力が強いはずだね」
悟空「うっせぇ! このクソババア! 男の純情をもてあそびやがって、俺はイケメンとババアが大嫌いなんだよ!」
そして怒りに燃える悟空と白美太夫の戦いが始まったわけなのだが
その頃
雛里「最後に落ちてきたこの人があの辺りから落ちてきましたから妖怪の住み処はこの辺りのはずなんですけど」
桃香「何にもないね」
桃香達が辺りを探っていたその時!
ドカァッ!
愛紗「何だ!」
突然何かの音が聞こえると
白美太夫「ひいぃーっ!?」
悟空「おらぁーっ!!」
ドッシィーーンッ!!
空から白美太夫と悟空が落ちてきた。
愛紗「悟空、今まで何処に?」
愛紗は悟空に今まで何処にいたのかを聞くが
悟空「後にしてくれ! 俺はこのクソババアをブッ殺してやる!」
悟空は話を聞かず、白美太夫をボコボコにしていた。
白美太夫「と┅年寄りは大切にしなければならないんじゃぞ!?」
悟空「うっせぇんだよ! このクソババアが!!」
ドカァッ!!
白美太夫「がはぁっ!?」
そして悟空が白美太夫にとどめの一撃を繰り出したその時!
ボンッ!
白美太夫は本来の姿である年老いたハクビシンに姿が戻ると同時に
シュウウゥッ┅!!
今まで吸い取っていた精力が男達に戻され
パァッ!
イケメン「助かった!?」
男「やった!」
男達は若さを取り戻したのだった。
どうやら白美太夫が妖力を失った影響により元に戻ったらしく、白美太夫の元にいた美女達も妖力が消えた影響で元の姿であるハクビシンへと戻り、城も大きな山へと変わってしまった。
こうして村を救った桃香達は旅を続けるのだが
愛紗「それでは桃香様、行きましょう」
桃香「そうだね」
ずりずりっ!
桃香達は何かを引きずっていた。
一刀「うぅっ┅!?」
それはボロボロにされた挙げ句、簀巻きにされた一刀であった。
イケメン達から一刀に嵌められたと聞いた愛紗達による制裁を受けたのだった。
一刀「うぅっ!? もう超乳なんてこりごりだーっ!」
と叫ぶ一刀であったが
スッ!
桃香達一行の横を美女が通ると
一刀「そこのお姉さん、スリーサイズ教えて!」
変わらずセクハラをし
愛紗「お前は反省しろ!」
ドカァッ!!☆ミ
一刀「ぎゃんっ!?」
制裁を食らう一刀であった。