劉備、一刀のあれを口にするとのこと!?
戦いには軍師が必要不可欠というわけで水鏡先生をスカウトしに来た桃香達
しかし水鏡先生はとある寺から戻らなくなった人々の様子を見に出掛けていて留守なため桃香達もその寺に向かったのだが
その寺は人の精気を吸い取る妖怪・獏念和尚が住む場所であった。
桃香「ここがその獏念寺かぁ」
鈴々「人がたくさん並んでいるのだ」
水鏡先生がいるという獏念寺にやって来た桃香達は人の多さに驚いていた。
愛紗「何々、『幸福になりたい人は是非入門してください』ふざけた話だ。幸福とは自分で掴み取るものだというのに与えられてどうする」
一刀「そうそう。だから俺も愛紗のおっぱいという幸福を自分で掴み取るわけだ」
むにゅんっ♪
そう言いながら一刀が愛紗のおっぱいを揉んだ直後
ドッカァーンッ!!☆ミ
愛紗「なら私はお前に拳骨を与えねばな」
一刀「す┅すみませんでした!?」
お仕置きとして拳骨を食らってしまう一刀であった。
すると
獏念和尚「おやおや、これは何の騒ぎですかな?」
愛紗達の騒ぎを聞いて住職である獏念和尚がやって来た。
桃香「すいません。私達、人を探してるんです」
諸葛亮「数日前に水鏡という人は来ませんでしたか?」
諸葛亮が水鏡先生について聞いてみると
獏念和尚「はて、そういえば来たような来ていないような」
一刀「どっちなんだよ。はっきりしろよなハゲ和尚」
愛紗「こらっ!」
相手が誰であっても失礼な態度を取る一刀
獏念和尚「思い出しました。その方でしたら我が寺に入門しましたよ」
諸葛亮「本当ですか!?」
水鏡先生の居場所について知ることができたのだが
鳳統「なら水鏡先生に会わせてくださいでしゅ!」
水鏡先生に会わせてくれるよう言うが
獏念和尚「残念ですが我が寺には入門者以外入ることはできません」
鳳統「そんな!?」
獏念和尚「あなた達も寺に入るのなら入門してからにしてください」
一刀「ちぇっ、ケチ坊主」
愛紗「こらっ!」
すると
獏念和尚「ですがそちらも困っているようですし、仮入門としてなら出入りを許可しましょう」
桃香「本当ですか!」
一刀「よせって、こういうのって実は入門料がかなり高いとか入門したら仮だろうが出られないとかじゃねぇの」
現代でもよくある詐欺の話をする一刀であったが
獏念和尚「とんでもない。我が寺はそういったことはしません。入門料はもちろん無料、なおかつ入門者の願いを叶えるのが我が寺の理念でございます」
理念┅計画等の根本的な考え
獏念和尚がそう言うと
一刀「おい、本当に願いが叶うんだろうな?」
獏念和尚「もちろんですとも」
一刀「ほほぅ」
桃香「?」
獏念和尚から言質を取った一刀は和尚を連れてこっそり桃香達から離れると
一刀「じゃあ、裸の爆乳美女達に囲まれるのも叶うんだよな」
獏念和尚「も┅もちろんですとも」
すると一刀は
一刀「入門します!」
戻って早々入門を決意した。
だが付き合いがある桃香達は
桃香・愛紗・鈴々「「「(絶対に下心がある)」」」
と察していた。
それはともかく
獏念和尚「さぁさぁ、お入りください」
桃香「失礼します」
寺の中に入れた桃香達であったが
鈴々「何もないのだ」
愛紗「人の気配すらないぞ」
諸葛亮「あのぅ、水鏡先生はどちらに?」
寺の中には何もなく、人すらいないことを怪しんだ皆が獏念和尚に聞くと
獏念和尚「これから始まるのですよ」
はあぁ~っ!
獏念和尚の口から出たピンク色の煙を食らった瞬間
桃香「むにゃあ┅」
鳳統「眠いです┅」
ばたたんっ!
皆は眠ってしまい
桃香「わぁい、これだけ食べても太らないなんて天国だぁ~♪」
鈴々「食べ放題なのだ~♪」
愛紗「あ┅兄者┅」
諸葛亮「はわわ!? 胸が大きくなりました!?」
鳳統「あわわ!? かなりの爆乳でしゅ!?」
皆はそれぞれ寝言を言うくらい楽しい夢を見ていた。
獏念和尚「フフフッ、儂のガスを食らえば楽しい夢を見ることができる。その代わり、お前達から精気を吸い取らせてもらうがな」
ズズッ┅
獏念和尚の頭が人間から獏(伝説の生物)へと変わり
獏念和尚「ではいただきます┅」
獏念和尚が桃香達から精気を吸い取ろうとしたその時
一刀「なぁなぁ、俺だけ寝てないんだけど」
バァンッ!!
後ろから一刀に声をかけられた。
獏念和尚「馬鹿な!? 儂のガスを食らって眠らないだなんて!? お前は一体!?」
一刀が眠らないことに獏念和尚が一番驚くと
一刀「あっ、そうか!」
何かを閃いた一刀は
ポイっ!
ポポイっ!
上着、シャツ、ズボン、靴、パンツを脱ぎ捨て全裸になると
一刀「俺ってば裸じゃないと寝られない体質なんだよねぇ」
全裸で横になった。
獏念和尚「裸じゃないと寝られないだなんて、そんな女なら嬉しいが男にとって無駄な体質なわけが┅」
思わず突っ込む獏念和尚であったが
一刀「ぐかぁーっ!!」
ずこぉっ!!
一刀はすぐに寝てしまい、ずっこけてしまう獏念和尚であった。
獏念和尚「まぁいい、儂の姿を見ても逃げるどころか罠に嵌まるとは馬鹿な奴め、このままこいつら全員の精気を吸い取って┅」
と、獏念和尚が行動しようとしたその時
桃香「う~ん」
寝ぼけた桃香が寝ている一刀に近づき
桃香「こんなところにバナナが♪」
ぱくんっ!
一刀の胯間にあるチ〇コを口に入れた瞬間
一刀「むにゃむにゃ┅」
じょぼぼーっ!
一刀が寝小便をしてしまい
桃香「!? ぺっ! 何でバナナから汁が出るの!?」
目を覚ました桃香が口からチ〇コを出し、目にしたものは┅
バァンッ!!
一刀のチ〇コであり、手にはチ〇コが握られていた。
桃香「きゃ┅きゃあぁーーっ!!」
男のチ〇コを間近で見てしまった桃香の悲鳴により
愛紗「どうされましたか!?」
鈴々「にゃにゃっ!?」
諸葛亮「はわわ!?」
鳳統「あわわ!?」
一刀「何だよ。うるせぇな!?」
皆が飛び起きてしまった。
獏念和尚「ゲゲッ!?」
鈴々「あっ、妖怪なのだ!」
一刀「やはり妖怪の仕業だったのか、俺が退治してやらぁ!!」
妖怪を前にして強がる一刀であったが
愛紗「その前に、お前は服を着ろ!」
一刀「おっと、忘れてたぜ」
愛紗に指摘され全裸だということを思い出した一刀であった。
獏念和尚「フッ、少々計算違いが起きたようだが、たかが人間ごときに負ける儂ではない!」
対するは相手が人間なため強がる獏念和尚であったが
ジャキンッ!!
悟空「相手が同じ妖怪ならどうかな」
獏念和尚「えっ!?」
悟空「くたばりやがれ妖怪がぁ!」
獏念和尚「ぎゃあーっ!?」
ドッカァーンッ!!☆ミ
相手を眠らせなければ勝てない獏念和尚は悟空に勝つほどの戦闘力はなく、簡単に倒されてしまうのだった。
その後、獏念和尚は降参し、精気を吸い取られてしまった人々も助かったのだが
諸葛亮「おかしいです。水鏡先生がいません!?」
悟空「おい、この象モドキ! 水鏡先生は何処へやった! まさか食いやがったんじゃねぇだろうな!」
水鏡先生の姿が見えず、獏念和尚を問い詰めると
獏念和尚「じ┅実はそんな人物なんてここに来てないんだよ!?」
悟空「嘘つくんじゃねぇ!」
獏念和尚「本当だ!? お前達を誘い込むためにここに来たって嘘をついたんだよ!?」
では水鏡先生は何処へ!?
一行が頭を悩ませていると
?「おや、朱里と雛里ではないですか」
諸葛亮「えっ!?」
鳳統「今の声は!?」
突然聞こえた声と朱里、雛里という名に諸葛亮と鳳統が反応した。
朱里と雛里。それは諸葛亮(朱里)と鳳統(雛里)の真名である。
それを知っていて聞き覚えのある声の主といえば┅
バァンッ!!
朱里「水鏡先生!?」
雛里「ご無事だったんですね!」
水鏡「あらあら」
突然現れた水鏡先生に二人は抱きつき
悟空「水鏡先生~」
どさくさ紛れに悟空も抱きつこうとするが
ドッカァーンッ!!☆ミ
桃香「あなたはダメです!」
一刀「は┅はぁい!?」
悟空は桃香にお仕置きとして拳骨を食らってしまい、変身まで解けてしまった。
愛紗「しかし、我々より先に向かったはずの水鏡先生が何故ここにいるのだ? しかも遅れてきたかのように」
その理由については
朱里「そういえば忘れていましたけど水鏡先生は物凄い方向音痴で近くの場所でも着くのに三日以上かかるんでした」
だぁーーっ!?
人騒がせな先生である。
一刀「美人だけどこんな人をスカウトして大丈夫か?」
桃香「私的にも心配になってきたなぁ」
水鏡「何の話ですか?」
二人がしている話を水鏡先生が気になると
桃香「実はですね┅」
桃香は事情を説明した。
すると
水鏡「成程。それでしたら私よりもこの朱里と雛里を連れていってください」
桃香「えっ!?」
朱里「水鏡先生!?」
水鏡「朱里、雛里、あなた達はこの大陸についてよく知るべきです。そのためにはこの人達に着いていった方がいいでしょう」
水鏡先生からの話を聞き
雛里「先生、今までありがとうございました」
朱里「身体に気をつけてください」
二人は桃香達に着いていくことにした。
桃香「ようし、それじゃあみんなで出発だぁーっ!」
鈴々「おうなのだぁーっ!」
愛紗「はいっ!」
朱里「よろしくお願いします」
雛里「頑張ります!」
桃香達の一行に新しく朱里と雛里が加わり、一行は旅を続けることになった。
だが
水鏡「ところで、あなたは行かなくていいのですか?」
一刀「いえいえ、美人なあなたを残しておくわけにはいきません。俺が残ってあなたのお世話を┅」
ちゃっかり一刀が残ろうとしたため
ドッカァーンッ!!☆ミ
愛紗「お前は我々と来るのだ!」
一刀「あ~ん!? 水鏡先生~!?」
一刀は愛紗に殴られ、引きずられるのだった。