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決意と異世界把握

「…フフっ、もういいよ。分かった。ねぇ、アルシュ。次からはちゃんと私の気持ちを先に聞いて欲しい。アルシュのこと、好きになりたいし、好きでいたいからさ」


アルシュに悪気はない、それが分かったから許そうと思った。でも、次はない。もう誰かに使われるだけの人生はごめんだ。


私は、私のやりたいことをやりたい。もう他人に振り回されてたまるもんか!


私はそう決意を固めて、アルシュと向き合う。それでもアルシュは私と居てくれるかな?


「ねぇ、アルシュ。この世界のことを教えてよ。じゃないとどうしていいか分からないからさ」


「もちろん!この世界は3つの国から出来てるの。トゥールラス王国・フェールビオン皇国・ハムトゥエラス共和国!今、リウとワタシがいるのはそのどれでもないよ」


私の問いに、アルシュは意気揚々と答えてくれる。3つの国ね…なるほど。で、どれでもない!?

どういうこと…?!


「あ、アルシュ?どれでもないって…」


「あのね、えっと。3つの国の真ん中に大きな大きな海があって、そこの真ん中に島があるの!その島は人間たちは知らないんだ。エルフの隠れ島なんだよ!そこにいるんだよー」


アルシュは自慢げにそう言うと、この世界の地図を地面に光の粒子を使って描いてくれた。


ドーナツ状の大陸でドーナツの空洞部分に島がある。ドーナツ状の大陸の空洞の真下部分だけ切り取られたようになくなった、まるで視力検査の下に切れ目がある形をしている。

大きな海と言ってるけど、どのくらいの大きさなんだろう?

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