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ブレイク・マイ・ハート  作者: 時雨 茉莉花
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俺とロリ教師とHR

Characters

涼風(すずかぜ) (りょう)

・佐々(ささき) 洋平(ようへい)

(ひいらぎ) 秋香(しゅうか)



 教室、時刻は八時二十分。

 先生が来るまでまだ少し時間がある、洋平が話しかけてきた。


「なあ、あそこにいるのが椛崎さんであっちにいるのが天屯さんだよな、ああまるで天国ようだ!」

「そのまま天国にいかない様にしろよー」

「なんだ、あんまり興味無いみたいだな、もしかしてお前....」

「な、何だよ....」


 少し黙って数秒後....。


「お前....ロリコンだったのか?」

「んなわけ、ねぇーだろーがぁぁぁぁぁ!」

「はは、すまねぇすまねぇ」


 こいつはどこまでバカなのだろうか、根はいい奴何だがな....。


「おい綾、先生来たぞ前向け、前」


 ガラッ

 教室の前の扉が開いた。

 ....扉は開いたが先生の姿が見えない。

 扉の下の方を見ると小さい人影が見えた、少しずつ人影が動き段々とその小さな様子が現れる。

 と、いうことは....このクラスの担任は、合法ロリこと....柊 秋香先生で間違いないだろう。

 俺の予想はピッタリ当たった。

 先生は教卓の上に座り喋り出した。


「え、えっとぉこのクラスの担任になりましたぁ、ひ、柊 秋香ですぅ」


 一言で言えば可愛いの一言である、あの可愛らしい生き物はこの世に居ていいものなのだろうか?

 クラスの男子がざわめいている。

 それを止めようと先生がぴょんぴょん飛び跳ねている。


「あ、あのぉ、し、静かにして下さいなのですぅ!」


 静かにならない男子を見て先生があたふたしている。

 すると、突然洋平が立ち上がり....。


「おい、お前らー先生が困ってんぞー!」


 洋平がそういうと、クラス内は静かになった。


「あ、ありがとうございますぅ、え、えっとぉ佐々木君ですかぁ」

「いえいえ、これも愛する先生の為ですよ」

「えっ!ああぅ」


 先生は顔を赤くしてうずくまってしまった。

 こら、洋平お前が困らしてどうするんだ。

 そういえばさっきからこちらをちらちらと二人ほどこっちを見ている気がするのだが、気のせいだろうか。


 ホームルームはあと十五分、さて席替えのくじ引きだ。





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