表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼なじみは、僕の母親!?  作者: じんべい
1/10

二人の子供

    序章


「やっと見つけた……母さん………」



薄暗い闇の中を飛び回っていた小さな光は、そうつぶやくと、無数にある扉の一つに飛び込んで行った。



それから10ヶ月後、神成家に可愛い女の子が誕生していた。


「オギャ~!オギャ~!!」


「神成さん、元気な女の子ですよ。」


母親の腕の中に渡された女の子は、丸々として、とても元気で可愛い女の子だった。


「よろしくね、憂稀」


母親の目から、一粒の涙がこぼれ落ちた。



それから一週間後、神成家の隣に住む、上地家にも待望の男の子が生まれようとしていた。



慌ただしくなる分娩室、看護師が何人も出入りしている。


「いかん!臍の緒が首に巻き付いている。このままだと窒息死するぞ!帝王切開だ。」


医師の叫び声とも取れる声が部屋に響く


しばらくして…


「オ、オギャ…、オギャ…ギャ…」


か細い声で泣きながらもながらも、必死で生きようとする、男の子が生まれた。



そして、その男の子は「友生」と名付けられた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ