表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/57

ガールズクロスライン 第16話(夜) 本屋と螺旋の塔

夜の街を見下ろす丘に、天へと伸びる巨大な螺旋の塔がそびえていた。無数の窓が光を放ち、まるで星座を地上に描き出したかのよう。少女は赤いコートの裾を揺らしながら、きらめく塔を見上げて言う。

「この上には、まだ見たことのない物語が眠っているんだよ」

その声は夜風に溶け、無数の光と重なり合う。街の灯りと天の川が一つになるように、塔は果てしなく上空へ続いていた。僕はその光景に言葉を失いながらも、彼女の横顔を見て確信する。この旅はまだ始まったばかりだ、と。


挿絵(By みてみん)

第16話は「本屋と螺旋の塔」。

ページを開く日常と、果てへ続く幻想。どちらも物語に繋がる入り口でした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
エルさん、こんばんは。 第16話朝・夜の回拝読しました。 私は電子図書より、本屋さんに足を運んで、表紙や帯、パラ見でお迎えする本を決めてるのです。 直感は大事なもので、選んだ本にあまり外れはないので、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ