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ガールズクロスライン第2話(朝) 夏色ジャンプ

朝と夜

二つの時間を行き来する物語「ガールズクロスライン」第2話です。

今回は真夏の休日、街角から始まります。


 午前十時。アスファルトの上に陽が跳ね返って、真夏の光があたりを包んでいた。

 駅前の小さなレコード店の前で、彼女が振り向く。肩までの髪が風にそよぎ、笑顔に光の粒が散った。


「今日こそ行くよ。前から話してた場所!」


 僕は頷きながら、その笑顔を目に焼きつける。

 真っ白なTシャツが透けるほど眩しい日差し。街のざわめき。

 いつもの休日のはずなのに、今日は少し違う予感がしていた。

 小さなリュックを背負った彼女の後ろ姿が、夏の色に溶けていく。

挿絵(By みてみん)

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