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ガールズクロスライン 第12話(朝)グラウンドと星の港町

朝と夜

二つの時間を行き来する物語「ガールズクロスライン」第12話。

第一部の締めくくりとなる今回は、グラウンドで駆ける朝と、星の港町に広がる夜を描きます。


 夏の陽射しがグラウンドに降り注ぎ、砂の色をまぶしく照らしていた。

 彼女は全力で駆け、僕の前に立ち止まると、腕を空へと突き上げた。


「見てて! いっくよー! わたし、今日がいちばん速いから!」


 笑顔はいつものごとく眩しく、風を切る声がグラウンド全体に響き渡る。

「ねえ、気づいた? 朝って、スタートラインみたいなんだよ」


 彼女の指差す先に、陽光がきらめいている。

 その姿を見ていると、確かにこの瞬間から何だって始められる気がした。


挿絵(By みてみん)

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