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ガールズクロスライン 第9話(朝) 水都と街角

朝と夜

二つの時間を行き来する物語「ガールズクロスライン」第9話。

今回は、街角での小さな宣言と、水の都での静かな願いを描きます。


 いつもの通学路の細い路地に朝日が射しこみ、木漏れ日がまだ眠そうな街を染めている。

 制服姿の彼女は大きく背伸びをして、元気いっぱいに笑った。


「んーっ! きもちよい朝だね! 見てて? 今日のわたし、ちょっと最強っぽくない?」


 弾む声が朝の空気を揺らす。

「昨日の夜に願ったことって、朝になると叶えられる気がするんだ」


 彼女の仕草に誘われて、僕も小さく深呼吸をした。

 新しい一日の始まりを告げるように、路地は光で満たされていった。



挿絵(By みてみん)

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