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赤い月

作者: ゆう

赤い月が東の空から覗いていた

血のように赤い月は人々に不気味という感覚を覚えさせる

これは、人の気配のない廃屋で風の音を聞いた時と同じ感覚

昨日の満月が喜びなら今日は哀しさだ。

月は雲の中に消えて行った。

あたりは暗くなり今まで影を潜めていた星々が自分を主張し始める。

私を見て!

私の輝きはここにある!



赤いスポットライトは徐々に明るくなり少しずつ姿を表した月。

かわいそうな星。あなたの輝きはたしかに美しい。小ぶりで、白くて、婚約指輪のダイヤモンドのように美しい。

でも、月には敵わない。


誰かにとっての月になりたかった。

誰よりも輝き雲すらも突き抜ける光に、

私はなりたかった。

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