自分の処女作がジャンル別ランキング入りした経緯と分析
こんにちは。なろうに投稿するのはこれで2作目となります、シキラです。
タイトル通り、なろうに投稿した処女作がジャンル別ランキング入りした時の経緯と、自分なりの分析をつらつら書いていきます。調子に乗っているのは否定しませんが、一応主張したいこともあります。
拙い文章ではございますが、お読み頂き、何かを考えるきっかけとなって貰えれば幸いです。
さて、私は数日前「虐げたメイドの末路」という短編を投稿しました。まだ見ていない方はネタバレが含まれますので、読んで頂いてからの方がいいかもしれません。今後読む気が無くともガッツリその内容に触れているので、読んでいないとわからない箇所があると思います。
実は、元々は私が実際に見た夢に妄想を重ねてあの物語が生まれました。
しかも、それだって元はとある脱出ゲームの追加コンテンツである「追憶編」をプレイした後に見た夢です。ゲームを知っている方は、兄妹のモデルとなったキャラクターに検討がつくと思います。
その夢の中で、私はメイドとしてお屋敷で働いていました。何かヘマをするとカンタービレがどこからか飛んできて横の壁に突き刺さるようなブラック屋敷でした。とても物騒。
そこで命を狙われていたのが、件の兄妹です。私はなんか可哀想になって、その2人のことを棚に隠したり、サンドイッチを食べさせたりしてました。それと同時に、夜な夜な荷造りをして、自分だけ逃げる準備も整えていました。ええ、自分だけです。
そこで目が覚めて、「面白い夢だったな〜」と思いました。夢について思い出しているうちに、他に2人に何かしたか、とか、あの後どうなったんだろう、とか、そういう事を想像するようになりました。
そうして出来た物語を、今度は誰かに聞いてもらいたくなりました。でも、私にそんな人はいない。それに折角なら忘れないうちにきちんと文章にしたい。
そういう訳で、私はずっと読み専で面倒臭くて取っていなかったなろうのアカウントを登録しました。何年も面倒臭がっていた癖に、そう時間もかからずに登録は完了しました。
書くときに、夢から出た幻覚を普通に文章にするのはなぁ、と思いました。その時、起きてから数時間は経っているのに、まだふわふわした気分でいました。それで出来たのが、あの文章です。
固有名詞はない
読点、句読点はない
終始主人公しか喋らない
なんかふわふわしてる
はい。反省してます。後悔はしてません。でもあれはあれでいい感じなんじゃないかなーと思います。嘘です反省もしてませんでした。
で、書き終えて投稿して、少し時間が出来たら読み直して、誤字脱字をこっそり直してました。結構気をつけて最終チェックもしたのにどうして無くならないんでしょうねぇ!?
それから、またかなり時間が出来て、どうなったかなーとホームから小説情報を見てみました。おっポイント入ってんじゃーん!しかも結構入ってる!こりゃジャンル別ならランキング入ってんじゃね?い…いちい…?
告白します。私は何にも知りません。短編ヒューマンドラマの平均ポイント数やランキング入りの目安を知りません。とりあえず投稿すれば見る人はいるだろ、ガハハ!くらいの知識しかありません。
そんな私が、混乱の中必死に考察して捻り出したのが、今回ランキング入りした3つの理由です。
1つ 短編であったこと
やはり短編は「物語がその中で終わっている」事が保証されている事や、気軽に読んで読み切れることが理由で、興味を持ってもらいやすいのだと思います。
2つ ヒューマンドラマであったこと
いくら短編でも、恋愛やファンタジーは超人気ジャンルです。少なくとも私はそう思います。そうすると、当然作品数も多く、中々見つけて貰い辛いのだと思います。
3つ 文字数が少なかったこと
短編だが文字数が多く、更に説明のために文字がぎっしり詰まってる。そんな作品を見たことはないでしょうか。
別に、詳細な説明や多い文字数を批判する気はありません。ただ、見せ方を工夫して貰えると、目が滑らなくていいなーとは前々から思ってました。
さて、ここまで書いてまで私が言いたいことはこれです。
読み専でも創作者でもいい、短編を書いて欲しい。ヒューマンドラマなら尚良し。気負わずに、なんか書いて欲しい。
ふざけてはいません。勿論、長編小説も休日に読んだりするのはとても楽しい。でも、ちょっと隙間時間が出来たときに短編を読むのが好きなんです。
そして、気負わず書いて欲しい。今回、夢から出た幻覚が(恐らく)色々な方に読まれたのなら、瓢箪から出た駒でも授業中ノートの隅っこに書いたものでも、小説になったっていいじゃないか、と思うのです。
そして、自分の作品達がランキングを動かしてくれた嬉しさを知って欲しいし、私もその作品を読みたい、と主張して、終わりとさせて頂きます。
あくまでも私の読書傾向に基づく意見です(開き直り)