楓と涼 / 涼と楓
「なぁ、楓ってほんとに男なんだよな?」
「…」
清水くんを呼びに水野くんたちが確保していた席に向かう途中、突然耳元で囁かれた言葉に僕は全身が硬直した。
水野くんは男の子の僕もそこまで知らない、最初は女の子と勘違いしていたくらいだった。
…ほんとのこと伝えても嘘つきって思われちゃうかな…。
こちらに気づいた清水くんが手を振っている。
「本当に男なら悪いことを言ってるのはわかってる、でもやっぱり今の楓見てるとやっぱり男の子に見えないんだよな」
きっとこのままここで黙っていたら水野くんは諦めてくれるかもしれない…けど…
「水野くん、清水くんを空さんの所に連れていったら少し付き合ってくれる? 受け取りは清水くんにお願いして」
「わかった」
初めて聞く水野くんの低い声、低いトーン、きっと怒ってる。
僕が嘘をついたことを怒ってる。
やっぱり女の子に変わっちゃった時にすぐに一言連絡入れるべきだったよね…でも水野くんとは僕と知り合ってまだ間もなかったし突然言われて困っちゃうかもって…ううん、そんなの言い訳なのはわかってる…。
「大樹、みんなで食べることになったから席移動しよう」
「おー、涼どした? それに隣のえーと、?」
「夢川楓です」
「楓ちゃんなー、二人とも何があったん?」
清水くんは軽い口ぶりで心配してくれる。
空気がこれ以上重くならないように気を使ってくれてるのかもしれない。
「い、いいえ、なんでもないんです。あそこで手を振ってる空さんの所に行ってもらえますか?」
「お、おう…ほんとに大丈夫か?」
「大丈夫だ、大樹は早く向こう行ってくれ」
「へいへい、その暗い空気持ってくんなよー?」
「あ、あと悪い、俺と楓の分受け取っておいてくれ」
「えー、仕方ないなー」
「お願いします…」
一瞬嫌そうな顔をした清水くんは何かを察してくれたのか僕と水野くん二人分の呼び出しの機械を受け取ってくれて、ラーメンが乗ったトレーを持って手を振る空さんの方へ歩いていった。
清水くんが離れたのを確認して僕は水野くんの手を掴んで引っ張っていく。
「水野くん、ちょっとこっち」
「お、おい」
それ以上は言わずに人気の少ないテナントとテナントの間の通路に入る。
水野くんの表情が硬い。
「あのね、さっきの質問の答えなんだけど…」
「おう、楓は本当に男なんだよな?」
最初から言ってたらこんなに言うことが怖いことは無かったのかもしれない、けど今更そんな後悔をしたところでなんの意味もないのはわかってる。
嫌われて当然なのに目の前の水野くんに嫌われたくないって思ってしまう自分がいる。
だからこそ今言わなきゃ…。
「ごめんなさい、僕は女の子です」
向き合って頭を下げる僕…一瞬、驚いたようなやっぱりというような顔を浮かべた水野くん。
僕は罪悪感に心が痛くなるのを感じた。
「そっか、まああの時はナンパから助けた形とはいえ初対面の男の俺にそう言う嘘をつくのはわかる」
「それは違うの! 間違いなくあの時はちゃんと男の子だったの…」
「は? それってどういう…」
多分信じてくれない、理解しても貰えなかったら仕方ない…話さなきゃ、ちゃんと。
「僕は3日前まで確かに男の子だったの。だけど朝起きたら女の子に変わっちゃって…水野くんにもちゃんと言わなきゃダメだってわかってたんだけど…ごめんなさい」
「…そっか…」
あぁ…心が苦しい、せっかく友達になってくれた人から嫌われるって悲しいな…。
そう思えばそう思うほどいつもの泣き癖が出てきたのか視界が少しずつぼやけてくる。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「お、おい、別に俺は謝ってほしいわけじゃない。なんというか、びっくりはしたしちょっと信じられないけど今の夢川さんの顔見たらホントのことなんだろうなって思うよ」
泣き出した僕を宥めるように僕の肩に手を置いた水野くん、もう片方の手は自分の後頭部ををかいている。
一瞬頭におこうとした手を方に移動させたのはやっぱり僕なんか撫でたくもないのかな…。
前に助けてもらった時は助けられた形のままとはいえ泣き止むまで抱きしめられていたのに。
「それにそういうことなら他人の俺がグチグチ言うもんでもないっしょ。さっきはちょっと疑うような言い方して悪かった。怯えてたよな…俺、あの時の不良たちと何も変わらねえな…」
「そ、そんなことないよ! あの時不良から助けてくれたのは水野くんだし水野くんは僕の今の状況を理解しようとしてくれてる…あの人たちとは違うよ、水野くんは」
涙で視界がはっきりしないけれど言葉ならしっかり答えることが出来る。
僕が悪く言われるのは仕方ないしむしろいくらでも怒ってくれて構わない、けれど水野くんが自分を責めるのは間違ってる…それだけは違う。
「そっか、じゃあ今回のことはお互い様ってことにしとくか。夢川さんは俺にすぐ教えてくれなかった、俺も最初から疑うような目を向けて怖がらせちゃった…あれ、俺の方が最低じゃね?」
「水野くんは何も悪なくないよ!」
「いやでも、俺が自分を許せないからさ」
「でも…うん、じゃあそういうことにさせてもらうね…ありがとう水野くん」
「おう、それから大樹には悪いことしちゃったからちゃんと謝ろうな」
そうだよね、さっきは僕も水野くんもすごく怖い顔してたかもしれないもんね…ちゃんと謝らなきゃ!
「そうだね…あ、でもちょっと待って…涙拭かないと」
「おう、急がなくていいからな、このままじゃ女の子泣かせた最低野郎になっちまう」
「あはは、確かに言えてるかも…じゃあこのまま戻っちゃう?」
「やめろっ、涙拭いてくれ!」
焦る水野くんがおかしくて僕はくすくす笑ってしまった。
釣られるように水野くんも笑うもんだから涙なんて気がついたら止まっていた。
溜まった涙をハンカチで軽く拭う間、水野くんは隣の見えるテナントの方や壁などをキョロキョロと眺めている、でもこっちは絶対見ない…どうしたのかな…?
そういえば水野くん…さっきまでは楓って呼んでたのに急に夢川さんに変わっちゃって…やっぱり怒ってるのかな…。
あ、ちなみにハンカチ使ってるのはお母さんにやって貰った…やられた化粧が落ちないようにだよ!
「水野くん水野くん」
呼んでみれば意外にも直ぐにこちらを向いてくれた。
「うん? どうした、夢川さん」
「それだよ! なんで急に名字? さっきまでは楓って呼んでたのに…やっぱり怒ってる?」
「あ、あぁ、違うんだ。怒ってないんだけど…な」
水野くんはまたちょっと顔をを横に向けて頭をかく。
あれ、ちょっと赤くなってる? もしかして熱とかあるんじゃ…!
僕は迷わず背伸びして水野くんのおでこに自分おでこを当てる。
「水野くん、ちょっと顔赤いよ? ちょっと失礼するね…」
「んなっ、ちょっ、待てっ、熱とかじゃないから! 大丈夫だよ」
水野くんは慌てた様子で僕の肩を掴んで引き剥がした。
そしてばっと後ろを向いた水野くんの後ろから見える耳がまた少し赤くなっている気がした。
「ほんとに平気…無理してるならちゃんと言ってね…?」
「あ、あぁ…心配してくれてありがとな、夢川さん」
「あ、また夢川さんって言った…やっぱり怒ってる…?」
「だから怒ってないから! ………その…夢川さんが女の子だってわかったらさすがに名前呼びはできないだろ」
怒ってないの後にしばらく間を空けて水野くんが口を開く、僕にギリギリ聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で…。
そっか、女の子相手だと名前呼びは恥ずかしいのかな…あれ…でも…。
もう涙収まったろと言ってフードコートの方に戻ろうとする水野くん。
「でも僕と出会った時最初から名前呼びだったのに…」
「うっ…いや、まあなんだ、あの時はその、あんまり気にならなかったって言うか………あぁ、もう、なんでもねえよ早く戻るぞ!」
「あっ、ちょっと水野くん!」
そう言って僕の腕を掴んだ水野くんは僕を引っ張ってフードコートの方へ戻っていく。
水野くんの言葉は小さくて最後の方まで聞き取れなかったけど、多分悪いことじゃないと思う。
水野くんに引っ張られて席まで戻ってみれば既に四人分の料理が机に並んでいて空さんと清水くんが楽しそうに話していた。
「すまん、遅くなった」
「ごめんなさい、お待たせしました」
「お、二人とも戻ってきたー、どこいってたんだよもー。聞きたいことはあるけど話はあと、俺のラーメン伸びちゃうから!」
「そうね、早く食べちゃいましょ。私のビビンバも冷めちゃう…」
その後は四人で他愛のない会話をしながら食事を楽しんだ。
水野くんとはまた会うPINEで連絡すると約束して今日は一旦お開きにした。
「水野くんと二人で何話してたの?」
「え、ええと、大したことじゃないよ?? 水野くんに僕が女の子になっちゃったこと話してなかったから…」
「そういうことね…なら安心した…水野くんが悪い人には見えなかったけど楓くんが泣かされたんじゃないかってびっくりしたのよ」
「ううん、水野くんはそんな事しないよ! 僕がいつもみたいに泣いちゃっただけで…」
「そういうことならいいの、じゃあ気を取り直して楓に似合う服探すよ!」
そう言って僕の手を取った空さん、これは着せ替え人形にされるやつだ…僕…無事に帰れるかな…。
「お、お手柔らかに…?」
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ー涼sideー
俺は今日、親友の清水大樹と二人で最近公開された小さな探偵の映画を観にショッピングモールに来ていた。
配信でもおすすめされた映画で、公開前から観に行こうと声をかけてくれていた大樹の誘いに乗って映画を見に来たのである。
ポップコーンを食べなかったのもあってお昼時にはしっかりお腹がなり始めたのでフードコートコーナーでぱぱっとお昼を済ませて、服でも見ていこうかと思っていた。
魚好きで定評のある俺は、当然しらす丼を頼むためにフードコート内の店に並んでいた。
「水野くん…?」
俺は聞き覚えのある声にぱっと後ろを振り向く。
そこには可愛らしい服に身を包む女の子の姿があった。
服の名前まではよくわからないけど肩口の空いた黒いトップス、膝上のスカートから除く脚はとても綺麗だった。
薄化粧をした顔はよく見れば、つい最近知り合った夢川楓だった。
「ん? お、楓じゃん。ってその格好…」
この前は女性ものの服は母親に着せられていると言っていたけれどスカートではなくズボンだったし脚も出ていなかった。
当然化粧はしていなかったから男と言われた時はそういうもんだろうと思っていた。
「なぁ、楓ってほんとに男の子なんだよな?」
「本当に男なら悪いことを言ってるのはわかってる、でもやっぱり今の楓見てるとやっぱり男の子に見えないんだよな」
どうしてこんなにトゲのある言い方になってしまったか自分でも分からない。
そんなにきつい言い方をするつもりはなかった。
楓が男でも女でも友達なのは変わらない、多少自分の中で楓への意識は変わるかもしれないけれど例え嘘をつかれていてもそんなことで怒ることはしない。
けれど自分の口から出たのは言葉は一瞬で楓を硬直させて怯えさせた。
もしかしたら聞かれたくなかったことを聞かれたからかもしれない、もしかしたら俺の言い方が怖かったのかもしれない。
「おう、それで楓は男の子なんだよな?」
なんでこんなに追求したのか分からない、正直男でも女でも楓は楓。
それが俺と楓の関係を大きく変えることはない、ましてやこれで絶交なんてことはありえない。
なのになんで俺はこんなに気になった、人気の少ないとこについて行った。
楓を傷つけるようなことをなんで聞いた、どうして怖がる楓に従った、なぜすぐに怯えさせたことを謝ってついて行くのをやめなかった。
なんでだ…なんで俺はこんなにも楓が女の子かもしれないと気になったんだ。
「ごめんなさい、僕は女の子です」
やはりというか予想していた答えだった。
その後聞いた話は普通なら信じられないことばかりだったけど楓の様子からホントのことなのだろうと信じた。
あぁ、泣かせて謝られて俺は何がしたいんだろう。
必死に言葉を探して、涙を流す楓を宥める俺の姿はきっと滑稽に映るだろう、女の子を泣かせた最低なヤツだ。
あの時、楓を助けた時に相手にした不良となんも変わらない。
…最低だ。
「そ、そんなことないよ! あの時不良から助けてくれたのは水野くんだし水野くんは僕の今の状況を理解しようとしてくれてる…あの人たちとは違うよ、水野くんは」
なんで泣いてまでそんなこと言うんだよ。
泣かせたのは俺なのにそこは最低と罵っとけよ。
聞かれたくないことを聞いて怯えさせて怖がらせて、もっと俺を怒れよ。
あぁ、もう、なんでこいつはこんなにも優しいんだよ…。
楓の思ってることもわかる、きっと俺に話さなかったことをすごく後悔してる。
だから俺はこの時お互い様で手打ちにしようと言ったんだ。
これ以上楓に自分を卑下して欲しくなかったから。
やっとお互い落ち着いた俺たちは大樹たちの待つフードコートに戻ろうとした。
「あ、でもちょっと待って…涙拭かないと」
「おう、急がなくていいからな、このままじゃ女の子泣かせた最低野郎になっちまう」
「あはは、確かに言えてるかも…じゃあこのまま戻っちゃう?」
「やめろっ、涙拭いてくれ!」
イタズラな笑顔を浮かべてこちらを見上げてくる楓。
まったく、心臓に悪い事を言わないでくれ…。
「水野くん水野くん」
俺を呼ぶ楓の声、どうしてこんなにも心をつかむんだろう。
さっきまで必死に謝る声じゃなくて落ち着いた楓の声。
楓の声には人を落ち着かせる作用でもあるのか?
「なんで急に名字? さっきまでは楓って呼んでたのに…やっぱり怒ってる?」
あ、ちょっとほっぺ膨らましてる。
これで男の子ですって言われたらどうしようか、元々女々しいやつだとは思っていたけれど女の子と意識すると妙に心が騒ぐ。
楓は俺が怒ってると思っている、早く誤解を解いてやらなきゃいけないのに俺と言うやつは…。
「水野くん、ちょっと顔赤いよ? ちょっと失礼するね…」
そう言って楓はわざわざ背伸びして、自分のおでこを俺のおでこにつける。
目の前に目を瞑った彼女の顔がある。
白くてきめ細やかな肌、大きくて宝石のように美しい瞳を隠す瞼、ツヤを放つ唇が妙に色っぽく見える。
俺は一瞬頭が真っ白になってすぐに我に返って楓の華奢な肩を掴んで引き剥がす。
あっ、と声を上げる楓を無視して俺は楓に背中を向けた。
きっと赤くなっている、女の子にこんなことされたら普通こうなる。
ああもう心臓に悪い…。
でも今はそんなことより楓の誤解をとかなきゃいけない。
「………その…夢川さんが女の子だってわかったらさすがに名前呼びはできないだろ」
自分の口から出たのはびっくりするほど弱々しい声。
名前を呼べない理由? 楓が女の子だから呼べないんじゃない、俺は普段から友達はみんな名前で呼ぶ。
それなのに俺の口から楓という言葉は出てこない。
今まで通りに楓と呼ぼうとしても口が固まって声が出ないのだ。
呼ぼうとする度に心臓が熱くなって発音に至らない。
普段誰とでも話せてしまうからコミュ力はある方だと思っていたが、楓を前にすると理由すらも説明できなくなる。
「でも僕と出会った時最初から名前呼びだったのに…」
「うっ…いや、まあなんだ、あの時はその、あんまり気にならなかったって言うか………あぁ、もう、なんでもねえよ早く戻るぞ!」
確かにあの時は自然と楓の名前を呼ぶことが出来た。
でも今は無理なんだ、どう頑張っても楓の名前を呼ぼうとすると口が発音することを許さない。
心臓が痛いほど締め付けられて…本当に俺はどうしてしまったんだろう。
結局誤魔化すように楓の腕を掴んでフードコートに引っ張って逃げてしまった。
また楓を傷つけてしまったかもしれない。
楓と星月さんと別れてからも俺はずっと楓のことを考えていた。
けれどしばらくは楓の顔が見れそうにない、理由はわからないが楓のことが頭から離れない。
「なー、楓ちゃんと何話してたん?」
大樹が何か言っている気がするが俺の意識には届かない。
聞こうと思っても耳を通り抜けて言葉が理解できないのだ。
「おーい、涼ー? お前大丈夫かー?」
「え、あ、なに? ごめんごめん」
肩を揺らされてようやく大樹の方に意識が向いた。
「いやー? 楓ちゃんとどっか行ってから涼の様子がおかしいからさー? 二人で何話してたんかなーって」
「あ、あぁ、大したことじゃないんだ、気にしないでくれ」
「そうかー? そうは見えないんだがそういうことにしといてやるよ」
「助かる…」
結局俺はこの日に留まらず楓のことを考え続けてしまった。
楓の声が、楓の表情が、楓のひとつひとつの動きが頭の中に浮かんできては俺の意識を持って行ってしまう。
そろそろ配信の時間なのにどうすると言うんだ、このままでは雷雲ザックは一人の女の子のことが頭から離れず配信に集中できないVtuberになってしまう…しっかりしろ俺。
頬を叩いて気を入れ直して俺は配信開始のボタンを押した。
『よおみんなァ、元気にしてたかァ?』
少しずつお話は進んでいきます。
Vtuberの話なのにVtuber活動の始まらない楓ですが...(このままではタイトル詐欺になってしまう!?)...まあ話は進みます...
今回は楓と涼の話でした。
特に涼くんは楓が女の子だとわかって少し意識が変わっているのかもしれませんね...楓は気にせずおでこくっつけたりしてましたが...。
あまおとはスカパンがいまいちよくわからないのですが見た目だけならスカートだと思ったので涼くんsideではスカートという表記になっています。
さて、ここからは連絡です。
明日(10月4日)はもしかしたら投稿をお休みするかもしれません。
9話から時間を決めて投稿していきたいと思っているのでその準備に休む可能性があります。
今日中にもう1話書き上げたら明日も投稿できるのですが...。
まあ正直に言うと「わたしの幸せな結婚」が読みたいっ!!!!
というわけで今日書きあげたら明日も投稿できるのですが書き上げられなかった場合明日はお休みで明後日から投稿になります。
仮にも現実恋愛の分類になっているので書いてるこっちも読んでる読者様もキュンキュンするようなお話が書ければ良いのですが、今のあまおとにはそこまでの技術はないのかなと思ったりしています。
これからも鍛えて鍛えて皆さんに楽しんでいただけるようなお話を書いていきたいと思っています。
これからも暖かい目で応援していただけたら幸いです。
ブクマ登録、高評価、コメントなどして頂けたら涼くんがドキドキします!