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制服変身かえでちゃん！

短め

『あ、そうだご主人様、ザックくん。実は見せたいものがあるんだけど』

『ん？』

なになに？

ザックくんに見せたいもの？

もしかして…

もしかして？

もしかして〜

『えっと…ここをこうして…これでいいかな…よし』

　かえでのキャラデータ画面からいくつか変更を加えて準備完了。

　するとかえでのアバターの服の部分が光初めて…。

『うわ、眩しい…』

　そして今まで着ていたメイド服がポリゴンとなって霧散…広がった光が集まってきて新しい服を生成…。

まさか…

これは…

やめろ…

攻撃力が高すぎる…

『じじゃ〜ん！　随分前に貰ってたんだけど見せる機会がなくて…どうかな？』

『に、似合ってるんじゃないかな？』

『そう？　えへへ、ありがと！』

『嬉しそうだな』

『だってザックくんに褒められたら嬉しいよ〜？』

『そ、そうか…(なんかこうくるものがあるなぁ…)』

『え？　何か言った？』

『いや、なんでもないよ』

なにこれ

夫婦コントか

幸せなバカップルはこちらです

なあ、俺のブラックのコーヒーが甘いんだが…

これで付き合ってないとかマジ？

付き合いたてのカップルにしか見えないんだが

￥1000　ザクかえ信者

もう認めてもいいんじゃないかなー？

『み、認めるって…付き合ってないよ！？』

『そうだぞ、俺たちは付き合ってるわけじゃない』

でも好きなんだよね〜

どれくらい好きなの〜？

ザックくんもかえでちゃんも両想いなんだから付き合っちゃおうよ〜

『だから友達としてだよ！！』

『そうだよご主人様…こ、恋人とか…そういう訳じゃないから…』

『かえでそこはキッパリ言って欲しいぞ？』

『え、ご、ごめん』

かえでちゃん真っ赤っか

照れてるのバレバレなんだよなぁ

ザックくんのこと大好きすぎかよ

『ち、ちちち違うからね！？　それより制服！　どうかな！！』

めちゃめちゃ可愛い〜！

誤魔化した

制服くっそかわいい

かえでちゃんはブレザーなんだ〜

YAZAKIさんに感謝…

『一応セーラーとかも色々用意してもらってるんだけどこれにしてみたんだ！　ほら』

セーラーだ！

これは選び難い…

Fubuki：妾の学校はセーラーじゃな

あぁ…可愛すぎる

吹雪ちゃんのセーラー服…

こんなクラスメイトいたら毎日が幸せだろうなぁ…

『ザックくん…？』

『え、あぁ…似合ってる』

『大丈夫…？』

『大丈夫大丈夫…いやうちの学校の女子制服に似てたらからさ…』

想像しちゃったんだね〜

かえでちゃんのいる学校生活とか幸せすぎて…

Fubuki：ザック鼻の下伸ばしてるな

ザックくんいいなぁ…

まさか同じ学校！？

それなら知り合いなのも仕方ない…

『一緒じゃねえよ！？』

『そうだよ！　だいたい僕達学年違うからね！？』

え、年齢違ったの！？

Fubuki：1歳違いじゃ

歳違うのにそんなに自然に話せるなんて…

やっぱり付き合ってる！？

もうラブラブじゃん…

『なんで結局そうなるの！？』

『もう…なんでもいいや…』

『ザックくんそこはちゃんと否定しようよ！』

『違うからなー』

『投げやり…だいたいザックくんも僕なんかと…つ、付き合ってるとか言われたら嫌でしょ！？』

『ま、まあ…そんなことない…かな…？』

『え…？』

『え、あぁ、別にかえでと付き合うって言われて嫌とは思わないっつうか。かえでこそ嫌だよな…ごめん』

『そんなことないよ！　嫌なんてことは無いけど…でも恥ずかしいし…』

『そ、そうだよな！　みんなもうこの話はやめよう。かえでに悪いしさ』

『うぅ……』

なんだこれ

何このイチャコラ

配信外でやってくれ…

Fubuki：まったく…

てぇてぇ

二人とも〜、そろそろ戻ってきて〜

『ま、まあ、俺たち付き合ってるわけじゃないから。仲良いのは認めるけど両想いとかでもないよ』

『そ、そうだよ。そんなことありえないからね！　ご主人様ももうこの話はおしまい！』

『ありえないとまで言われるとさすがに傷つくよな…』

『えっ…ごめんね……？』

『いや、まあ当然のことだから…』

『実際付き合ってないけど…僕は噂されても嫌とは思わないよ…？』

『かえで…また誤解されるぞ？』

『あ…違うからね！？　付き合ってるわけじゃないし両想いとかじゃないからね！？』

なんかかえでちゃん同じこと繰り返してる気がする

必死すぎて逆に信じられなくなってきた…

ほんとに付き合ってそう…

ザクかえてぇてぇ…

『ほんとに付き合ってはないから！！』

Fubuki：付き合って"は"ない、ねぇ

付き合ってはないけど好きと

もう早く付き合え

『だから違うんだって…』

『まあそこはちゃんと否定しとくよ、仲はいいと思うけど付き合ってたりしてないからさ』

ほんとかなぁ…

かえでちゃんは真っ赤っかだしザックくんも照れてるし

いやぁ、いいなぁザクかえ…

てぇてぇ…

『も、もうこの話おしまい！　制服の感想聞いただけなのになんでこんな話になっちゃうかな〜！』

『ほんとだよな…』

『ザックくんのせいだよ！？』

『ごめん…確かに俺のせいだった…』

ザックくんはかえでちゃんのしりに敷かれそう

やっぱ息ぴったりでラブラブだよなぁ…

カップルVtuberとか需要しかないんだが

Fubuki：事務所的に許可されれば

ザクかえは最高

『もうおしまいにしようよぅ…吹雪ちゃんもおしまい！』

『じゃ、いい加減ゲームやるからみんなも落ち着こうな』

『ザックくんもういつも通りのザックくんで喋っていいよ…』

『でも…大丈夫か？』

『だって普段みたいに話してるとまた変な話になりそうだから…』

『確かに…じゃあ…ゲームするかァ！』

『うん！　やるかァ』

『かえではいつも通りでいいから』

『はい…』

※2人は付き合ってません。恋愛感情もありません

もうこの長さがデフォでいいんじゃないかと...

さて、甘酸っぺぇ話を書いてしまた。

2人はあれですよねぇ...付き合ってないのに雰囲気が...。

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