イベントに向けて。あと体育祭お疲れ様！
短め
体育祭が終わるとIKUYAZAKIのイベントまであと2週間と少ししかない。
となれば急ピッチで準備を進めないと間に合わなくなってしまうので、スケジュールを組み立てて間に合わせなくては…。
コスプレ衣装は矢崎さんに任せれば大丈夫で…僕がやらなきゃ行けないのは宣伝はもちろんなんだけど自分のステージのプロデュースと歌って踊るならそれも用意しなきゃ行けない。
何かグッズを出すなら急いでやらなきゃいけない。
幸い1週間前までに言ってくれれば何とか用意できるということなので猶予としては1週間ほどある。
1週間あればイベントに向けたグッズを用意できるのもやっぱり矢崎さんだなぁと思うよね…。
学校もあるからできる時間は限られてくるからお姉ちゃんとも相談してグッズも考えたいなぁ。
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『そうだね〜、イラストとかは私に任せてくれればいいけど…』
『イラスト集だけじゃダメだろうな…』
「そうですよね…」
ちなみにグッズ販売についてお姉ちゃんに相談の電話をかけたら椎名さんも混ざって3人で話している。
矢崎さんの意見も聞きたかったけどやっぱり忙しいみたい。
『夢川、ボイスを販売するのはどうだ。VtuberはボイスCDやASMRを販売するらしい…』
「ボイスかぁ…どんな内容で作るか考えないと…」
『楓のキャラクターなら最初はメイドじゃない？』
『そうだな…編集は俺がやるから録音しよう…』
ボイスなぁ…ちょうどバイノーラルマイクもあるから撮ろうと思えば撮れるけど部屋で1人セリフ読みあげて…結構恥ずかしいなぁ…。
かと言って椎名さんのところでスタッフさんに見られながらやるのはもっと恥ずかしいし…。
『じゃあ夢川…近いうちに録音を…』
「えっと…バイノーラルマイクあるので自分で撮りますね…」
『そ、そうか…』
『そういえばバイノーラルマイク持ってたね…配信とかしないの？』
「うぅん…そういうのちょっと恥ずかしいし…」
『台本なら書いてやるぞ…』
「だからそれを読み上げるのが恥ずかしいんです！」
『そうなのか…』
『椎名先輩はそういうとこ相変わらずですよね…』
『すまない…』
「でも販売用の台本はお願いしてもいいですか？」
『わかった…』
というわけでグッズ一つ目はボイスデータに決定した。
さすがにそれだけだと少ないよね…。
イラスト集とかだとちょっとやりすぎな気がするし、何よりお姉ちゃんの負担が凄いことになっちゃう…。
ポスターとかタペストリーを作るのはありかな…。
「お姉ちゃん、ポスターとかタペストリーを一つ作るのはどうかな？」
『それならタペストリーがいいんじゃないかな、イラストの方は任せといて！ どんなのがいい？』
「じゃあボイスを聞きながら見れるようにするのはどう？」
『急いで書こう…』
『でもそれだけだとまだちょっと寂しいよね…ラバーストラップとかアクリルキーホルダーとかならちょうどいいかな』
ラバーストラップとアクリルキーホルダーかぁ…かえでのイラストのが作られたら絶対可愛いよね…！！
「それいいかも…」
『じゃあ絵の方は私が描いちゃうね！ 代わりにお願いお姉ちゃん！ って言って欲しいな〜』
「え、えぇ……お、お願いお姉ちゃん！！」
『張り切っちゃうよ〜！！』
『星月のそういう所も変わら…』
『なに？』
『なんでもない…』
お、お姉ちゃんってたまに怖い時あるよね…。
とにかくあと2週間で用意できるものとしてまずはラバストとアクキー、ボイスデータとタペストリーを作ることにした。
ぬいぐるみとかも作ってみたかったけどちょっと時間足りないからね…。
とりあえずまずは椎名さんから台本貰うまでは当日の流れとか考えなきゃ…！
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『ご主人様こんばんは！』
かえでちゃん待ってたよぉ…
配信するの久しぶり…
もう死ぬかとおもた…
あぁ…この日のために耐えてきてよかった…
俺もう既に蘇ってる…
『えっと…体育祭の準備でなかなか配信出来なかったから…ごめんね…？』
大丈夫だ…問題ない…
そうだよ、こうしてかえでちゃんの笑顔見れてるし！
まあかえでちゃんの体育祭の話を聞こうじゃないの
どんな競技出たの？
『えっと…もし見に来てたら僕の事分かっちゃうからあんまり言えないかな…？』
そうだよね…
その人は絶対に誰にも言わない約束できるか！？
待たされたんだからちょっとはいいんじゃないかな〜
かえでちゃん何出たの？
『え、えぇ……じゃあわかりやすいのは避けてひとつだけ言うね。僕は玉入れに出たよ〜』
あ、想像して萌えた
イメージするだけで可愛い
かえでちゃんが玉入れしてるイラスト描いてきます！
そういえば最近絵のタグできてたよな
『うん、かえでの思い出って僕が考えたんだよ〜。絵を描いて貰えるのは凄く嬉しいな…ありがとご主人様！』
あぁ…描いてないけど恩恵を受けた…
癒されるぅ…
浄化されるの間違いじゃないか？
私も絵描こうかなぁ…
『えっと、じゃあ体育祭は置いといて次の話行くね〜…』
もうひとつくらい聞きたいな〜
何やったの？
体育祭かぁ…かえでに頑張ってって言って貰えてたらリレー勝ててたかもなぁ…
かえでちゃんの応援かぁ…
それならチアじゃない？
チアだね！
『ギクッ…ち、チアね…チアいいよね可愛いよね…』
かえでちゃんどうしたの？
もしかしてチアやったの？
絶対チアやったじゃん
うわそれは反則級の可愛さだ…
いいなぁ、かえでちゃんのチアに応援して欲しい…
『な、なななななんのことかな〜…僕知らないな〜』
うんうん、チアやったんだね〜
チアのイラスト描こ〜っと
応援してもらえた奴らが羨ましい…
どんなチア服だったのかな〜？
『ひ、秘密秘密！ 何も知らないよ！？』
ええ〜
教えてよ〜
教えて
チア
どんな服！
『い、言わないってば！ 次行くよ！』
はぁい…
しょうがないなぁ…
雷雲ザック : まああんな衣装言えないわな…
ザックくんだ
あんな衣装って？
ザックくんかえでちゃんのチア見たの？
ザックくん詳しく
『ザックくん！！！！！！！ う、嘘は良くないよ〜何言ってるのかな！ だいたいザックくんが僕のり、りりりりリアルを知ってるわけないもんね！！！？？？』
かえでちゃん慌てすぎ笑
ザックくんと知り合いなんだ〜
体育祭見に来てくれるような関係なんだ〜
え、ザクかえまさか付き合ってる…く、なんてずるい…けどそれは美味しい…
ザクかえでイチャイチャしてるの微笑ましい…
だから最初の配信来てたのか
『ち、違うよ！ 海とかプールとか行ったけど僕達そんな関係じゃないから！ あっ、今のなし！ 忘れて忘れて！！』
へ〜、海とかプール一緒に行ったんだ〜
忘れられないな〜
ザックくん、かえでちゃんどんなだった？
チアの様子も聞きたいな〜
ザックくんだんまりしないで〜
かえでちゃんの水着って星空先生と選んだやつだよね〜
雷雲ザック : ノーコメントで…
『ザックくん後で覚えておいてよ！』
かえでちゃんおこ笑
ザックくん逃げるなら今のうちだよ！
かえでちゃんに怒られるザックくん面白い笑
まあ確かに今のはザックくん悪いよね
でも言えないような衣装着てチアやったんだね〜
『もう次の話題行くよ…』
逃がさないよ！
もっと聞かせてもらわないと！
ザックくんももっと話そうね！
雷雲ザック : ごめんかえで…仮装の方は絶対言わないから…
え、仮装？
ザックくんまたバラしてるよ〜
わざとじゃね？
さすがにかえでちゃん可哀想になってきた
『ザックくん！！！！！！！！！ もうコメント禁止！！！！！！！』
かえでちゃんは仮装の話もしようね〜
ザックくん、何の仮装してたか教えて〜？
雷雲ザック : ノーコメントだ
ザックくん〜？
かえでちゃんも教えてよ〜？
『ほんとにこれ以上は身バレしちゃうからダメ！ 絶対言わないから！！』
まあしょうがないなぁ〜
身バレは怖いもんね…
イベントの時はかえでちゃんのコスプレして回るんだよね
もう2週間後かぁ
短いようで長すぎる
『イベントのこともそうなんだけど、今日の本題入っちゃうね、ぱいなったーでも告知したようにスパチャできるようになりました！』
とうとうか
少し時間かかるって言ってから体育祭入っちゃったもんな〜
これでようやく俺の財布が火を噴くってもんよ
いくらでも貢ぐ
『ほんとに無理しない範囲でお願いね…？ 前も言ったように頂いたスパチャは今後の活動とかに当てていくね！』
好きな物買ってくれていいよ！
美味しいもん食べてくれ！
ゲームとかやって欲しいよね
ガチャ配信とかも見たい
新しいゲームとか買ってくれな！
『ありがとうございますご主人様…じゃあスパチャ解禁するね…！！』
本当はスパチャ配信まで書き切る気満々だったんですけど時間なくて厳しそうなので、スパチャは次に回します！
相変らすのポンコツザックと慌てて白状してくかえでちゃんでございました！
(あとがきも急ぎで書くこと少なめ...)
実はほんっとに純粋でほんっとに誰にでも起こりそうな普通の2人の普通の恋愛話でも書きたいなと思って考えてたりしてます(よくある恋愛ものはだいたい特殊なスペックが何かしら存在するからそういう要素ゼロで書きたい)
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました！
急ぎで誤字だらけだったらごめんなさい！！
ブクマ登録、高評価、コメントしてくれたら嬉しいです！！
