ハロウィン記念コラボ!後編!(二兎凛)
「失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました」の二兎凛先生とリレー形式でコラボさせていただきました!
二兎凛先生が書いてくれた後編になります!
『皆、こんな時間にこんばんは!白姫ゆかと』
「ご主人様こんばんは、甘夢かえでです!」
『今日はボクたち2人でいきなりだけどコラボ配信する事になりました!』
「ご主人様たちに楽しんでもらえるように頑張ります、ね?」
2人はソファーに仲良く座り、お互いの肩を預けながら座っていた。
コメント
ひゃっっはあああああ!!!新鮮なゆかちゃんだあああ!
あれ?俺さっき寝たような気がするんだけど
こんばんはー!あれかえでちゃん?
ん?????どゆこと????
一日に二回も配信とか神か?
あれ?3Dモデルのはずなのにリアルすぎない?
かえでちゃんだけじゃなくてゆかちゃんもいるー!すっごーい!
『うっ、姿の事は聞かないでくれるかな・・・』
「ちゃんと言わないとだめですよ?」
『うぅ・・・』
「よしよし、勇気を出して言おうねゆかちゃん。」
コメント
なんだこの光景
あぁ、ここか天国か
雷雲ザック:あれ?何がどうなってんだ?
あれ、ザックくんじゃん!
柿崎ゆる:あれ?私さっき寝たばかりのはずなんだけど・・・
浮雲ふわり:私もですねー
『あっ、ゆるママにふわりお姉ちゃんも来てくれたんだね!ありがと!』
「ざ、ザックくんもありがとう!正直少し不安だったから嬉しいです!」
コメント
あぁ^〜
なんだここはてぇてぇの宝庫なのか!?
やめろ俺が浄化されちまう!
そんな事よりゆかちゃんもかえでちゃんもハロウィンのコスプレ似合ってるよー!
たしかに!めっちゃ可愛いよー!
柿崎ゆる:あれ、こんな衣装描いた記憶無いんだけど・・・似合ってるけどね?
えっ?
どゆこと?
浮雲ふわり:似合ってるから大丈夫なのではないでしょうかー?
雷雲ザック:そ、そうか、何かあったら声かけてくれよ?
あぁ^〜
いいですわぞ^〜
お似合いですわねー
雷雲ザック:ちゃ、茶化すんじゃねぇよ!
柿崎ゆる:ふふっ、微笑ましいじゃないですか
浮雲ふわり:青春ですねー
「い、いや僕たちはそういう関係じゃ・・・」
『違うの?』
「ひゃっ!?」
『あ、ごめんね、かえでお姉ちゃん。』
コメント
ん????お姉ちゃん????
ゆかちゃんの方が年上じゃないっけ?
たしかに
その見た目に精神が寄せられてたりしてw
それはないでしょー
柿崎ゆる:合法ロリゆかちゃん...?
ゆるママそれ以上はいけない
浮雲ふわり:着せ替え放題...?
柿崎ゆる:ふわりさん、貴女とは
浮雲ふわり:良い酒が飲めそうですねー
だめだこいつら...
雷雲ザック:それで今日は何をするんだ?コスプレ見せて終わりって訳じゃ無いんだろ?
確かに
そう言われるとそうだね
ザック君の言う通りだね
『あれ、確かにお姉ちゃん呼びしても全然違和感が無いね・・・ボクどうしちゃったんだろう・・・』
「僕のことはお姉ちゃんで良いんですよ?
ゆかちゃんまるで妹みたいで可愛いですし!」
『あう・・・』
「その反応の時点でもう可愛いんですよね・・・」
コメント
わかる
わかるわー
浮雲ふわり:わかる
柿崎ゆる:わかる
雷雲ザック:俺からすればお姉ちゃんぶるかえでも可愛いと思うけどな
ザックくん!?
オイオイオイ
雷雲ザック:待て!俺こんなの書いてないぞ!
「えっ、僕、可愛くなかった?」
目を潤ませながらザックに尋ねるかえで。
コメント
雷雲ザック:可愛い
即答は草
草
流石に草
雷雲ザック:心の声を書くんじゃねええええ!
なんか変だよね
そういわれるとゆかちゃんの姿のカメラ越しにしては身長異様に縮んで無い?
柿崎ゆる:それだ!違和感の正体!
浮雲ふわり:テイクアウトはどこで出来ますか?
ふわちゃん草
草不可避
草ぁ!
雷雲ザック:いやそんな事より何かやるんだろ?
『あっ、そうだった!』
「でもこの部屋何も無いよ?」
『確かに、キッチンとかでもあればお料理一緒にしたり出来るんだけど・・・』
そう白姫ゆかが言った瞬間。
\PON/
「えっ!?」
『なにこれ!?」
キッチンが唐突に現れた。
「キッチン出ても材料も無いですし、それにカメラの問題も・・・」
\PON/\PON/
『もう何でもありだね、これもしかして夢?』
「それにしては意識がハッキリとしすぎてる気もするかな?」
『それじゃあハロウィンにちなんでパンプキンカップケーキでも作らない?かえでお姉ちゃん!』
「うん、いいよ!作ろっかゆかちゃん!」
コメント
いきなりお料理が始まった
なんだこれ!!!なんだこれ!!!
もう滅茶苦茶だよ
雷雲ザック:いやなんだこれ
浮雲ふわり:わけがわかりませんー
柿崎ゆる:どういうことなの?
『とりあえず材料を出してみようかな?』
そう言ったゆかちゃんはこれとこれと、と頭の中に材料を浮かべる。
するとまたPON!と材料が現れる。
『おぉ!凄いねこれ!』
「本当にすごいね・・・」
現れた材料は
かぼちゃ、ホットケーキミックス、無塩バター、卵、砂糖、牛乳、そして作るのに必要なボウルやカップケーキのカップ。
それと飾り用のチョコペンも出てきたようだ。
『かえでお姉ちゃんは作り方はわかる?』
「不思議なことに、作ったことないはずなのに分かるかな?」
『本当に不思議だね・・・』
「だから大丈夫、まずは僕がオーブン温めておくね。」
『かえでお姉ちゃんありがとう!
それじゃあボクはかぼちゃの種とわたを取って・・・』
「はいっ、はかり持ってきたよ。」
『かえでお姉ちゃんありがとう!』
「ふふっ、どういたしまして。」
そしてかぼちゃの処理が終わった2人は、レンジにかぼちゃを入れて数分間待つことに。
コメント
ただの仲良し姉妹じゃん
はぁ、尊い、しんどい
雷雲ザック:なんか複雑な気分だな・・・
柿崎ゆる:気が合いますね・・・
浮雲ふわり:可愛いのは確かなんですけどねー
そしてレンジでの加熱が終わり、用意していたボウルにバターとかぼちゃを入れてペーストにする事に。
『それじゃあボクがかぼちゃを潰すからかえでお姉ちゃんは泡立て器の方をお願いしても大丈夫?』
「うん、任せて!」
そう言ったかえでは泡立て器に卵と砂糖を入れて泡立て器で混ぜ合わせはじめた。
するとゆかの方が潰し終わったようだった。
『かえでお姉ちゃん終わったよ!』
「こっちも今牛乳入れて混ぜたら・・・よし、いいよ!ここにかぼちゃいれてね!」
『うんしょ、これでいいかな?』
「うん、完璧だよ。」
『えへへ。』
「可愛いなぁゆかちゃんは・・・」
『かえでお姉ちゃんも凄く可愛いよ!』
「ありがと!」
そして混ぜ終わった所でゆかがホットケーキミックスを持ってきた。
『最後にこれを入れたら焼くだけだね!』
「じゃあさっくりと混ぜていくね!」
そして混ぜ終わった生地をカップに入れて焼き始めた。
コメント
2人ともお疲れさま!
雷雲ザック:お疲れ!
浮雲ふわり:お疲れ様ですー
柿崎ゆる:お疲れさま2人とも!
お疲れっ!
既に美味しそう
わかる
それから20分ほど視聴者と一緒にお話しをしていると、オーブンからいい香りが漂う事に2人は気付いた。
「んっ、凄く良い匂い。」
『本当だ、そろそろいいかな?』
「見てみよっか?」
『うん!』
オーブンの中にあるケーキに竹串を刺すと生地が付いてこなかった。
「うん、大丈夫そう!」
『それじゃあ冷めるまで待機だね!』
「そうだね!」
そして冷めた頃に2人で顔などを描き始めた。
「よし!」
『これで!』
「『完成!』」
『皆、どうかな?』
「どうですか、ご主人様?」
コメント
美味しそう・・・
食べたい・・・
浮雲ふわり:食べたいでずううううう!!!
柿崎ゆる:美味しそうにできたね!
雷雲ザック:お、美味しそうだな・・・
『皆の元にもこれが届けば嬉しいんだけどね・・・』
「そうだね・・・」
するとまたPON!と音がすると
カップケーキは2個を残してどこかへ消え去っていった。
コメント
うぉぉぉ!!!??
カップケーキが!!!届いた!?
雷雲ザック:うわマジじゃん!
浮雲ふわり:私の所にも・・・
柿崎ゆる:私のとこにも来たよ!?
わーい!カップケーキだ!
ゆかちゃんありがとうー!!!
かえでちゃんありがと!!!!
テンション上がるぅ!!!!
すると閉じていたドアが開き始めるのが2人の視界に入った。
『それじゃあ』
「そろそろ終わりの時間みたいです。」
コメント
お疲れ様!
また来るからね!
ありがとね!!!
雷雲ザック:お疲れ様、カップケーキありがとう
浮雲ふわり:お疲れ様でしたー
柿崎ゆる:2人ともお疲れ様!
「『皆、Hapyy halloween!!』」
------この配信は終了しました------
「んっ・・・」
僕は朝になり目が覚めるとあぁ、あれは夢だったんだなと気付いた。
そして枕元にあるはずの無いものがある事に気付いた。
「このカップケーキは・・・?」
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「あれ、ぼくさっきまで何かやっていたような・・・?」
僕は、ゆかちゃんと2人でお料理するところを配信していたような気がするんだけど・・・
「やっぱり夢だったのかな?」
すると枕元に一緒に作ったカップケーキが。
「このカップケーキはゆかちゃんと一緒に作った・・・やつだよね?」
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「ん・・・」
朝になり目が覚めた私は不思議な夢を見たことを思い出した。
ゆかちゃんの配信を見た後にまた配信の夢を見るなんてどれだけゆかちゃんの事が好きなんだ私。
でも何故か不思議とあれが本当に夢だったのか、疑ってしまうくらいリアルだった。
「あれ?」
ふと私の横からがさっと何かの音がする。
「カップケーキ・・・?」
私はまだ夢を見ているのかと思いほっぺをつねった。
「痛い・・・」
夢じゃないなら、これは何で・・・?
私は考える事をやめた。
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「んー!」
朝になり目が覚めた私は幸せな気持ちでいっぱいだった。
寝ている時にまでゆかちゃんの配信が見れるなんて思ってもみなかったから。
でも最後のカップケーキ、せめて食べたかったなぁ・・・
「あれ?」
不思議な事にカップケーキは私の枕元に置いてあったのだ。
「食べても、大丈夫だよね?」
私の気分は更に上がった朝になった。
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「ふぁぁ・・・眠い・・・」
朝になり起きた俺は夢を見返していた。
「夢でまでかえでの夢見るとか、俺大丈夫か・・・?」
でも不思議と悪い気分ではなく、自分でも笑えてくる、と言うのがいいだろうか。
「まぁ、あのカップケーキ食べそびれたのは勿体無かったな・・・」
そして起き上がると枕元に何かが置いてある事に気がついた。
「これって、あの夢のだよな?」
「不思議な事ってあるもんだな・・・」
俺はカップケーキをかじり、それを味わった。
「・・・美味しい。」
不思議な夜はこうして終わりを告げた。
余談ではあるが、リスナーの下にもカップケーキがあったとか、なかったとか。
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これを読んでいる皆さんも
Hapyy halloween!!
(よきハロウィンを!!)
さすが二兎凛大先生...さす二兎...さす凛...(ごめんなさい)
ハロウィン記念コラボ後編ということで二兎凛先生が書いてくれました!
楓だけでなくザックもしっかり話に参加させてくれてゆるさんやふわりちゃんとザックという今後見れるのか!?というようなすごい配信で本当にありがとうございます(語彙力)
実はハロウィン4日前くらいにコラボしましょうって話になっていつするかという話をしていた時に私から「そういえば4日後リアル時間のハロウィンありますよね。番外編で少し時間の流れ変わっちゃいますけどコラボしちゃいましょう!夢ならなんでもありだし!」といういきなり決まったコラボでございました。
某ゲームのクラン戦で忙しい毎日を送り疲弊した二兎凛先生が睡眠時間を削ってもらってまで書き上げてくれました...・゜・(。>д<。)・゜・
今朝送られてきた後半を読んだ感想は「あぁ...もうほんとにすごいや...さすが二兎凛先生...」と圧倒されました。
二兎凛先生の世界感にかえでとザックを見事に混ぜて配信シーンを書いてくれて...もう感激です...。
コラボしていただきありがとうございました...!!_|\○_
二兎凛大先生の「失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました」をまだ読んでないという読者様は是非検索して読んでください!
今回は本当にありがとうございました!m(*_ _)m
ps.ザックだけ心の声ダダ漏れで可哀想なような可愛いような...夢の中だから気にするな涼くん!