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入学式 代表スピーチ

 今日は4月上旬で高校の入学式の日。


 私_七瀬彼方(ななせかなた)の1回目の入学式はドラマの撮影のため不参加となってしまったので、2回目にして人生初の高校入学式の参加となる。


 女優として活動していた当時は学校生活と活動の両立をしたかったため、学校の、特にイベント系に参加できなかったことに何度落ち込んだことだろうか。


 人は「あの時こうしていれば…」と後悔することが多いだろう。私もそのうちの一人だ。自分の選択した道に責任は伴うので仕方ないと思いつつも、やっぱり「参加していたらどれほど楽しかっただろうなあ」と仕事中によく考えたものである。しかもドラマの仕事で学校生活のイベント関連の場面を幾度と演技してきたから尚更である。


 だからこそ、もう二度と経験できないと思っていたことが体は違えど生身で体験できるのは、口元がニヤけてしまうほどには嬉しい。


 私はスキップしそうなくらいの軽やかな足取りで桜の並木道を通って学校へ足を運んでいると、面識のある人物がこちらを眺めていることに気がつき、その人物がだんだんと見えてきた。


 ウェーブがかった黒髪。右側に特徴的な三つ編み。間違いない。幼馴染_最上(もがみ)つばさだ。


 あの三つ編みはデフォルトなのね。綺麗なところから察するに、毎日よく手入れをしているのでしょう。


 それにしても風に流される桜に黒髪靡く制服女子高生か…。何とも響きがいいわね。今目の前にある光景を画像で保存したいくらいに映え映えに映えている。


「おはよう、(かなめ)、スキップが絶妙な気持ち悪さを醸し出していたよ」

「おはよう、つばさ」


 男子高校生が聞いたら卒倒しそうな具現化した言葉の刃が私のハートにグサグサ突き刺さる音がした。


 いやスキップしたい気分ではあったよ?でも私スキップしてないし…?あれ?してた…かも…?


 スキップしている要自身の姿を想像してみて改めて、シュールだわ。と同時にそれを自分自身がやっていたことに羞恥を覚えてほんのりと体温が上がるのを感じる。


 兎にも角にも、スキップのことに関してはスルーという方向で。皆様よろしくお願いします。


 卒なく挨拶を交わし、つばさの横を通り抜けようとしたら腕をガッと掴まれた。


 女の子に捕まれたら何よりも優先しなければならない、という絶対服従の制約が私には刻み混まれているので本能の赴くままに振り返らざるを得ない。


 これは、元妹_七瀬彩奈(ななせあやな)の「お姉ちゃん」と優しい声音だがその裏には聞く者を極寒の地に誘うかの冷酷さとおぞましさを孕んだ声が原因。私はその時に「もう一生妹様に逆らわないでおこう」と固く心に誓った。


 私が彩奈に後ろから抱きついて胸のサイズを確認したのが悪かったんだけどね。てへっ!


 話は変わるけど、女の子に腕を掴まれるって結構背徳感があってそそるわね。これは悪くないわ。いや、寧ろいいまであるっ!


「って待て待て待て、何さらっとスルーしようとしてるの?」


 慌てて私を制止するつばさ。


「ひどいこと言われたので素直にスルーしようかと」


 それ相応の報いは必要よね。誰だってネガティブなことを言われればネガティブなことが返ってくるものよ。


 でもこれ『復讐が復讐を呼ぶ』感じがするし、やるかどうか悩んじゃったわ。


 要とつばさの間では軽口を叩く関係ではあるのかな?


「それに関してはごめん!いつものノリで…」


 先に答えがやってきたみたいね。


「いつものノリか…いつもこんなのなんだな」

「嫌だった?」

「いや別に嫌ではないかな。いきなりの『気持ち悪い』発言はびっくりしたけど」


 あえて強調しておく。あえて。大事なことなので。


「本当にごめんって!でも要のスキップしてる姿初めて見たから…」


 本人も悪気がない様子なので『気持ち悪い発言』は許すにしても新たな問題が発生したわね。


「スキップしてるの初めて?」


 一体、要くんってどういう人生を歩んできた人なの?


 性格だとか、年齢だとか、性別だとか、他にもいろんな要因でスキップができない人がいることは私も理解している。


 でも生きていれば嬉しいことがあるわけでしょう?

 そういう時にスキップしたくならない?


 ならないか。(自己完結)


 でもでも!嬉しいことや楽しいことがあったら、心がほっこりとしない?羽毛に包まれるみたいな温かさを感じない?


「初めて見たよ。現実じゃない感じがして思わずさっきみたいなことを言っちゃたけど…」

 

 幼馴染が交通事故からの記憶喪失。それだけでも十分非現実的。

 加えて、性格が記憶ありの頃とギャップありまくり。


 混乱しない人間がいる方がおかしいわ。いるなら見たいものね。私でも混乱する自信がある。


「そっか。まあ気にしてないし大丈夫」

「本当にごめんね?これからは控えるね」


 つばさに何度も謝られるとこちらが申し訳なくなる不思議。

 彼女の全身から申し訳なさが伝わってきたから逆にもう謝らせたくないわ。

 

 ただ、一点だけ思うところがあったので提案しておきましょうか。


「控える?その必要ないよ。つばさは今まで接してくれ。さっきのもつばさは軽口のつもりだったと分かっていたし、何より変に距離感作られてこのまま関係が微妙になるのは嫌だからな」

「でも…」


 彼女がまた謝りそうになったので言葉を遮る。


「それに家族以外でおそらく一番近くにいたのがつばさだと思うからな。俺を知る人物としてまだ近くにいてくれると助かる」


 つばさは目を見張り「意外だ」と言わんばかりの面持ちでこちらを見つめる。


 つばさが今何を考えているのか。私にはわからない。


 不安、罪悪感、期待、衝撃、心配全てを足し合わせてお互いを打ち消し合い表情から情報が得られない。

 真顔よりも真。人間が先天的に獲得していた一点の濁りのない表情。無ではなく、喜怒哀楽愛憎の可能性という可能性を詰め込んだ表情。


 だから彼女がどう思っているかは解り得ない。


「本当に頭大丈夫?どこか悪いところ打ってない?」


 さっきまでの私の思考時間を返してほしいわ。


 控えないでくれ。と頼んだ瞬間にこれ。要の周りにはサディスティックな人しかいないのかな?


「打ったからこんなことになってんだろ」

「それもそうだね」

「「あはは」」


 何年も関わってきたくらい自然にお互い苦笑し合う。


 実際、要とつばさは幼馴染なわけで。最近関係に要の記憶喪失という大変革が起こり、再び関係を始めなければいけないことになったけど。


「あ!こんなことしてる場合じゃない!入学式遅刻しちゃうよ!早く行こう!」

「ああ」


 思い出したかのように学校に行こうと催促するつばさ。彼女の顔に一切の不安は含まれておらず、これから始まる学校生活に期待する高校生のように無垢な笑顔があった。


 私も彼女に倣って前へ踏み出す。


 そして新しい学校での新しい生活が始まる___。


 ***


 入学式はつつがなく終了した。と思っていた時期が私にもありました。


 感想を一言で述べると、『非常に新鮮な体験をさせていただいた』だ。

 これで終わったら「お前、もっと他に感想あるだろ」と非難の嵐が私を襲うだろう。


 安心してください。今からちゃんと述べるので。


 ***


 学校の式典でやることと言えば、大抵の人は座って校長先生とか生徒代表の人とか表彰を受ける人とか前に出てくる人の形式ばったスピーチを聞いて退屈だと感じるだろう。


 まさしくその通りである。暇。暇。超絶暇。暇ならば眠って過ごそうホトトギス、と俳句を読めるくらいには暇。


 私は卒業式以外の学校の式典には参加したことがなかったから、多くの人が暇だと思うこの入学式を楽しく観させてもらおうとしていたのだけれど、事件は会場の席に座ろうとした時に起こった。


辻井(つじい)くん、新入生代表の挨拶は準備できているかしら?」


 とクラスの担任と思われる30代前後の『高瀬(たかせ)』という女性の先生に告げられた。


 うん?新入生代表?挨拶?私が?


 頭上に大量の疑問符が押し寄せてくる。

 私は新入生代表になった経緯を脳内で巡らせる。


 代表ということは、入試の成績が優秀、中学校での態度や内申点が高評価、特殊技能で全国レベルくらいよね。

 大体の高等学校だと入試の首席の人が挨拶すると思うんだけど、どうなのだろう?


「一応できていますけれど…」

「良かったわ。じゃあ前のほうに空いている席があるから式が始まる前にあちらに移動しておいてね」

「わかりました」


 そう言って先生は教職員が座っている方に向かっていった。


 考え続けても自分の中では答えが出ないので、先ほどの疑問を隣の席のつばさに聞く。


「なあ、つばさ。俺はどうして新入生代表なんだ?」

「さあ?入試の成績良かったからじゃない?」

「OK、ありがとう。それじゃいってくる」


 要って頭は良かったのかな?と思いつつもつばさに感謝を伝え、席を立ち移動し始める。


 移動しながら私は客観的に状況を整理する。


 今私がやるべきことは『新入生代表の挨拶をすること』。


 スピーチは準備してくる前提。


 式が始まるまで幸い10分はある。プログラム的にも「新入生代表の挨拶」は最後の方。

 低く見積もっても15分はある。

 

 学生程度のスピーチは3分くらいで十分よね。長すぎず短すぎず丁度の塩梅で。


 スピーチの内容はこれからの学生生活に不安を持ちつつも大きな期待を持ってますよ〜ってことをキラッキラに喋ればいいんでしょ!余裕余裕!!!


 内心ほくそ笑んで、勝ちを確信する。


 女優をやっていた時は1時間密着インタビューとかいう過酷なイベントがあったけれども、それに比べれば代表の挨拶なんて楽勝ね。


 ふはははは!!!!!この勝負!私の勝ちね!!!



 そして式が始まる。


 校長先生の挨拶。


「我が校に入ったから、きちんと勉学に励んで〜」「健康に気を使いつつも、この学生生活を楽しんで〜」


 至って普通なことだが、大切なこともおっしゃっていたので心に留めておく。


 続いて在校生代表、現生徒会会長からのありがたいお言葉。


 ありがたかったけど校長先生と言ってることはほとんど変わらなかったので割愛。


 在校生による校歌斉唱。


 それが終わっていよいよ新入生代表、私_辻井要(旧七瀬彼方)が挨拶する番がやって来た。


「続きまして新入生代表の挨拶、新入生代表、辻井要さん」

「はい!」


 司会の声が言い終わると同時に期待いっぱいに含まれた大声とともに起立し、ステージ中央の演台へ。


 正直校長先生や先輩の話を聞いてつまらないなと感じてしまった。確かに悪いお話ではなかった。でも私には「こうかはいまひとつ」。納得はしたが心が動くほどのことではない。何がつまらないかって___(略)


 ふう、少し熱くなりすぎていたわ。


 話を戻しましょう。


 私もこのまま無難な挨拶をしてこれからの学校生活を無難で面白くなくしていいのか?

 退屈に退屈を重ねても暇に暇を重ねても生まれるものがない。


 誰かが最初のペンギンになって新世界に飛び込まなければならない。たとえそこがサメの漂う海であろうとも。


 その誰かというのが今回の私である。それだけ。


 今年の新入生は違うのだ、と。そう訴えるために。


 それに私が新しい環境に参入していく時はいつだってそこが自分の居場所だと意識してその場を盛り上げることを努力する。


 幸運なことに私は選択する立場にいる。選択できるなら予測不能な未来を選択する。



 成功者のよく聞く言い回しとして「レールに縛られるな!」がある。

 一理はあるが成功していない者からすれば嫌味に聞こえ、「成功してるから言えるんでしょ」と毒づくだろう。


「レールから外れる」ことは成功者みたいに常人に理解不能なことをしろみたいに聞こえるから非難を浴びるのである。


 私の意見は少し違うわ。


『レールはいくつものルートに分岐している』だ。


 生まれた直後は右も左も分からなくて両親に支えながら決まったレールを走ることを覚える。


 自我が芽生えた無垢な子供は分岐するルートを自ら選択していく。


 しかし、いつからか大人になっていく中で「自分にできることはこのくらいだ」と自らの可能性を信じることができずに次第に分岐しているルートを封鎖してしまう。


 結果、「無難」「普通」「一般」という選択をする。


 なんと悲しいことだろうか。


 可能性を信じないと人間成長できない。子供の頃に成長できていたのに、体裁だとか年齢だとか周りだとか何かと理由を見つけて成長を止める。


 挙げ句の果てには「なんであいつはあんなに輝いているのだ」と他人の足を引っ張って自分の土俵に引きずり込もうとする。


 これは極端にひどいケースを述べただけで、そんなに気に止む必要はないわ。


 先ほどのレールの話から私が何を話すべきかが決まった。



 ここまで考えて演台のマイクの前に立ち、目前の生徒、教職員、親御さんに向けて一礼する。


 そしていうべき言葉を紡ぐ。


「新入生の辻井要です。新入生代表ということでこの場を借りて挨拶させていただきます」


 あくまでも真面目なトーンで。あくまでも真剣さが伝わる面持ちで。 


「先ほどの校長先生のありがたくも退屈なお言葉、心に響きました(笑)」

 会長のお話も詰まらななかったことは伏せておいて。四方八方に喧嘩を売るのは得策ではない。

 

 会場全体が騒然とする。「今なんて?」「あいつ言葉間違えたんじゃね?」など様々なヒソヒソ声が聞こえてくる。


 生徒や親御さんはざわざわしているが、先生数名が慌てて校長先生のもとに寄っている。


 わ〜お。いい反応してくれるじゃない。やった甲斐があったわね。


 掴みは完璧。この会場の空気はこの私が支配している。そして発言権はこの私_七瀬彼方がいただいたわ!


 先生方にステージから下ろされる前に言いたいことだけ言う。


「昨今、医療技術が発達し日本は少子高齢社会で人生100年時代。移民を取り込まなければ日本はそう遠くもないうちに壊滅するでしょう」


 規模の大きいことを言ってとりあえずお茶を濁す。

 慌てていた先生やざわついていた生徒たちも少し落ち着いたのか話に耳を傾ける。


「通勤通学時のスクランブル交差点・満員電車・駅構内外・様々なところで大人を見かけますが、私の目にはどの様に見ても疲れているようにしか映りません」


 核心を突かれたと思われる人が視線を下げる。

 それでも続ける。


「職種なんて関係ありません。サラリーマンだろうが、スーパーの店員だろうが。若い人が将来早く働きたい!というくらいに喜んで働いている大人の姿を見たいです!」

 体全体で届けたいメッセージを表現する。


 よって、この会場にいる人の注意を私に引きつけることに成功した。


「だから先の『退屈』という言葉を今のところは撤回しません。気分を害されたらそれは申し訳ありません。後でご指導の方をよろしくお願いします」


 ただ粋がっているだけではなく、謝ることで上方修正されるように印象を刻む。

 

 こいつはただ強気の発言をしているだけではない、と。


「本日からこの光泉高校を学びの場として仲間と切磋琢磨し成長することを前提に、理外のこともしていきたいと思います」


「新入生代表、辻井要でした。最後までご静聴ありがとうございました」


 会場全体に最後の一節が響いたことを確認して私は一礼する。


 刹那の時を経て、私がステージを降りようとしたときに割れんばかりの拍手喝采が起こった。


 主に生徒と、一部の先生と親御さんだけど。


 ***


 そうして、今に至るわ。


 ………。


 やっっっっっっっっってしまっっっっっっったああああああああああ!!!!!!!!!!!


 一人廊下で頭を抱え、心の中で恥ずかしさと後悔が暴れ出した。


 喋っている時は心地よかったのよ?言いたいこと言えて。アドレナリンが出てつい口走ってしまったのよ。


 本当はもっと非難されると思っていたのになぜか、鼓膜が破れるくらい轟音の拍手の渦だし…。


 今の若者にはこういう気障った物言いが好きなのかしら?


 まあ、結局放課後に生徒指導室行きという開校以来初の快挙を達成してしまったし、五分五分よね。


 今は入学式が終わって、次のホームルームまでの間の休み時間。


 私は担任の高瀬先生に呼び出されて、放課後生徒指導室にくるようにと言われて、今はその職員室から新しい自分の教室へ向かっている途中。


 そんなお悔やみイベントが待っているなんて、はあ。


 ため息が出てしまう。


 私がやったことだし責任は持たないといけないけど。


 いつもそう。女優をやっている時もインタビューで攻めたことを言ってしまい、連日賛否両論のネットニュースの記事に取り上げられる。


 世間は「格言だ!」「彼方節、ありがとうございます!」など。騒ぐ人が多いおかげもあって愛されていたとは思う。


 今でも『七瀬彼方』に関するニュースが飛び交っている。最近は元妹_七瀬彩奈に関するニュースが多い。


 自覚はないが私は超絶シスコン変態姉貴(彩奈称)なのでチェック済みだ。


 それにしてもこういうマスコミやメディアもひどいわよね。洗いざらい吐かせるまで徹底的に張り込むのだから。


 彩奈に手を出したらどうなるかわかってるんだろうな?骨の一本や二本では済まさんぞ?と娘を溺愛する父親のような感情になった。


 彩奈、元気かな…。


 ちゃんとご飯食べているかな。メンヘラみたく身体を痛めつけたりしてないよね?


 画面越しだと気丈に振る舞っていたけど。姉だった私ならわかる。無理しているなと。


 教室に向かう道すがら彩奈のことでいっぱいになり、先ほどのスピーチのことは頭から消えていた。


 そして教室にたどり着き扉を開けるのだった。

ひとのときを、想う。jpです。


今回は唐突に入学式の新入生代表スピーチをすることになった要かつ彼方を書きました。


彼方の考え方をどうぞ楽しんでいってね!


また、ぶっ飛んだことさせようと書いていたら意外にもキーボードを叩く手が止まりませんでした。


小説書くのって楽しいね。


最近は外出自粛の中、みなさん暇していると思われます。


そんな時はこの小説を読んでください。


何か一つでも面白いな!この表現好き!と思ったら感想ください!


もちろん批判コメでもばっちこいや!


来たら来たで3日間くらい落ち込むかもしれませんけど(笑)


それでは、また次話でお会いしましょう!


次からバンバンキャラクターを出していくのでよろしくお願いします!

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