魔王の勇者は勇者と呼べるのか?
魔王城に到着して、3人の女性から自己紹介された
「俺は、魔獣族団長のファムだ!勇者様これからのよろしくお願いいたします。」
なんて男勝りで綺麗な女性だろう魔獣族になんて生まれてなかったきっと
武勇で名を轟かせていたに違いない
「勇者様はやめてくれ、リュウでいいよ。何か「様」を付けらるのは
気分がよくない・・・ていうより先につけている妖精がいるから勘弁してくれ」
「私はリュウ様の妖精なので当たり前です。それ以外は呼び方はできません」
ティンは怒ったかのように言う
「しかし、それでは勇者様の威光がつきません・・・」
「いいんじゃない?ファム、勇者さんがそういっているのであれば?」
魔王軍には全く想像が使いない清楚な美人が口を開いた
「勇者さん?とお呼びすればよろしいですか?私は黒魔族団長カーリスです。
これからよろしくお願いいたします。」
「カーリス、こちらこそよろしく」
「ほら、ニースも挨拶しなさい。いくら、勇者さんがかっこいいからって恥ずかがってないで」
俺は決してかっこよくないぞ?
どちらかというともてない方属してた気がする
「はじめまして・・・幽霊族・・・団長・・・ニースです・・・
勇者さん・・・よろしくお願いいたします」
「よろしくニース」
「よろ・・し・・く・・」
あーあ、たぶんこの子は人見知りなんだな
だいぶ小さいけど何歳なんだろう・・・
女性に年を聞くのはだめだから触れないでおこう
それよりもティンを含めこの世界のこと聞きたい
「ティン、早速だがこの世界のことについて教えてくれ」