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鎌倉武士は異世界へ 〜武士道とは鬼畜道と見つけたり〜  作者: くらんくしゃふと
第3章 鎌倉武士、異世界でじわじわ頭角を現す
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世界観説明 その1 『冒険者制度』

設定資料です。興味のある方は読んでみてやってください。一応世界観への理解が深まって鎌倉武士のイレギュラーさや矢三郎のもたらすカオスがわかりやすくなるかもしれません。

 ・冒険者制度が誕生した時代

『大帝国』崩壊前後の異民族流入やらオークの増加やらでカオスを極めた各国の政情が辛うじて安定期を迎え、人口増加が起こりそれに伴って当然増加する食いっぱぐれの子供たちや犯罪や才能の爆発等 様々な理由で表で生きて行けなくなる者たちが増加した時代であり、彼らが盗賊と化すことが当然だった作中時代のしばらく昔


 ・制度の誕生

 食いっぱぐれと日陰者の数多い彼らは異世界の犯罪者予備軍であり、そしてある国の賢王はそんな彼らに『冒険者』なる公的身分と仕事を与える 金食い虫の騎士や兵士を使うには名誉も金の旨みもない仕事を押し付けるその便利制度に他の国もそれに追随



 ・急速に冒険者制度が各国に受け入れられた理由

 国家側はコストをかけずにクソ遠い辺境の武力問題を解決できて且つ 反乱分子となりうる地方勢力に忠誠を誓わず直接自分たちの身分を保証してくれる国家に忠誠を誓った武装勢力を各地に持てる利点がある。


 そして第二に各地の異民族を征服・同化した『大帝国』が支配圏内に遺した法律の最重要項目に農民の武装禁止というものがあり、各国暗黙のルールで農民が武装することは禁忌とされおり、また元は被征服民であった当の農民達も同化政策でかつての牙が抜け落ちて荒事に耐性が無くなっていた為 盗賊や魔物の駆除者を求めていた


 ・冒険者と冒険者ギルドなどの発展経過そして鎌倉武士

 第一世代では制度もあったもんではなく、ゴロツキをゴブリンの巣穴にぶち込むだけのようなもんであった。


 第二世代では味をしめた支配者層から冒険者に盗賊・魔族への武力抗争全てが押し付けられた冒険者業は組織化の道を歩み始め、同職組合としてのギルドが発足するなど冒険者は殺しを飯の種に生きるゴリッゴリの武装集団に変化、 一方 仕事が減った真の武官たる兵士や騎士たちは貴族間の威嚇に使われるだけの派手派手しい飾りに成り下がる。


 以降の世代では第二世代の傾向が更に顕著になる。また、ヤークのような辺境では読み書きできて事務ができる冒険者が居ない為、ギルドマスターは世襲制に、武力問題を一手に引き受ける冒険者ギルドの頭なので当然巨万の富を手に入れ、爵位を買って貴族化し、軍事貴族のような様相になるが、血筋もクソもないので武士ほどの権力もギルド登録された冒険者との棟梁と郎党ほど強力な関係もないので反乱とかは全然無理 ←イマココ


 しか〜し 鎌倉武士が現れ、とあるド田舎の冒険者ギルドを鎌倉武士団に作り替えてしまった!


 これからどうなるのだろう…?


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