第二十一話 オーク狩りと狼乗り 《中編》
とうとう、『鎌倉武士は異世界へ』 も二十番台に突入致しました!これも本作を応援して下さる四桁以上の読者の皆様のお陰です!今後とも応援して頂けると筆が進みます!
ーーー 前回までの復習
何故か異世界転移した鎌倉武士、矢三郎! なんやかんやで冒険者のパーティに加わり、知らないうちに魔王の誕生に加担、転移して数日で銀板階級冒険者を惨殺して成り代わり、辺境で冒険者の身分を手に入れる。
しかし、それでも矢三郎は不満であった!
「雑魚ばっかでつまんね!もっと強い敵とやって鍛錬しないと族滅されてしまう!本能的にそう感じる!…何? オークなる鬼が強いじゃと?よし殺す!」
そんな彼が辺境から移動に一日かけて行ったド辺境の村の近く街道、オークを蹴散らし、調子に乗って一人で追撃した矢三郎!三十のオークと大量の魔狼に囲まれてしまったが、ヤツには死ぬ気などサラサラない!
皆さんお待ちかねの第二十一話、ご開帳にて候!
因みに本作のオークは日本ファンタジーの豚ちゃんタイプではなく、
こんな感じのトールキンタイプで考えております。
雑兵殺しまくってたら魔狼に跨った精鋭オークと遭遇してちょっとピンチな我らが矢三郎から100メートルほど離れた西の街道沿い
「オラッ!」
『がふっ』
矢三郎が形の上は所属している『赤角』パーティの長、アゼルハートがロングソードで三人目のオークを袈裟懸けに切り伏せる。
腐っても元はエルフの上、暴力に彩られた生活を送るオークは決して弱い相手ではない。その彼らを三人、一切の強化魔法も用いず、祝福がかかった宝具でもないどちらかと言うと研ぎを怠ったボロっちいペヨンペヨンの剣で切り伏せるのだから、この情けないへろへろのヘタレ野郎にも一応パーティのリーダーをやっているだけの実力はあるのだ。
倒れたオークの頭をきっちり落としたアゼルハートは周りを見回す余裕が出来たようで、キョロキョロ周りを見渡し、周りで弓を射ていたりオークを戦棍で叩き潰しているパーティメンバーたちに姿の見当たらぬ野蛮な知り合いの所在について尋ねる。
「矢三郎サンは?」
「一人で突撃して、殺しまくってる 巻き添え 食うから、近づかない方が、いい」
小柄な追跡者、北人出身のアバが言葉少なにアゼルハートの問いに答える。
矢三郎がいない時は謎めいた寡黙な追跡者である小柄な北人が指さす先には矢三郎の移動の痕跡を示す、ごっつい矢が刺さりまくったオークの死体がヘンゼルとグレーテルのパン屑かという数転がっている。その様はさながら平安時代の京の如しである。
「うーん…矢三郎サンの矢食らったら多分死んでると思うけど、一応頭落としとくか。オークは頭落とさないと生き返ってくるらしいしな。後ろから殺されたら敵わねぇ」
「手伝う」
そうしてアゼルハートとアバの二人は他の仲間にゴブリンほどではないがワラワラと湧いてくるオークとの戦いを任せ、オークの首落としを始めた …なぜ首を落とす必要があるのか、そこも含めて ここで魔族・オークについて解説しておこう。
矢三郎が大笑いしながら射殺しまくった彼らは決してタダのやられ役ではない。(鎌倉武士が相対的に野蛮で強靭なだけである)
魔王が自らの軍の主力として設計した生き物なのだ。彼らはこの世界に生息するヒト型生物の中で最も魔力を豊富に持っている種族にして、生まれつき彼らの雛形であるエルフと同等の魔力を持つ。
しかし、オークは魔力操作に特化した変異種に変化しない限りは魔力を外部に魔法や魔術などの形で発現できない。
だが 彼らには 魔法・魔術を使えないというデメリットを補って余りあるメリットがあるのだ。その外部に発現できず、溜め込んだ膨大な魔力を欠損した部位の再生や負った傷の再生などの肉体回復、外部から摂取する栄養と組み合わせての身体の大型化 筋肉の増量や環境に合わせた皮膚の色、厚みの変化などの後天的な肉体進化にフルで回すことが出来るのだ。
故に、彼らはGよりもしぶとい。頭を切り落とさないとどれだけダメージを受けていても体中に蛆虫湧いた状態でも魔力で無理矢理 復活してくる。鉄板などで欠けた骨や皮膚を補って生き返ってくるのは朝飯前程度のしぶとさである。
また、首を切り落とさないと数分で肉体に受けたダメージを回復し、後ろから切りつけられる可能性が高い為 オークを倒さば必ず首を落とすべしというのが冒険者の間では常識である。
(その上 人間や原形のエルフと同等に頭が冴え、武術なんかも習得する為、厄介なことこの上ない。ゴブリンとは格が違うのである。)
しかし それほどのムチャクチャな再生力を持ってしても鎌倉武士が使用する規格が統一されたごっつい矢、それも古今東西世界最大の弓である2.3mの和弓、矢三郎の三人張りの強弓から放たれたそれを喰らえば矢柄に差し込まれた分厚い鎧通しの鏃が脊髄と神経系をバッキバキに破壊するので、喰らってしまったら溜め込んだ魔力を肉体強化と再生に全部回してるオークといえど再生が追いつかず、千切れた神経が死んで、基本死ぬ。(本当はそれ以外にも理由があるのだが、今はまだ書くのはやめておこう)
閑話休題。
「ぎゃあっ!」
パーティ唯一の老人、イヅマの正拳突きに突き飛ばされ、オークが地面に倒れ込み、内臓を潰したヘビー級のパンチに悶絶し、街道を転げ回る。それを冷ややかに見下すイヅマ。
「イヅマのじいさん、何でそいつ殺さないんだ?さっさと殺しちまおうぜ」
パーティメンバーに倒された十数体のオークの首を落とし終わり、ロングソードを構え直した鎖帷子の若者、アゼルハートが打撃の余波に悶絶する哀れな若いオークの殺害を提案したが、歴戦の老人は否定する。
「こやつらが何故あのような僻地の村を襲おうとしたのか聞き出さねばなるまいて… 丁度いい。パーティ長殿、こやつの膝を立たせて頂けぬかの?」
無理矢理 膝立ちさせられ、喉にロングソードを宛てがわれたオークにイヅマが尋問を始める。
「…さて、何故このような辺境で暴れておる。そしてお前はどこの部族の者か。」
膝立ちにされたオークは既に体内の魔力をフル活用して受けたダメージを回復しており、元気一杯に彼の母語でがなり立てる。
『お前らに喋ることなぞない!死ぬのは怖くねえ!さっさと殺せ!』
『話せば自由にしてあげますよ?狩人族の斥候さん』
間髪入れず別の口から同じ言語が発された。なんと、天然エルフ魔術師娘ペルの口からであった。オークのみならず、パーティの一行もペルの奇行に目を剥く。
これは異世界の常識から見てかなり異常なことなのである。レベルとしては鎌倉武士が一週間 一人も人を殺さないことや、源氏の血の者が生涯で一人も身内を殺さないのと同じレベルの異常だ。
普通、エルフはオーク語を知らないし、話すことなどはありえない。
異世界の人型種族のうち 光側に属し、神々の加護を受けている人間、エルフ、ドワーフなどからすれば神々の加護を受けておらず、受けている場合でも邪神・魔神の類の加護であるオークなどの闇の眷属の言葉は咼んだ不気味なものに聞こえるし、そもそも声調言語である場合が多いオーク語は単純に聞き心地が悪い。ペルの透き通るようなエルフの声故にそんなに聞き心地こそ悪くないものの、同族の成れの果てであるオークを蛇の如く嫌う高慢なエルフが彼らの言葉を話すなど、前述の通り 鎌倉武士が一週間 一人も殺さないのと同レベルの異常なことなのだ。
やはり、ペルという女は外見以外エルフ的形質を一切かすりもしていない。ド辺境で冒険者なんてやくざな仕事をしているだけあってかなりの変わり者である。
『鎌倉武士が人を殺さない』というありえない喩えと同レベルの行為をした女エルフに暫くボーゼンとしていた囚われの若きオークだが、ハッと我に返り、我らがもののふ矢三郎も謎の薬品のおかげで話せるようになったこの世界では共通語扱いの言語、西部人間語で口汚く自分を捕らえた冒険者パーティ、特にエルフ娘を重点的に罵り始める。
「…気持ち悪っ! テメー!クソエルフ女、俺らの言葉がわかりやがンのか!?あとなんで俺の部族まで知ってやがる!?…マジ気持ち悪ぃ…何で知ってんだよ!」
「ひどいっ!そこまで言うことないじゃないですかぁ!
…へへっ、なんでわかったかと言うとですね!
あなたの言葉は暗黒語に古代ドワーフ語の語彙が混じって、発音は西部語風になったものだと感じました、そういう言葉は西の青の山脈のオークの間でしか使われていません。
そしてあなたの顔つきは平均的なオークより上顎が突出していて 犬歯も発達しています。それに体毛が全体的に濃く、皮膚の色は照葉樹林に適応しているように見受けられます。
そしてあなたの身につけた… に、人間の皮膚、獣の皮膚を鞣した装具及び動物の牙と爪を多用した宗教的装飾品は狩人族のオーク特有のものです。
言語・肉体的形質・装具の点から判断すると、貴方は狩人族のオークですね?」
得意げにペルはオークの出身がなぜ分かったのかを丁寧に説明した。
得意分野の話がやたら長かったり、魔力をコントロール出来ずに手から明らかにオーバーキルな火炎放射したり 挙句の果てに何と鎌倉武士に酔っ払って絡んだりするかなりヤバい娘である天然エルフではあるが、彼女は稀に非常に有能になる。
『話せば自由にしてやる』
という甘い言葉を自然に吹き込み、何故身元を当てられたのかをゆっくり説明して頭に血が昇ったオークに落ち着く時間を与えるなど、卓越した交渉術を見れば 幾度となく殺そうとしてきた(どころかパーティメンバーの一人は誰も気づいていないが、矢三郎に腕を千切られかけ、未だに教会で気絶している)鎌倉蛮族 矢三郎を仲間に引き込むことに成功したのも納得がいく。意外な長所である。
ペルの交渉術に、ふてた態度ではあるものの オークも口を割り始める
「…新しいお頭の命令で、献上品として人間の女を調達に来ただけだぜ」
「新しいお頭…ですか?」
ペルの問いに喉に剣を突きつけられた若きオークは唾を飛ばして吠える
「応ともよ!前のお頭の頭を握り潰してブッ殺した、
ワイバーン殺しのゴブリン王の種よ!クソデカくてクソ強えぇ最高のお頭だぜ!
…あの方がここにいりゃあ!クソ雑魚のお前らなんか一捻…」
「黙れ」
「げふ」
イヅマがヒートアップして罵言雑言を吐き出したオークの気管を掴み潰し、物理的に発言を不可能にする
「そのお頭とやらの命令で何故 四十を超える群れでこのような何も無い辺境の村の周りをうろついておった?目的は何だ?
… 人間の女を奪いに来たわけではあるまい。青の山脈の狩人族といえば武辺者のドワーフと戦争を継続できるほど力ある部族ともっぱらの噂。
そのような力ある部族の者がゴブリンでもあるまいに、西の山奥からこのようなところまで人間の女を探しに来るはずがない。魔力で劣る人間の女は母体としては好まぬと、かつて捕らえたオークから聞いておる。
…オークは母体にエルフを好むそうじゃな?魔力の豊富な母体から生まれ出れば肉体的にも魔力的にも優れた個体に成長するからだそうじゃ。そこまで母体に拘るお前たちが、戦士でもなく、肉体的にも魔力的にも平均並みかそれ以下の人間しかいない農村を襲うが為に西の果ての山奥から遠出するとは思えぬ。何故だ? 目的があるのだろう?」
『オークが孕袋にエルフを好む』
という下りから嫌な顔をし始めたエルフ娘ペルを余所に、老人イヅマは一言一言噛み締めるようにゆっくり尋問を続けた。その間 ずっと気管をスパイク溶接済みの手甲で締め付けられ続けた哀れなオークは顔の色が二回変わり、「ぐげげっ」と口から泡を吹き始めたあたりでようやく質問が終わり、気管が自由になった。
「げぇえぇっへぇええっ!!!!! 殺す気かよ畜生!…おえっ!クソ、テメー!ジジィ!無抵抗の相手をいたぶるのは最低だぜ!人権って言葉知らねーのか!?南の連邦じゃあ捕虜への拷問はご法度だってのによォ! これだから西の蛮人は!
まっ、でも俺はこんなもんじゃ死なねーぜ!オークを殺してえなら首を切り落とさねーとな!それで大抵死ぬ。大抵っても、殺ってみねーと分からねーが!」
顔面の色が変わって泡を吹くほどの間 首を絞められ続けながらも、呼吸が自由になった直後にゼェゼェ苦しみながら減らず口を叩けるあたり、G並みに頑丈な生き物である。 しかも知能もそこそこに高い。
何と、人権の概念を理解しているのだ。
このオークを 人権のじの字も知らず、たとえ仏教の教えなどから命の尊さ的なもの (一方の坊主も『一人でいる顔を隠していない女は仏からの施し』など言って襲ったり 僧兵でもない坊主同士で殺しあったりしてたそうなので大概であるが) を知っていても無視する・都合良く解釈するなどして路上を歩く女を拉致って手篭めにしたり、ノリで弟の所領を燃き討ちしたりするどっかの蛮族どもにも見習って頂きたいものである。
しかし 常にギラギラしている鎌倉武士には及ばないものの、かなりの殺気を発するイヅマは人権云々をオークが話したところで許してくれそうにない。
「質問に答えろ。 何故 こんな辺境までやってきた?」
老人の質問に窒息死直前まで行って懲りたのか、オークが素直に下卑た声でけっけっけと笑いながら口を割る
「お頭がこれからお会いする魔王様のお好みよ! 何でもあのお方は北人以外の人間の女か三メートルよりでけえトロルのメスがお好みなそうでな!
お頭に手土産にすっからテキトーに人間のアマァ、分捕って来いって言われてグリシュナクを頭に四十で本隊から別れて人間がいそうなところを探ってたところにアンタらとあのわけわかんねー 変な鎧の野蛮人に襲われたってわけよ」
『頭目の同盟者への土産として女を攫いに来て矢三郎さんに襲われて全滅した』
という筋書きにペル、ササラの女性冒険者たちは納得するが、
ヘタレパーティ長 アゼルハートと老人イヅマの男性陣は別のところに食いつく。
(矢三郎がいない時は寡黙な小柄な北人の斥候アバと、それを上回る寡黙さを誇り、何故かいつもフルフェイスの兜を被っている為何を考えてるどころか表情すらわからない巨人、コキュータクスの二人は何考えてるのかわからないので除外)
「 ト、トロルのメスが好みだってよ? …イヅマのじいさん、どう思う?」
「…………尊敬するわい」
知らないところで息子の部下に好みの女のタイプをバラされ、ド辺境の男性冒険者どもに尊敬の念を受けるゴブリンの魔王であった。
「村の周辺をうろついておった理由、それだけか?」
「…ああ、それだけだぜ」
「ならば、お前を生かしておく理由はもう無い。」
「えっ?」という顔をしてイヅマの顔を見る甘々のペルであるが、イヅマとしては当然の判断であった。魔族を生かしておく利はない。
一方のオークは約束なぞを信じた己の甘さをせせら笑い、死が確定しても相変わらず軽口を叩く。
「 聞きたいこと喋らせて、用が済んだら殺すってか?魔族との約束なんざ守る義理ねぇってのかよ? ま、別にいいけどな。
…オラ、さっさと殺れ、ジジィ。死ぬのは怖くねえぜ? 所詮 オークの命は消耗品、上級魔族に使い潰されるだけの代物だからな!
… いや、だっただ!
お頭と魔王様が世界を変えてくださる!
お前らの世界は滅びる!俺らの時代が来る!」
パーティの面々に囁かに動揺が広がり、目配せし合う。彼ら異世界人はオークが暗に示していることを察したのだ。
イタチの最後っ屁をかまし、悦に浸ってげたげた笑うオークに困惑したペルは尋ねる。
「……な、何の話ですか?」
オークは唖然とする。
相変わらずこのペルは天然故に 「世界が滅びる」「オークの時代がやってくる」だけでエルフなら容易に察せるであろう彼が言外に示した魔王の誕生という事実を察せないのだ。
「…お、おい、マジでわかんねーのかクソエルフ!?
…お頭が仕えるのはただお一人!
お頭は既に黑の砦に向かった!また闇が世界を覆うだろうよ!俺らの時代が来る!俺らが蔑まれ、狩られ、飢える時代は終わる!
…俺らの時代が来るんだよ!俺らのな!」
パーティメンバーの間ではオークの言に『魔王の誕生』の確定が判断され、俄にざわつき出した。
「…ど、どうするよ? とんでもねー事聞いちまったぞ?」
「…それはお主が決めることじゃろう、パーティ長殿。 …ギルドに報告するのが一番なのじゃろうが、面倒ごとはのぅ…」
「何れはわかることでしょう。私たちが言う必要は無いのでは? 私たち全員 叩けばホコリが山ほど出るような人ばかりですから、あまり目立つべきではないですよ?」
冷静さを取り戻して やっべ、喋りすぎた… というような表情のオークを脇に置き、一行は今後どうするかを話し始める。
ペルの無意識な高等テクニックだ。自分で分かっていない天然さを用い、ある時は相手を落ち着かせ、
今回は相手が暗に仄めかしたことをマジでわからなかったお陰で、死を覚悟した相手から冷静さを失わせて『魔王の誕生』の確定、『黑の砦』という地名という重大な情報を引き出したのだ。
己の天然さを活かした交渉術、鎌倉武士を曲がりなりにも仲間に引き込むことに成功した交渉術である。
己の圧や殺意を意図的且つ効果的に用いる白石家流交渉術とは対極にあるかもしれない。
「………う〜ん、何言ってるんですか?」
「ああ!もう!」
しかし、本人は自分の引き出した情報をさっぱりわかっていないのが残念なところである。
オークが天然エルフ娘とのコミュニケーションの難しさに悶絶し、ごろんごろん転がり始める。
空気を和やかにする天然エルフ娘、殺伐とした世界、特に鎌倉武士の出現でこれからもっと殺伐とするであろう世界では貴重な存在である。
しかし、それでも尚 今 血塗れの生首の数珠をズルズル引き摺りながらガサガサ茂みをかき分けズンズンとこちらに向かってきている青鎧のもののふの方が貴重な存在である。それは今、茂みから顔を出した。
「お主ら、伏兵の警戒もせずに集もうて何をしておる!」
鎌倉武士、生首携いて現る。
今話はパーティメンバーの掘り下げ&尋問、返り血ドロドロ矢三郎回ということでお送りしました。
長かったので分割しました。後編は近日投下します!
あと、河内源氏覚へ書きの源ダメ義さんこと源為義編が近日完成します!みんな大好き平安ガンダム八男さんも出演予定です!
では!