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登場人物紹介

幕間として、登場人物紹介を挟んどこうと思い立ち、書いてみました。

 鎌倉武士



 白石家


 白石矢三郎(しらいしやさぶろう)経久(つねひさ)


 青い大鎧と鹿角の立て物、鹿皮羽織がトレードマークの鎌倉武士。二十年と少し生きてきた。幕府の支配が及ぶギリギリのド辺境の地頭である白石家の当主。辺境ということを利用し、好き勝手に版図を広げ、暴虐の限りを尽くしていた。異世界転移した先でも1日も立たぬうちに人間の盗賊六人、ゴブリン十七体を殺害、人間の冒険者一人を重症を負わせた。ひたすらにえげつない。


 今は色々あって腕を吹き飛ばしかけた冒険者がいるギルドに雇われている。


 豪勇で名を馳せた祖父と父から英才教育を受けた。3人張り(張力60kg)の強弓の使い手。


 馬上・徒歩での太刀・弓、薙刀、徒歩のみでは棍棒、印字打ち(投石)等々 様々な武芸の達人であり、 武芸百般を極めし者。


 白石隼人(しらいしはやと)種久(たねひさ)


 矢三郎の父。故人。無双の弓の達者で、馬上打物の名手であった。



 白石荒人(しらいしあと)征久(まさひさ)


 矢三郎の祖父。故人。ヒゲぼうぼうで、色んなところから色んな毛がハミ出した剛勇の毛だるま男だった。秘蔵の火酒は殺人的。実際飲んだ郎党が急性アルコール中毒で何人か死んでいる。



 白石矢四郎(しらいしやしろう)雄久(かつひさ)


 矢三郎の弟。四男。緑の大鎧がトレードマーク。冷静な男。矢三郎に忠誠を誓い、「父子の契り」を交わしている。矢三郎とかなり歳が近い。


 他の弟達


 九男の九郎(くろう)までは元服している。父が側室や囲いこんだ遊女に産ませた子供が多いため、下に何人まで居るかは矢三郎は把握していない。




 山下家


 矢三郎に族滅された隣の地頭家。男は皆殺し、女は慰みものにされた末に皆殺し、子供は見込みのありそうなものだけ白石家に貰われて行った。他は全員殺された。


 山下家の館と領地は矢三郎の1番上の弟の矢四郎の管轄となった。


 山下長治(やましたながはる)


 ひげぼうぼうで髪も伸ばし放題の熊のような大男。山下家の当主。酒豪。矢三郎に婚姻の儀の日に襲撃され、一騎打ちの末に討たれた。首は門前に晒された。


 長治の息子


 結婚式に殺された悲運の男。酔いつぶれていたところをメッタ刺しにされて死んだ。やっぱりヒゲは濃かった。


 長治の息子の正妻


 山下家の隣の地頭家から嫁に来た。

 酔いつぶれていたところを矢三郎の郎党に叩き起され、犯された後に首を落として殺された。


 矢三郎は嫁に行ったばかりの彼女を殺され怒るであろう彼女の実家とも戦をするつもりであった。





 異世界


赤角(せきかく)」パーティ


 前衛:2 (アゼルハート・ホルトー)防御・重量級(コキュータス)遊撃:1(アバ) 魔法:2(ペル、ササラ)


 


 パーティ長アゼルハート


 パーティ唯一の鉄板階級。武器は安物のロングソード。不精者で、剣の手入れはあまりしない。剣の腕は確かだがめっちゃビビり。でも人望だけはある。劉邦みたいなやつ。


 エルフの女魔術師 ペル


 金髪の天然エルフ娘。矢三郎を怖がらない。魔術師。回復魔法・攻撃魔法に適正があるが、所詮は銅板階級であり、どちらも低位のもののみしか扱えないようだ。


 エルフ・人間・読者基準ではかなりの美形だが、鎌倉武士の美的感覚からはことごとく外れている。「歩き巫女」であると勘違いされ、矢三郎に犯そうかと考えられるが、前述の理由で事なきを得た。未だに矢三郎からは巫女だと勘違いされている。森のエルフであり、上のエルフと比べて耳が小さく、尖りも少ない。髪は編み込んだりせず、無造作にまとめている。エルフの中でも美形だが、どこか垢抜けない。やたらグロ耐性が高い。矢三郎と親和性が高い。


 双剣使いのホルトー


 矢三郎に危うく腕を千切られかけた双剣使い。ゴツい。現在出血多量で撃沈中。


 追跡者(トラッカー)のアバ

 トラッカー。敵の追跡、遊撃を担当する弓使い。フランキスカ的な手斧も使う。荒々しい気質の北の入江の民の出身。小柄で華奢に見えるが、力はそれなりに強い。金髪の三つ編み。性別不詳。普段こそめちゃくちゃ寡黙だが、追跡結果の報告などの時はめちゃくちゃ詳細に話すため、びっくりされる。矢三郎と親和性が高い。


 大楯(おおだて)のコキュータクス


 分厚い鎧、大楯、ハンマーと、重装備の大男。アバを超える無口。詳細不明。


 精霊遣いのササラ


 クールビューティ。精霊を召喚して戦う精霊遣いという職業。黒髪の女。


 イヅマ


 謎の多いすっげえしわしわの坊主頭の老人。パーティの中で唯一アジア系の顔つきをしている。麿赤兒に似てる。ただならぬ気配の持ち主。職種は不明。



 クリーチャー


 ゴブリン


 人間の子供程度の背丈しかない非常に弱い怪物。しかし、長い時を生き、経験を積んで生き延びたゴブリンは知恵をつけ、やがて群れのリーダーや高位の存在として君臨・栄養価の高い食料を大量に摂取すると成長を続け、強靭な肉体を持った人と同じぐらい、あるいは人を超える体躯へと成長する。


 アルファ


 ゴブリンの群れの狡猾なリーダー。ゴブリンとしてはかなりの年月を生きてきた。身長はおよそ180cmという巨躯を誇り、筋骨隆々。傷だらけの全身に殺害した冒険者の鎧、武具などから回収した金属片や様々な種のモンスターの骨を埋め込み、鎧としている。非常に危険で、高位の冒険者でも手こずる強さを誇る。



 犬鼻(いぬばな)


 アルファの副官。ほぼ唯一生き残ったアルファの同世代。人間以上に賢い。




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