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戦国魔法記―藤堂高虎  作者: 可月フミヤ
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中国攻め1

 秀吉は播磨に着くと、本陣を姫路山城においた。


姫路山城はもともと官兵衛の城だったが、官兵衛が秀吉に献上し、半兵衛と官兵衛がここに本陣をおくのを勧めたため、ここに本陣をおいた。


そして秀吉は行動しはじめた。


播磨の毛利方の城、福原城を半兵衛と官兵衛の2人に攻めさせた、2人はさすがで、瞬く間に福原城を攻略した。


その2ヶ月後、秀吉は播磨を手中に収めると、毛利氏の宿敵であった尼子氏の血をひく、尼子勝久に上月城を任せた。


これに対して毛利氏は、上月城に向かって大軍を派遣した。


これを聞いた秀吉が、上月城に進軍し、さらに信長にもこの状態を伝え、尼子氏救援のための援軍を頼んだ。


すると荒木村重の軍が援軍としてやって来た。


だが毛利氏は策士小早川隆影の指示で、調略が行われ、三木城主の別所長治が毛利方に寝返った。


その寝返りにより、もともと毛利の大軍に数で劣っていた羽柴軍は撤退した。


そしてその半年後、上月城は落城し、尼子氏は滅んだ。


秀吉は悲しげな顔をしていた。


別所長治の裏切りさえなければ尼子氏を助けられたかもしれなかったからだ。


その後、別所長治の寝返りに続き、荒木村重までもが毛利方についた。


それを見て、播磨の各地の国衆達も毛利方に寝返った。


秀吉にとってはとてもショックな事だった。


羽柴軍は2ヶ月で播磨を支配したが、今は敵国の中にいるような状態になってしまった。





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