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戦国魔法記―藤堂高虎  作者: 可月フミヤ
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毛利攻めへ

 清正が俺の様子に気付いたのか、話を変えた。


「俺達は次に何をすればいいのでしょうか?」


「魔力が増幅した瞬間に魔法を使え、威力が今までのとは、全く違うはずだ。」


俺達は練習を始めたが、魔力が増幅するのはほんの一瞬の事なので、始めのうちは出来なかったが、3、4時間で出来るようになった。


官兵衛が言うとおりだった、その威力は凄まじいもので、その状態で小魔法を使っても、普通の状態で使った大魔法と変わらなかった、また魔力も増やしているため、あまり消費しないので連続して使える。


官兵衛が言うには、魔力を増やした状態で大魔法を使うと、極大魔法となるようだ。


俺達は官兵衛にお礼をして、長浜へ急いで帰った。


極大魔法の練習をしている途中で、織田家が中国地方の支配者、毛利家を攻める予定があり、その大将に秀吉がなる、だから早く長浜へ戻ってこい。


との使者が俺達へ来た。


俺達は長浜へ着くと、秀吉に挨拶し、急いで出陣の用意を整えた。


途中でユタに会いに行ったが、本当に魔法は使えなくなっていた、それでも元気そうで安心した。


そしてその一週間後に出陣した、播磨を織田方にした男がいるらしく、毛利家を討伐するついでに、播磨も確保しに行く。


毛利家には、強力な水軍があり、さらに毛利両川として知られている、吉川元春、小早川隆影という2人の名将がいる。


いくら織田軍が数の上で有利でも油断はできない。


織田軍が播磨に着いたが、播磨の情勢は不安定なものだった、毛利家が先に播磨に着いていたのなら、播磨は毛利家に着いていただろう。


そしてこの播磨を織田方にした男がやって来た、


「播磨の国衆、小寺家の家老、黒田官兵衛と申す。」


「おー、お主が官兵衛か、正則達が世話になった。」


などと官兵衛と秀吉は話していたが、俺達は驚き、固まっていた。


ちなみに織田軍の陣容はこうだ、大将の秀吉、その下に黒田官兵衛、竹中半兵衛、俺と清正、正則、三成、吉継。


ユタは長浜に残っている。


秀吉軍に加え、荒木村重の軍もこの戦に参戦する。


この毛利攻めは、もの凄い大事件を巻き起こす。








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