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宝箱ラッシュ!


 俺とリルアはダンジョンに踏み込んだ。

 ダンジョン。冒険。実に楽しみだ。


 ピカピカ石を手にダンジョンの中を照らしながら進む。

 リルアが前。俺が後ろだ。

 「あの、前を歩くのはいいんですけど、絶対に尻尾だけは掴んだりしないで下さいね」


 リルアは振り返りながら言った。

 そして、前に伸びかけていた俺の手をじっと見た。

 慌てたように地面へと垂れ下がっていた尻尾をウネウネと動かして自分の右足へと巻き付ける。


 「……触ろうとした本気で斬り殺しますよ」

 

 リルアは二本の剣を構えて威嚇してくる。

 仕方ない。

 リルアに剣を持たせたのは俺だが、リルアが剣を持っているうちは諦めよう。

 命が大事だ。


 リルアは小まめに振り返る。

 そんなに俺が気になるんだろうか?


 「……うう。ダンジョンなんて入りたくないのになし崩し的に入る羽目になってしまった気がします」

 

 「そうか。ダンジョン探索なんて滅多にできないぞ。少なくとも日本にはダンジョンはなかった」


 「……それにしてもキリヤさん。あの貧弱ステータスでよく余裕かましていられますね」


 「おう、余裕だ。俺には超必殺技ゴッドバイトがある。おお、いい感じに魔物発見!」


 「ゴブリンですね。どうします。逃げますか。向こうは気づいていないようなのでまだ間に合いますよ」


 「戦うに決まってる。俺がこれを投げて先制攻撃するから。逃したら魔物の相手を頼む」


 「……キリヤさん。本気でその入れ歯で戦う気ですか? なんなら剣一本渡しますか? その入れ歯ばっちいからくっつけられたら不快でしょうけど多分それだけですよ」


 「リルア。俺のSTRいくつだった?」


 「3ですね」

 

 「そう、3しかない。実を言うとダンジョンからその鉄剣を運び出すときに完全に持ち上げられなかった。引きずってくるだけで精一杯だった。その意味がわかるか? まだ持てるだけこの入れ歯の方がマシだ」


 「はわ~、それはちょっと弱すぎですよぅ、やっぱりキリヤさん一人でも引き返しませんか?」


 「俺を舐めるな!」


 「はわっ!」


 「弱いくらいなんだ! それくらいで俺を止められると思うなよ!」


 「思いましょうよ。キリヤさんを守らないといけないコッチの身にもなって下さい!」


 「喰らえやぁ! 爆裂・ゴッドインパクトォ!」


 「話聞いて下さいっ! 何勝手に攻撃しかけてるんですかっ! さっきと必殺技名が違います!」


 ドゴオオオオオンッ!


 「ふ、またつまらぬ物を斬ってしまったか」


 「斬ってないです。一回目です。かっこつけてる場合じゃないです。あっちの壁が大変な事になってますよ!」


 それは置いておくとして。

 俺は初めて魔物を討伐した。

 スキルの効果が間違っていなければ、スキルが発動しているはずだ。


 「アビリティボードオープン!」


 「何でアビリティボード広げているんですか! 外に出て落ち着いてからやりましょう!」


 パーソナルボードをチェック。

 チップ保管庫に在庫数が1。

 その保管庫からパーソナルボードへとチップをドラッグしてみると……。

 元々あったスキルにチップがくっついてボードのマスが二つになった。


 「キタアアアアアアア! これは始まった。俺の時代が始まった!」 


 「始まってません! むしろ、ステータス的に終わってます! 叫ばないで下さい! 魔物が寄ってきちゃいます!」


 「リルア! 見て驚け!」


 「ショボイステータスですね。見なくてもわかります。ここは危険なダンジョンの中なんですよ! もっと自覚して下さい!」


 「そうじゃない。マスが増えてるだろ」


 「本当ですね。DEX+1とかいう残念極まりないのが増えてます…………ってえええええええええええええええええええええっ!。普通ボードのマスは増えたりすること無いんですよ!」


 「そう。それが俺のたった一つのスキルだ。どうやら俺が倒した魔物のパーソナルボードからランダムに一つだけマスを奪える能力らしい」


 「……それ、誰かに言いました?」


 「いや、今、初めて言った」


 「黙っていた方がいいですよ。普通じゃない能力です」


 俺は先程投げた入れ歯を無事瓦礫の山から入れ歯を拾い出す。

 リルアのアドバイスについては素直に聞いておいた方がいいだろう。


 「じゃあ、そうする。と、言うわけで魔物を見かけたら俺に譲ってくれ! お、言ってる側から魔物発見! 神の裁き、ジャスティスバイトオオオオオッ!」


 ドゴオオオオオオンッ!


 「……さっきも思ったんですけど。その入れ歯なんかおかしくありません。明らかに威力が間違ってますよね」


 「そうか? 使ってみるか? 威力抜群で爽快だぞ」


 「……い、いえ、爽快と言うよりむしろばっちぃから不快……じゃなくて。私にはその入れ歯を使いこなす自信がありません。剣でいいです。むしろこの剣がいいです」


 「そうか。実を言うとこの武器気に入ってたんだ。取られなくてホッとしたぞ」


 「いらないですからね。キリヤさんが存分に使って下さい」


 しばらく進んでいると、宝箱を見つけた。

 宝箱って神の爺さんが冒険者のために設置してるんだっけか?

 ラッキー。

 宝箱を開けると、一枚の紙が入っていた。


 『はろはろ~。ねぇ、キリヤ君。ワシの入れ歯返して! ワシ、おやつ食べられない。この箱に入れるだけでいいから! 返してくれたら今ならオリハルコンの剣あげちゃうよ』


 「却下!」

 

 俺は速攻で蓋を閉めた。これは罠だ。

 オリハルコンなんてわけのわからない剣よりも絶対こっちの方がいいものだ。

 こんな最高の武器をたかがおやつを噛み砕くために使うなんて勿体ない。

 それにしても神さまが宝箱に用意してくれた品々よりも予期せぬ混入物が強いってどういう事なんだろう。ラッキーと思うことにしよう。


 更に一メートル先。宝箱。


『お願い返して。オリハルコンの剣だけじゃ無くてワシのブロマイドもあげ……』


 ビリビリビリッ。


 そして、五十センチ先に宝箱。


 「しつけぇ!」


 「キリヤさん。さっきから宝箱無視してますけど勿体なくないですか?」


 「いいんだよ。あれは宝が入っている箱じゃない。むしろ宝を奪い取ってこようとする悪質な罠だ。リルア、聞いてくれ。あの箱は恐ろしいことに、この入れ歯とオリハルコンの剣を交換するように要求してくるんだ」

 

 「はわっ、どう考えてもお得です! 交換しましょう。そうしましょう!」


 リルアはさっきまでばっちぃと言っていた入れ歯を奪い取るとあろう事か箱の中に投げ込んでしまった。

 ステータス差には抗えなかったよ。


 「はわ~、綺麗な剣ですねぇ! これがオリハルコンですか。ヒュームの国では国宝にもにされているとか。それにも納得です。ばっちぃ入れ歯よりもこっちの方がずっといい。キリヤさんもそう思いますよね?」

 そういうリリアはそそくさと俺が背負っている鞄に鉄剣二本を仕舞っている。

 もう使う気が無いらしい。

 ……一回も使ってない新品だけど。

 俺はそれをふてくされながら見ている。


 「そうだねっ!」


 ぶっきらぼうに俺は答えた。


 「怒ってますか?」

 

 「うん。だって剣な時点で俺にはどうせ持てないもん。俺にはあの入れ歯しか無かったのに!」


 「え? この剣殆ど重さゼロですよ。魔法効果もいくつか付与されている魔剣みたいです」


 「マジで!?」


 俺はリルアからオリハルコンの剣を受け取った。

 しかし、重くて持てなかった。

 ゴトンッ!と地面へと俺は剣を落としてしまう。


 「……ううっ。こんなのないっ。異世界からやって来たというのに、俺は選ばれし者ではないのか!」


 「落ち込まないで下さいキリヤさん。あそこにまだ宝箱があります」


 「うん、何故かこのダンジョンには宝箱が一杯あるね」


 「あの宝箱にはキリヤさんも使える武器が入っているかも知れませんよ」


 「そうだね。行ってくる」


 ……紙が一枚だけ入っていた。いや、よく見るとその下に写真が隠れたいた。

 神の爺さんのアッカンベーの写真だ。


 『キリヤ君。キリヤ君。ざまぁ味噌漬け。キリヤ君が悪いんじゃよ。さっさと入れ歯を返さないから。ワシ怒っちゃったもんね。だからオリハルコンの剣に盗難防止用のマスター認証付けちゃったんだもんね。持ち主は千倍軽くなる代わりに、それ以外の人間が持ったときに重さが千倍になる奴。キリヤ君に比べると入れ歯をすぐに返してくれたリルアちゃんは実にいい子じゃの。そんな子にこそ剣は使って欲しい』  


 そういう事か! あの剣はリルア専用剣。だから俺には使えないってのか!

 入れ歯カムバアアアアック!


 「ばーかばーか、おたんこなーす。禿げ、ジジイ。顔面がんもどきー」


 俺は宝箱の中に暴言を吐きまくった。


 すると、向こうから「じゃかぁしいわ!」と滅茶苦茶でかい叫び声返ってきた。

 そしてコロンという音。

 なんだろうと思ってみると、宝箱の底に入れ歯が入っていた。

 叫んだ拍子にすっぽ抜けたらしい。

 その入れ歯を俺は素早く回収する。

 唾液が手にべっちょりとついた。少し悲しい。


 俺は陰鬱とした嬉しさと共にリルアの元に戻ろうとして、何かに躓いた。

 宝箱だった。


 『ごめん。謝るから入れ歯返して!』


 もう返さないぞ。これはいいものだ……本当にいいものか? いや、いいものだ。

 その汚さに少し認定を躊躇うほどにはいいものだ。

 どうしてもおやつが食べたいなら予備の入れ歯でも作りなさい。


 「どうでした? キリヤさん?」

 

 「ん? 入れ歯が入っていたよ」


 何とはなしにリルアに言うと、リルアの目がぱぁっと輝いた。


 「……は、はわ。これはもしや二本目の入手チャンスでは?」

 

 俺はソッコー土下座した。


 「剣は一本で我慢して下さい。この入れ歯は俺に使わせて下さい。他に使える武器無いんです。お願いします」


 「はわ~。いいですよ。実質その武器はキリヤさん専用ですからね」


 これで俺達の専用武器が揃った。

 片やリルアにしか持つことすらできない国宝級の剣。

 重さの感じない魔法の剣。白く美しい剣身を持ち、眩く輝き直視するのが難しいほどだ。

 片や小汚いせいで俺以外が使うのを躊躇する実質俺専用な神の爺さんの入れ歯。

 唾液に濡れて更に選ばれし者にしか使えなくなった。

 でも、その気になれば誰でも使える時点で専用武器なのかという疑問が残る。

 なるべく皮膚に接触しないように摘まむように持つのが正しい持ち方だ。かなり臭う。


 専用武器に大きな格差がある気がするが、まぁいいだろう。後は性能差だな。


 「キリヤさん。魔物が居ました。早速試し切りしてきていいですか?」


 リルアがその美味しそうな尻尾を見せつけるかのようにぶんぶんと振り回しながら言った。

 キミ、そんな好戦的な子だったっけ。

 魔物にビビってダンジョンに入るのを躊躇うような子じゃなかったっけ?

 チート武器は人を変えるんだね。

 

 リルアがゲル状の生物に向かって駆けていく。

 そして一閃。ゲル状生物は跡形もなく蒸発した。

 明らかなオーバーキルである。


 圧倒的じゃないか我が軍は。二人しかいないけどね。


 俺とリルアは魔物をオーバーキルしながらダンジョンを進んでいく。

 この世界では魔物を倒すとドロップアイテムが出る……なんて都合のいいことはない。

 いや、もしかしたらオーバーキルでドロップアイテム事消し飛ばしてしまっているかもしれないが。


 「……あの、キリヤさん。私、思うことがあります」


 「なんだ。言ってみろ」


 「……武器が強すぎて魔物のお肉が残りません」

 

 「うん、丁度俺もそう思っていた。食料を取りに来たんだもんね」


 「なので一回この武器はしまっておこうかと」


 「そうだね」


 リルアはチート武器を仕舞って鉄剣に持ち替えた。


 「はわぁ……重いです」


 明らかにテンションがた落ちでリルアは言った。

 尻尾はぺたんと力なく垂れている。

 贅沢な悩みだな。俺と違って剣を持てるんだからまだいいだろ。


 「キリヤさん。キリヤさん。あそこにゴブリンがいます。しかも武器を持ってます。あれなら使えるんじゃないですか」

 ゴブリンは棘突き棍棒を装備していた。

 確かに鉄よりは木の方が軽いかもしれない。


 「棍棒ごと爆散してしまいますから、入れ歯は投げないで下さいね」

 

 「オーケー」


 「黙って私の戦いを見ていて下さいね」


 「……オーケー」


 「出しゃばらないで下さいね。守れないですよ」


 「…………オーケー」


 「キリヤさん、私が戦っている間また変な言動とかしないで下さいね。気が散るので」


 「………………オーケー」


 「くれぐれも邪魔しないで下さいね」


 「……………………オーケー」


 「わかってると思いますけど、どさくさに紛れて尻尾掴んだら斬り殺しますよ」


 「……俺をなんだと思ってるんだ?」


 「では、行ってきます。たあああああああああああああああああああああっ!」


 リルアは鉄剣二本をぶん回しながらゴブリンへと突っ込んだ。

 俺が言うのもなんだが、戦い方が下手くそだ。

 剣は空を切るばかり。

 手で闇雲に振るっているだけなので軸もぶれるし力が乗っていない。

 縦に斜めに横に滅茶苦茶に振り回し、その間隙を突かれて逆にゴブリンに棍棒で殴られている。

 しかし、あんな振り方で自分を斬りつけたりしないいんだろうか?

 

 この戦闘で願わくばリルアの尻尾もドロップしますように。


 ……まぁ、剣が自分に当たっても防御全振りしたからノーダメージみたいなんだけどね。


 一方で俺は見ているだけ。戦闘に参加していない。参加したら死ぬ。


 「やったぁ、勝ちました」


 両鉄剣を掲げて、尻尾でゴブリンの死骸を巻き付けるようにして運んでくる。

 チート武器で倒したときに比べて凄く嬉しそうだ。

 なんかいらっときた。

 チート専用武器だけじゃなくて二本の鉄剣までリルアの専用武器だなんて。

 俺には小汚い入れ歯しかないんだぞ。

 このままリルアにチート武器を使わせ続けるのは駄目だ。

 あのスーパーな剣でリルアが華麗に敵を切り伏せる姿を見る度に俺が惨めになる。

 しかし、リルアは鉄剣では泥臭い戦いしか出来ない。

 だからこそリルアに鉄剣を使わせ続ける方法を何か考えろ。考えるんだ俺!


 「よし、決めた。これからリルアは俺がいいと言うまでチート武器は無し。その鉄剣で戦え」


 「え~!」


 「今のままだと武器依存な戦い方になるぞ」


 「はわっ、キリヤさんのくせにまっとうなことを言ってます。そういう本人は完全武器依存ですが」


 「……くせにってなんだよ。いつでも俺はまっとうだぞ」


 「どの口が言うんでしょうね」


 「で、どうする。そのゴブリンの死骸を持ち帰って食料にするか?」


 俺は物言わぬ死体になった緑色の小男を指さしていった。

 見るからに骨張っていて不味そうだ。それにワキガ臭。

 まぁ、臭さは入れ歯ほどではないけどね。


 「それは嫌です、もっと他の魔物に期待しましょう。魔石があるか確認してなければ捨てていいでしょうね」

 リルアはえいっと鉄剣をゴブリンの胸へと突き刺した。


 「へぇ、魔石ってその辺りにあるのか?」


 「いえ。私は魔物を解体したことはありませんよ。体内に魔石があるのを知っているだけです」


 「なら、全解剖しかないな。魔石が出るまで肉をそぐ。そういう作戦で行こう」


 「は、はわわわっ。そんなグロテスクなことできません。怖いですし見てられません」

 

 「じゃあ、リルアは目が見えなくればいいんだな。俺はぴったりの呪文を知っているぞ。怖い物が何にも見えなくなる素敵な呪文だ」


 「は、はわわっ、そんな凄い呪文があるんですか!?」

 

 「みよー ラプターのいかそうめんをー!」「バ〇ス!」「目が目がああああああああああああっ!」


 「は、はわっ。なんですかその妙な呪文詠唱は! 響きがそこはかとなく怖いです!」


 「リルア。まだ目は見えるか?」

 

 「……はわっ? み、見えますよ」


 「おっかしーなぁ、アニメではしっかり目が潰れたのに」


 「はわわっ。アニメとは何かわかりませんが、そんな恐ろしい呪文冗談でもかけようとしないで下さい」


 「……はぁ。じゃあ、目を瞑ってろ」


 「明らかに残念そうに言わないで下さい!」


 「ま、そういうわけで俺が剣の動かす方向を指示する。上だ!」


 「はわっ、剣が抜けちゃいますよ!」


 「じゃあ、右だ。そして今こそ必殺アトミックブレイバー!」


 「はわ、あ、あとみっく!?」


 俺とリルアは悪戦苦闘しながらゴブリンを解体した。結果取れたのは小さな魔石が一つだった。


 「Gランクの魔石ですね。Fランクの魔物であるゴブリンだから仕方ないですね」


 「この魔石、俺が貰っていい?」


 「いいですよ。Gランクではどうせステータス+1しか伸びないですし。私よりキリヤさんの方が相対的に強くなるはずです」


 俺はアビリティボードをオープン。

 ついでに俺が倒した魔物の分のチップをパーソナルボードに配置。


 その中にSTR+1があったので、そこに割り振っておいた。

 ステータス強化要求魔石はGランクの魔石が一つだった。


 これでSTRが+4。鉄剣はまだ持ち上がらない。


 俺の最強伝説は果たしていつになるのだろうか?

 それともリルア最強伝説なのか?

 もしやと思うが、俺はホームズの語り手であるワトソンポジション?


 答えはまだわからない。

最近何となくファーストのガ〇ダム見たくなった。で、見た。ネタが多いのはそのせい。


最強なドラゴンさんの小説が忙しいのでこっちは鈍足。

週一更新を目安。


ちなみに、ウザイラノベ主人公ランキングトップ100入りをこっそり目指してます。

キリヤ君はいつも一人で勝手に騒いでいて非常にウザイです。

人の話をロクに聞かなかったりとリルアも呆れています。

更に自尊心のためなら味方の足をも引っ張ります。


それにしてもヒロインの尻尾が美味しそうって。触りたいとかじゃないんだ?

キリヤ君は作者の予想を裏切るセリフを山ほど吐きます。

常に尻尾を食用目的で狙われ続けるリルアがストレスで禿げないか心配。


凄く可哀想。尻尾を食べられないように頑張って欲しい。


……しかしそれでもキリヤ君を殺さないんだから優しいよね。



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