速攻で終わらせるファンタジー
「バカな…!」
目の前の金髪の不遜な鎧を着たいかにもな魔王が膝をついて花園で息を荒々しくしていた。
「いやいや、わし、いくら学校いけてなくても、構成とかはしっとるよ」
「バカか!貴様!私の全属性魔法をわずか三秒足らずで分解とか化け物の域だろう!」
「知らんわ、出来たんだから仕方ないじゃろうよ、それに最古の魔王の一人ちゅうたか?」
コジロウの眼が光る。
「お前さん、アホじゃろ」
「なんだと?」
「お前さん、10代の子とお付き合いしようとしたんじゃろ?仮にも何千年かは年上で、魔王を名乗るんじゃ、一国の王でもあるんじゃろ?」
「お、おう」
「あ、兄さんスイッチ入ったの、こりゃまともな戦いにならんわ」
マユリの言葉と同時にコジロウが魔王に拳骨をいれる!
「ばかたれ!好きな女子にまずは手紙くらい出してから返答を待ち、そしてよかれとなったら親に挨拶が筋ぢゃろがあ!」
「我が魔法障壁を貫くだと!痛い痛い!」
魔王は更に膝をつく。
「ここの姫はわしの妹の子孫、親戚も同じ、いきなり来て拐うような真似をする奴に渡せるかあ!」
「あ、まずいな」
「どなた?」
いつの間にか現れたフリードにアリアスは驚く
「私はコジロウの友人さ、王にはこの場に来る許可はもらったよ、それより結界が必要だな」
「悪タレが、ちったあ空気よみやがれ!」
コジロウの珍しい怒声と共に空間に白い光が放たれる!




