兄と妹
基本的に時代背景はよくしりませんし、情報もネットや書物であさる程度のものなんでちょっとつっこまないでもらえたら幸いです。色々指摘ありがとうございます。リクエストもありましたらきいていきたいとおもいます
コジロウは前世にて孤児院の出であった、今の地球、日本よりも豊かではなかった時代、住良木の性をもらいなかなか自由に過ごさせてもらったのはありがたい話だ。
十人の血の繋がらない兄妹は自分よりも早くに亡くなり、この不幸者がと寂しくおもったが、一人だけ若くして神隠しにあったかのように20代半ばで消えた妹がいた。
名前は住良木マユリ、異国の血も混じった当時は珍しい混血児の血の繋がらない妹は遠い異世界で愛する男と出会い国を興し豊かな人を育て、自身は不死者となり自国を育てていた。
愛する初代がなくなりまだ国の行く末がよくわからないが故にということだが、なるほど妹らしい、この妹は好奇心のかたまりのようなもので良い意味で節介をする。
人としての人生を引き換えに子孫に世話焼きをするくらいやってのけるだろう。
豊かでない時代に豊かであろうとした妹であれば。
「さて、マユリ、呼び出したのはお前の入れ知恵だろう?」
「そうだね、いくら年老いても兄さんのことはわかるからね、それにイスタリアの加護を受けてるのは兄さんだけじゃないさ」
「なるほど、なんだかんだわしらに眼をつけてたわけだ、自然と色々言ってきたが得心がいったわ」
コジロウはかっかと笑う。
「年老いても変わらないね、兄さんは」
「まだまだ若いもんには負けんさ」
楽しげに二人は笑う
「さてと、本題として何があるのかね」
「ああ、私の国のアリアスなんだが…」
マユリは肩を竦めて
「ダンジョンマスターの魔王に見初められてね、子孫とはいえ、孫のようなもんだが、実力至上主義の脳筋に嫁がせるのはやだからね、うちは民主的にそれぞれできることをお願いして成り立つ国だからねー」
「国の有り様をかえるほどの案件か、困ったもんだな」
コジロウはにこにこと話す。
「まあなんだ、話してダメなら押してみろじゃろ」
「兄さんわかってらっしゃる」
どこか狂気めいた微笑みにぞくりとその場にいたものは背筋に冷や汗をかいた。




