彼女のひとりごと
今回はフラゲ的に登場、〇〇〇視点です!
正式な登場はまだちょっと先ですが……。
そして今日は物凄く短いです。
……おかしいわね。
どうして、騎士団長達や副団長達が誰一人仲間にできなかったのかしら?
おかげで王都にいる冒険者と自警団の少年を仲間にするしかなかったなんて、全くの計算外だわ。
せめて、ユフィルでもいればまだ違ったのに、いなかったし。
三人できるはずの仲間が二人だけなんて、あり得ないわ。
面白くないわね。
……おかしいといえば、あの公爵がした説明もおかしいわよね。
どうして私が二番手なのかしら?
私の容姿と名前からすれば、一番手なはずなのに。
そういえば、あの公爵もおかしいわ。
二番手を喚ぶ"公爵"は、叔父じゃなくて弟のはずなのに。
そもそも、叔父なんて出てこなかったはずよね?
……訳がわからないわ……。
……でも、まあ、いいわ。
そんな事は些細な事よね。
ここは"あの世界"なわけだし、一番手はシルヴェルクとユフィルを連れているようだし、奪ってしまえばいいだけの事なんだから。
"私"の能力なら一番手を押しのけて魔王を倒せるのだし。
シルヴェルクとユフィル、どちらを選んでも、私は優雅な生活が送れるのだものね!
ああ、楽しみだわ。
待っていて、私の未来の夫候補!
今、行くわ!!
諸事情により、次の更新は三、四日後になります。
少々お待ち下さいm(__)m




