四前衛
決戦はついに始まった!スレイヤーズ対四精鋭部隊!さー、どっちが勝つかどっちが負けるか?どうぞ楽しんでお読みください!
東のホールは要塞訓練場に変わっていた。
ゴロンの足音が地面を震わせる。巨大な棘付きメイスを引きずり、鉄の装甲が歩くたびにガチャガチャ鳴る。巨漢が戦場を圧倒する。
ゴロン:「ぐるる……小さい獲物。潰す。」
僕はゆっくり息を吐き、心を落ち着ける。
モルア(冷静に):「殺すために戦わない……守るために戦う。」
雷のような速さで突進。刃投を放つが、ゴロンの厚い装甲に弾かれる。
モルア:「硬すぎる……いつもの戦法じゃ通じない。」
ゴロンが突進し、メイスを横薙ぎに振るう。モルアは迅足でかわすが、衝撃波に吹き飛ばされる。
モルア(息を吐き):「よし……適応する。弱点を見つけなきゃ。」
彼女が煙幕を発動し、煙に紛れる。ゴロンが唸りながら無差別にメイスを振るう。
煙の中から彼女が目潰し刃投を放ち、ゴロンのヘルメットの隙間に命中。ゴロンが咆哮。
ゴロン(咆哮):「ぐあああ……!! ゴロンの目……見えない……!」 *メイスを振り回す
僕はその隙を突き、容赦なく攻撃。
モルア:「百万斬!」 *両手に刃を構える
彼女はゴロンの周りを舞い、装甲の継ぎ目を切り、急所を突く。
ゴロン(うめき):「やめろ……!! 痛いよ……!!」
ゴロンがメイスを振り下ろす。
モルア:「守護亀の盾!」 *腕を交差
亀の甲羅のシルエットが彼女を守るが、衝撃で後ろに滑る。
唇から血を拭い、立ち上がる。
モルア(微笑み):「いいパワーだ、でも終わりにしよう……」
壁を蹴り、跳躍。踵にエネルギーが集まる。
モルア:「天空斬鳳凰蹴!!」
蹴りがゴロンの胸に炸裂。深紅の鳳凰シルエットが輝き、装甲を砕く。ゴロンが片膝をつく。
ゴロン:「うぐっ!」 *よろめく
モルア(決め技):「とどめだ! 咆える虎拳!!」
白虎のシルエットが輝き、渾身のパンチがコアプレートを砕く。ゴロンが崩れ落ちる。
ゴロン:「ぐあああ……!」 *倒れる
モルア(息を切らして):「強かったぞ、ゴロン……でも、私の決意の方が強い。」 *拳を握る
――
場面は南のバルコニー、滝の庭園アリーナ。レミアが水の渦を纏い、トライデントを回す。
レミア:「どれだけ氷が持つか、海に試してみましょう。」
グラシア:「やってみなさい……アイシクル・バレージ!」 *素早く氷柱を連続に放つ
レミアが槍を振るう。
レミア:「オーシャン・トライデント:渦刃。」 *槍を高速回転
渦巻く槍がグラシアの氷柱を切り裂く。
グラシア:「ちっ! アイス・ピラー!」
グラシアはアイスピラーに退避し、近接戦を避ける。だが水位が上がり、氷が急速に溶ける。
レミアが水流に乗って優雅に接近。美しい舞のように距離を詰める。
グラシア:「速い……水の制御が優れている。ただ、水が動いている瞬間だけで。」
レミアが突進。グラシアが呪文を放つ。
グラシア:「フリーズ・エアー!」 *冷気を水流へ送る
水流が鈍り、レミアの動きが一瞬止まる。
レミア:「やるわね……オーシャン・トライデント:潮崩!」 *槍を構える
床が震え、巨大な津波がグラシアを襲う。グラシアが即座に呪文を放つ。
グラシア:「アイス・ヲール!」 *杖を振る
厚い氷壁が立ち、津波を防ぐ。だがひびが入り、持ちこたえられない。
グラシア(詠唱):「アイス・ストーム!」
空気が急激に冷え、猛吹雪が吹き荒れる。レミアの水が凍り始め、人魚の尾が霜の水たまりに捕まる。
レミア:「しまった!?」 *尾が動かない
グラシア:「これで……アブソルート・ゼロ。」 *杖を地面に叩きつける
純粋な極寒がレミアの動きを完全に封じる。グラシアが杖を掲げる。
グラシア(静かに):「冬の中で眠りなさい。」 *杖を回す
――
場面は西のホール、花の温室。エリセナが走り回り、隙を探して火を放つ。アイビーは優雅に蔦で全てを防ぐ。
イビー:「火を持ってるわね、子猫ちゃん。どれだけ燃やし続けられるか見てあげるわ。」 *腕を組む
エリセナ:「そのつもりよ、ファイア・ボール!」
アイビーは厚い蔦の盾で防ぐ。
アイビー:「蔦罠。」 *指を鳴らす
蔦がエリセナの足首に絡みつく。
エリセナ(パニック):「うわあ!? ファイア・ヲーる!」 *手を交差
炎が爆発し、蔦を焼き払い、アイビーを後退させる。だがアイビーは微笑む。
アイビー:「熱帯再生。」 *腕を上げる
緑の光が体を包み、火傷が消える。
エリセナ:「え!? 回復魔法!?」
エリセナは茂みの壁に隠れ、スタミナを回復しようとする。
エリセナ(心の中で):「まずい……回復が早すぎる。持久戦じゃ勝てない……圧倒するしかない。」
アイビー(微笑み):「出ておいで、小猫ちゃん……胞子雨!」 *腕を振る
寄生胞子の雨が降る。エリセナはかわし、空気を燃やす。
エリセナ:「ファイア・レイン!」
炎が胞子を焼き尽くすが、アイビーは倒れない。
アイビー(ニヤリ):「フフ…あなた、マナが尽きかけてるわね! 蔦牢!」
蔦が絡みつくが、エリセナは跳び、掌から強力な魔法を放つ準備。
エリセナ(睨み):「そうね。だから一気に決める……ファイア・ピラー!!」
灼熱の炎柱がイビーの下から爆発。
アイビー(叫び):「あああっ!!!」
蔦が萎れ、回復が追いつかない。
エリセナ(息を切らして):「今日の園芸はこれでおしまい……」
マナ不足でよろめくが、すぐにマナ薬を飲み、回復。
エリセナ:「うげっ……苦い!」 *舌を出す
――
北のホール、玉座の控えの間。僕は剣を構え、ネクロムは僕の自信を見てニヤリ。
ネクロム:「強くなったな、坊主……まだ死が怖いかい?」
アストン:「死ぬのは怖くない。他の人が目の前に死ぬのが怖いだけだ。」
ネクロムが指を鳴らす。闇鎖が床から飛び出し、僕の足を絡める。胸に赤い呪印が輝く。
ネクロム:「お前の力が消えるところを見せてやる。」
反魔外套が呪印を無効化。僕は虚無剣を振り上げ、闇鎖を簡単に断つ。
アストン:「さすがリシ先生の発明!」 *拳を握る
ネクロム:「何!? その装備……厄介だな!」 *別の闇魔法を放つ
僕は冷静に近づく。ネクロムが魔法を溜める。
ネクロム:「生意気なガキ! くらえ——ブラック・スパイラル!」
渦巻く闇魔法が僕を襲う。僕は剣で受け止める。
アストン:「マジック・パリー!」 *渦を弾く
ネクロムの呪渦が消える。僕は迅足で距離を詰め、攻撃。
アストン:「クロス・スラシュ!」
ネクロムの幻影が霧に変わり、本体は別の場所に。
アストン(目を見開く):「幻!? 本体が?!」
ネクロム(背後から):「シャドウ・プリズン!」
影が僕を包み、漆黒の闇に閉じ込める。
アストン:「この闇! 暗すぎて全然見えない!」
ネクロム:「ハハハ!! 今度こそ命を終わらせるぞ、坊主!」
ネクロムが掌から強力な闇魔法を放つ。すべてを飲み込む虚空の次元が僕を引き込む。
ネクロム:「ブラック・ホール!!」
黒き穴が僕を吸い込む。僕は剣を地面に突き刺して耐えるが、引き込みが強くなる。
ネクロム:「死ね! 死ね! 死ね!! ヒャハハハハ!!」
アストン(心の中で):「よし、師匠が教えてくれた、あの秘伝に賭ける!」
僕は剣を支えに立ち上がり、左手を剣に、右手を拳に力を込める。
息を吐いて心を落ち着かせ、剣の握りを緩め、黒き穴の力に身を任せる。
闇が影縛ごと僕を吸い込む瞬間、僕は身を低くし、体を捻り、勢いを利用してアッパーを放つ。
アストン:「飛龍拳!!」
昇る龍のシルエットが輝き、拳がネクロムの顎に命中。黒き穴の引き込みが僕の速度を加速させ、ネクロムは防げない。
ネクロム(うめき):「ぐああ!?」 *吹き飛ぶ
僕はすぐに剣を回収。ネクロムが安全に着地するが、僕は追撃。
アストン:「ダーブル・ブローウ!」
二連撃がネクロムの肩を貫く。闇の魔術師が後退し、呆然。
ネクロム:「ぎゃああ!!」 *痛みに叫ぶ
アストン:「今度は逃がさない。」
――
突然、四人の精鋭が再び立ち上がる。痛み、苛立ち、怒り、復讐心で闘志が燃え上がる。
ゴロン(唸り):「ぐるる……いたいのは…もういやだ!!」 *痛みを堪える
モルア(くすくす):「ホー……面白いじゃない。」 *掌を叩く
レミア(冷静に):「油断したわ……」 *氷を砕く
グラシア(淡々):「あ〜……また続くの?」
アイビー(完全にキレる):「この小娘が! 拷問してやる!!」
エリセナ(パニック):「え!? まだ戦うの!?」
ネクロム(狂笑):「へは……ヘハハハハハ!!」 *強烈な魔力爆発
アストン(歯を食いしばる):「ネクロム!?」 *剣を強く握る
四つの戦いが再開する。勝つのはどちらか?
――
第26章 四前衛 終
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