最強の剣士①
最強現る‼️
今日は師匠との約束で、道場に向かっている。
どの様な用事かは分からないけど、少しドキドキするな、、、
道場に着き、師匠を待つ。
「日路待たせたな。」
「おはようございます‼️師匠。」
「ああ、おはよう。」
「体調は大丈夫そうだな。」
「はい、大丈夫です。」
「行く前に神刀光月を用意しろ。」
「師匠、持っていくんですか?」
「ああ、必要になる。」
「分かりました‼️」
神刀光月の祀られている場所へ行き、光月と会話をする。
(日路か?)
(ああ、久しぶりだね、光月。)
(師匠に言われて、今日は一緒に来てもらうけど、いいかい?)
(ああ、私はお前と共にある。)
(ありがとう、よろしく頼む、光月。)
光月に了承を得て光月と共に師匠の元へと戻る。
「よし、準備は出来たな?」
「はい‼️」
「では向かおう。」
師匠の車で移動する。
「師匠、お聞きしたい事があります。」
「何だ?」
「はい、今日はどう言った用事なんでしょうか?」
「お前には今よりも強くなって貰う。」
「その為に必要なものがこれから行くところにある。」
「日路、覚悟をしろ。」
「か、覚悟ですか?」
「そうだ、命をかける覚悟だ。」
「い、命を⁉️」
「そうだ。」
「は、はい、分かりました。」
これから行くところは余程危険な所なのか?
けど、今以上に強くなる為には、市川円やレオを倒すには、師匠の言う様に命をかける覚悟が必要だ。
皆んなを、そして、この平和を守る為に。
「着いたぞ。」
「は、はい。」
ここは、見た事がある、、警察の本部だ。
「さあ、行こうか。」
「は、はい。」
「藤堂隊長、お疲れ様です‼️」
「お疲れ様。」
「お疲れ様です‼️、藤堂隊長。」
「お疲れ様。」
凄いな、会う人、会う人、敬礼して挨拶してる、、、
凄いな、師匠。
さすが、十隊の隊長だな。
そう思っていると、師匠がある部屋で止まった。
「ここだ。」
「は、はい。」
天下機動十隊総司令室と書かれている。
「トントン」
「機動十隊八番隊隊長 藤堂晋助です。」
「入れ。」
「失礼します。」
「し、失礼します。」
「本日はお忙しい中時間を作って頂きありがとうございます。」
「いや、気にするな。」
「こちらが話していました、私の愛弟子蒼真日路です。」
「あっ、蒼真日路です。」
「俺は天下機動十隊総司令官 斎藤三矢陽だ。」
「は、はい、よろしくお願いします。」
「ああ、よろしく頼む。」
「藤堂隊長、早速だが剣武場へ向かう。」
「はい。」
剣武場?今から何をするんだ?
師匠たちに連れてこられたのは体育館並みに大きい道場だった。
「蒼真君、それは君の刀か?」
「は、はい、神刀光月と言います。」
「そうか、神刀に認められたか。」
「第一段階はクリアだな。」
第一段階?どう言う意味だ?
「さあ、始めようか。」
えっ⁉️何をだ❓
「日路、目の前の相手は市川円よりも強い。」
「えっ⁉️じ、じゃあこの人が⁉️」
「そうだ、十隊最強の剣士、斎藤三矢陽。」
「構えろ、蒼真君、死ぬぞ。」
ゾクっ
全身に鳥肌が立つ。
間違いない、この人が最強、、、、
「さあ、始めよう。」




