文芸部活動①
日常生活が1番ですね‼️
さて、今週も気づけば木曜日になり1週間があっという間に過ぎる、、
そして来週は地獄の山登り、、、
はぁ、本当に面倒くさい。
「日路君、日路君?」
「ん?美月、どうした?」
「ん?じゃないよ、ずっと呼んでたんだけど?」
「ごめん、ボーっとしてた。」
「授業中も上の空だったよー?」
「いや、最近色んな事が有り過ぎてさ。」
「そっかー、そんなお疲れな日路君に朗報です‼️」
「朗報?」
「うん‼️」
「まさか、山登り中止か⁉️」
「ブブー、違いますー」
「正解は私とのデートです‼️」
「はっ?何で?」
「明日は文芸部も生徒会もお休みでーす。」
「そして、次の日は土曜日で学校もお休みなんで明日の金曜は私とゆっくりラブラブデートをします❤️」
「それは決定事項か?」
「決定事項だよー❤️」
はぁ、本当に面倒くさい、、、
「じゃあ今日文芸部の時に明日の事を決めようねー」
委員長、文芸部を何だと思ってるんだ、、、
放課後になり、委員長と文芸部室へ向かう。
その途中。
「日路君❤️」
後ろから声をかけられ、振り向くと、
「あっ、羽沢先輩?」
「日路君❤️、遠山さん、この前は本当にありがとう。」
「いえいえ、元気そうで何よりです。」
「ガルルルー‼️」
委員長、お前は犬か?
「美月は何してんだ?」
「威嚇‼️」
駄目だ、話が通じない。
「ふふ、遠山さんは可愛いね。」
えっ?何処が?
大丈夫か、羽沢先輩⁈
「これから部活かな?」
「はい、文芸部に行くところです。」
「そうなんだね。」
「はい、羽沢先輩は部活は何かされてるんですか?」
「私は美術部なの。」
「そうなんですね、どんな絵を描くのか見たいですね。」
俺がそう言うと羽沢先輩は俺の手を握って来た。
「本当ー‼️、きてきてきて来て‼️」
「日路君なら大歓迎だよ‼️」
「日路君に見てほしい‼️」
「それに日路君を描きたい‼️」
「えっと、、ありがとうございます。」
「時間を見つけていきますね。」
「うん、待ってるね、日路君❤️」
「はーい、手を話してくださーい、先輩‼️」
「ふふ、遠山さん、いえ、美月ちゃん、貴女には負けないからね‼️」
「はい、羽沢詩織先輩‼️、私は負けません‼️」
2人で何の闘いが始まるんだ?
「じゃあ日路君、またね〜❤️」
「はい、失礼します。」
「ふぅ、行こうか、美月?」
「浮気者‼️」
だから、何が?
「そうだ、そう言えば会長からなんだけど、文芸部が終わったら生徒会室に来て欲しいってー」
「神崎副会長が任務報告するからってー」
そう言えば今回の任務は神崎先輩が1人でするって言ってたな。
「分かったよ。」
やっぱり委員長、機嫌が悪いな、そんな時はこの手で‼️
「美月?」
「何ですか?」
「今日も可愛いな。」
「えっ⁉️」
「ふふふ、えへへ、えへへへ、、、❤️」
「日路君、文芸部へレッツゴー‼️」
委員長、チョロいな笑




