死生対ラグナロク①
悪は悪の美学。
「寅、殺るぞ。」
「はい、十希緒さん。」
「ふふ、さぁ楽しませてね❤️」
「寅、市川円の隙を作れ。」
「はい、やってみます。」
「はぁー‼️」
気を開放。
「天地一心流」
「心円斬」
「死神の大鎌」
「漆黒の霧」
お互いの技が相殺する。
「はぁ‼️」
寅が上へ飛ぶ。
「闇の手」
黒い手が寅に向かって伸びていく。
「天地一心流」
「心空斬」
黒い手を切り裂いていく。
寅の刀と市川円の大釜がぶつかり合う。
「いいねぇー上杉寅壱君❤️」
良い仕事だぜ、寅。
「暗器 連三袖箭」
十希緒さんの暗器、完璧なタイミング。
「漆黒の霧」
黒い霧と共に市川円が消える。
「ちっ、この完璧なタイミングでかわすのかよ?」
「寅‼️」
「はい、十希緒さん。」
「俺の後ろを守れ。」
「はい。」
「暗器、砂塵鱗粉」
結界を張る。
「寅、砂塵の動きを見逃すな。」
「はい。」
2分ほど経過する。
砂塵が微かに動く。
「連三袖箭。」
「良いねぇ、暗器一つ一つに気を纏わせてる❤️」
「はー‼️」
「心地斬」
「漆黒の渇き」
「なっ?地面が枯れていく?」
「死ね、市川ー‼️」
暗器 金剛扇
扇が市川に飛んでいく。
暗器 死地爆
市川が扇を大釜で捌く、その瞬間、市川の周りに黒い玉が8個取り囲む。
「消し飛べ‼️」
十希緒さんが合図した瞬間玉が爆発する。
「ドゴーーーーーーーーーーン‼️」
「やりましたかね?」
「油断するんじゃねぇ。」
「はい。」
「だから油断したら駄目だって言ったでしょ?❤️」
「「はっ⁉️」」
「死に刈り」
ちっ⁉️寅、、
「十希緒さん⁉️」
十希緒さんが俺を突き飛ばす。
「金剛扇‼️」
「ぐざぁー‼️」
「ガハッ⁉️」
「十希緒さんーーー‼️」
十希緒さんが市川の攻撃で暗器ごと斬られる。
「市川ーーーー‼️」
「ま、待て、寅、、、」
「十希緒さん、大丈夫ですか?」
「ああ、暗器が無かったら即死だな。」
「お前は直ぐに俺を置いて逃げろ。」
「何言ってるんですか?」
「お前1人なら逃げられる、俺は時間を稼ぐ。」
「そんな事出来るはずがない、逃げるなら一緒にです‼️」
「アホか、足手まといの俺と一緒じゃ逃げきれん。」
「ここで2人とも死んだら意味がねぇ。」
「やっと死生のアジトが分かったんだ。」
「それを早く十隊にリークしろ。」
「俺の命を無駄にするな。」
「分かったら早く行け‼️」
「分かりました、けど絶対に死なないで下さい、助けに来ますから‼️」
「ふっ、早く行け。」
「はい、絶対に生きて下さい、約束ですよ‼️」
「ふふ逃がさないよ❤️」
「砂塵鱗粉。」
「暗器 三節金剛棍」
「追わせねぇ。」
「死生 市川円‼️」
「ラグナロク 三橋十希緒の名にかけてお前を殺す‼️」
「良いねぇ〜❤️さすがラグナロクのメンバーだね。」
「殺しがいがあるよ❤️」
寅、皆んなを頼む、レオ、甘い考えは捨てろよ、お前は最強なんだ、迷わずお前の覇道を突き進めろよ。
「裏暗器 八岐大蛇」
明日12日は連載休みになります。
次回は明後日13日予定していますのでよろしくお願い致します。




