S級犯罪組織 ラグナロク③
頑張れ日路君‼️
ー蒼真日路サイドー
無事に生徒会室に戻り一息つく。
「先ずは羽沢詩織のストーカー撲滅、御苦労だった。」
「「「はい。」」」
「これで羽沢詩織も安心して学生生活を送れるだろう。」
「はい、羽沢さん、とても安心して喜んでました。」
「良かったね、日路君?」
「えっ?何が?」
「羽沢さんに気に入られて良かったね。」
言葉と表情が合ってない、、
委員長についてわかった事がある。
機嫌が悪い時や怒ってる時は語尾にーが付かない。
「ふふ、美月頑張れよ。」
「はい‼️会長ー」
何を頑張るんだ?
「じゃあ楓、例の件を。」
「ああ、先程相対した敵について説明しよう。」
「奴らの組織名はラグナロク。」
「この国が指定した犯罪者、及び犯罪組織に対してつけたランクがSだ。」
「Sランクは凄いんですか?」
「蒼真日路に改めて説明しよう。」
「はい、お願いします。」
「この国が指定している犯罪者、犯罪組織の危険度をランク分けしている。」
「ランクはFからSまであり、F、E、Dまでは警察が対応出来るレベル。」
「Cは十隊の隊員が対応するレベル。」
「Bは十隊の副隊長が対応するレベル。」
「Aは十隊の副隊長、隊長が対応するレベル。」
「そして、最高ランクのSは国が対応するレベルだ。」
「ラグナロクはそのレベルの犯罪組織と言う事だ。」
「そして、蒼真日路が探している市川円がいる組織、死生もSランクだ。」
「先程の相手クラスがその組織には数名いると言う事だ。」
「それでもお前は闘うのか?」
「会長?愚問です。」
「誰が相手だろうと関係ありません。」
「俺は市川円を倒すまで終わらない。」
「そうか、愚問だったな、すまない。」
「いえ、大丈夫です。」
会長は誤解されやすいかもだけど本当に優しい人だ。
「だが、蒼真日路、1人で何でも抱え込むなよ。」
「お前は1人じゃない。」
「私達や、お前の師匠、藤堂さんもいる。」
「そしてお前はフォルセティの一員なんだからな。」
「はい、ありがとうございます。」
「それと、会長?」
「何だ?」
「これからの事を踏まえて、皆さんの能力を把握しておきたいんですが?」
「そうだな、蒼真日路は今回の戦闘の時も初見ばかりで連携が取りづらかったな。」
「先ずは改めてだが私からいこう。」
「私は全ての冷気を操る事が出来る。」
「それと、気も扱える。」
「俺は神崎式一刀流免許皆伝、気を使える。」
「私は先程見せた通りマーキングした所に空間移動出来ます。」
「それと相手に触った時は部分移動が出来ます。」
「俺は重力を操れる。」
「気は使えん。」
「私は記憶を見たり伝達したり出来るよー」
「それと気も使えるよー」
委員長、気を使えるんだー
「俺は日天神武流の免許皆伝で、気も使えます。」
「能力は神殺しの鎖です。」
「よし、」
「ある程度の説明はこれで良いな、後はおいおいと把握していってくれ。」
「はい、これで次からは対応しやすいです。」
「皆さんありがとうございます。」
「では、早速次の依頼だ。」
ー死生サイドー
そろそろ殺るか❤️




