神殺し①
あの能力の一部が明かされます。
やばい、、
全てが凍る、、、
こんな所で、、、
「ヒロは死なせない、、、」
「ヒロ?同調して」
「私が貴方を守るから」
「咲良?」
「あぁ分かったよ、、、」
『同調』
『神殺しの鎖』
その瞬間
蒼真日路の全身に凶々しい鎖を纏わせ後ろに女性の姿が見える、その瞬間本城楓も最大限の警戒をする。
「あれが、、、⁈」
「神殺しの鎖、目の前にいる本城楓の能力を1日使えなくしろ。」
凶々しい鎖が本城楓に向かっていき縛りつける。
「この鎖ごと凍らせる。」
本城楓が声を出した瞬間、氷の空間全てが消えた。
「なっ⁈」
「私の能力が消えた!?」
「これが神殺しの力!?」
「大丈夫?ヒロ、、
自分に危険が迫った時は躊躇しないでこの力を使ってね。」
「貴方だけが大切なんだから。」
「あぁ、ありがとう咲良。」
「じゃあまたね、ヒロ。」
同調が切れた瞬間鎖も消える。
「ふぅ、会長、今日1日貴女は能力を使えない。」
「だから、こんな無意味な事はもうやめましょう。あなた方と揉める気も関わる気もないんで。」
「ちゃんと目的を教えてください、そして何で奴の事を知っているんですか?」
「本当だな、能力が出せない。」
「それがお前の能力、神殺しの鎖か、、」
「納得したか?楓、、」
「龍馬、、まあな、お前の力も概ね理解した
では本題に入ろうか。」
「椅子にかけたまえ。」
椅子にかけたと同時に、コンコンとドアを叩く音が響く。
「失礼しまーす‼️」
「お話し終わりましたか?」
そこに来たのはうちのクラスの委員長、遠山美月だ。
「ああ丁度、蒼真日路の能力を確認した所だ。」
「美月も座れ。」
「はーい」
「蒼真君、私、生徒会会計をしてるんだぁー」
「改めてよろしくね♪」