運命の邂逅①
ある人物と運命の出会い。
ストーカー事件も解決し羽沢さんを自宅まで送る。
「時透君、遠山さん、そして、日路君、本当にありがとうございました。」
「日路君⁉️」
また委員長が不機嫌だな、、この人情緒は大丈夫か?
「いいえ、羽沢さんが無事で何よりです。」
「うん、本当に良かったですねー」
「羽沢先輩、これからは安心して過ごしてください。」
「うん、ありがとう、日路君❤️」
「はぁ〜⁉️」
羽沢先輩が委員長の耳元で何かを囁いている。
「遠山さんの言った事、本当ね。」
「あれは、好きになっちゃうわ❤️」
「先輩ー‼️」
「ふふ、じゃあまた学校でねー‼️
改めてお礼をさせて頂きますね?」
「特に日路君に❤️」
「ぐぎぎぎ‼️」
委員長よ、変な声をだすな、、、
「さて、学校に戻りましょう。」
「はーい。」
「はい。」
学校に戻る途中。
「蒼真君、見事でしたね。」
「いえ、俺の力だけじゃなく皆んなの協力があったからです。」
日路君好き❤️
委員長、何か変な事思ってるな、、、
そんな事を思いながら歩いているその時、、、
殺気を感じ後ろを振り向く。
「蒼真日路君だね。」
「誰だ?」
時透先輩、委員長も最大限の警戒をする。
「私はラグナロク、レオ•シルフィード。」
ラグナロク?外人?
「ラグナロク?、何でここに?」
「君は知っているんだね?」
時透先輩は知っているのか?
「蒼真日路君、君の力を見せて貰った。」
「神殺しの能力は勿論、君の力は素晴らしい。」
「君をラグナロクに誘いたい、どうかな?」
「そもそもラグナロクって何だ?」
「まぁそうなるよね?」
「ラグナロクはこの国が指定した犯罪者、及び犯罪組織の危険度を表す最高ランクSの組織なんだ。」
「君の探している市川円が所属している死生も同じSランクだ。」
じゃあ目の前にいる外人は死生、市川円と同レベルの化け物、、、
「理解が早くて助かるよ。」
「君にはメリットがたくさんある。」
「君たちがしている正義の味方ごっこをしているようじゃ市川円には届かない。」
「けど、私たち、ラグナロクに来れば死生、円とも確実に会えるよ?」
「そんな遠回りしないでいいでしょ?」
「確かに、お前らと一緒の方が市川との決着が早そうだな。」
「日路君⁉️」
「そうだろ?じゃあ私たちと一緒に。」
「だが、断る‼️」
ビシッ‼️
日路君、それは岸部露伴だよー
「う〜ん、君に断る理由は無いと思うんだけど?」
「俺は別に正義の味方じゃ無いし、実際この国や世界がどうなっても構わない。」
「だけど、お前らのような凶々しい気を纏っているクズとは組めない。」
「それだけだ。」
「う〜ん、交渉決裂か、、、」
「残念、じゃあ殺すか?」