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ストーカー撲滅せよ②

羽沢先輩をストーカーから守れ‼️

「羽沢先輩、安心して自然に行きましょー」

「うん、よろしくね、遠山さん。」

羽沢さんと委員長が駅へと向かう。

「蒼真君、私たちも行きましょう。」

「はい、時透先輩。」

今の所怪しい人物はいないな。

異常なく進み、そのまま電車に乗る。

「遠山さん、、」

「どうしました?」

「いました、右の4番目の男です。」

「羽沢先輩、そのまま気付かないふりで居てください。」

「うん、わかった。」

memory voice(共有する記憶の声)

(聞こえますか?時透先輩、日路君。)

(聞こえますよ。)

(ああ、聞こえる。)

(今、羽沢先輩からですがそちらから見て後ろの茶色い鞄を持っている男がストーカーです。)

(了解です。)

(分かった。)

「遠山さん、大丈夫かな?」

「はい、絶対に大丈夫ですよー」

「時透先輩もそうですけど、日路君がいますからー」

「蒼真君?」

「はい、日路君はすご〜く強いんですよー」

「そうなんだね、、、」

「はい、強くて、優しくて、カッコいいんですけど浮気者なんですー」

「えっ⁈浮気者なの?」

「はい、日路君かわいい子だったら誰でも良いみたいで、誰にでも優しくするから皆んな日路君の事好きになっちゃうんですー」

「だから、羽沢先輩は日路君の事好きになったら駄目ですよー」

「う、うん、分かったよ、、」

蒼真君大変だなぁ、、、


委員長、何か変な事言ってるな、、、

後で羽沢先輩に聞こう。

(次の駅で降りまーす。)

(了解です。)

(了解。)

電車から降りた時、ストーカーも一緒に降りる。

(今から自宅の方へ向かいまーす。)

(近くに公園があるみたいなのでそこで決着をつけれればと思います。)

(了解です、遠山さん、公園の前で羽沢さんと別れて下さい。)

(はーい。)

羽沢先輩とストーカーとの距離は大体20m、俺たちとの距離は30m、何かあっても間に合う距離だ。

「じゃあ羽沢先輩、また明日ー」

「うん、明日ね、遠山さん。」

ここで公園に近づいた為、委員長は離れる。

(じゃあ私は迂回しますのでよろしくでーす。)

(ありがとう、遠山さん。)

(美月、気をつけて。)

(ありがとう、日路君、大好きだよ❤️)

やめて、それ時透先輩にも聞こえてるから、、、

「じゃあ蒼真君、先に向かって下さい、私はこちらから行きます。」

「了解です。」

羽沢先輩が公園へ向かう、ストーカーもついてくる。

この公園は自然公園らしい、とても広くて死角がある。

ストーカーにはもってこいだな。

少しづつストーカーが羽沢先輩に近づいていく。

こちらも気づかれないよう距離を詰める。

人気の少ない所に差し掛かった瞬間、ストーカーが羽沢先輩の前に出る。


「詩織ちゃん、君の帰るところはここじゃない、僕の所だよ❤️」



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