ストーカー撲滅せよ①
今回から新章になります‼️
引き続きよろしくお願い致します。
ーラグナロクサイドー
「大層な事を言うじゃないか、レオ•シルフィード?」
「それは自信か?それとも過信か?」
「自信でも過信でもない、事実だ。」
「お前たち死生はどうする?」
「見ての通り、死生は皆勝手に動くよ。」
「相変わらずだな、、」
???「レオ、時間です。」
「ああ、今行く。」
「神崎、次に会う時はお互い死ぬか生きるかだ。」
「ああ、楽しみにしておくよ。」
ー蒼真日路サイドー
放課後になり、早速、委員長と時透先輩とで依頼主の羽沢さんに話を聞きに行く。
学校の屋上で話を聞く事に。
「今回は私の事で対応して頂きありがとうございます。」
「いえいえ、羽沢さんも大変だったね。」
「うん、親にもこれ以上迷惑かけたくないし、警察は何もしてくれなくて、本当に怖かった、、、」
「後は私たちに任せて下さい。」
「ありがとう、時透君、遠山さん、こちらは生徒会の方?」
「俺は生徒会に協力しています、蒼真と言います。
よろしくお願いします。」
「そうなんだね、蒼真君、よろしくお願いします。」
「じゃあ早速そのストーカーの事を聞きますね。」
「うん、私が初めてストーカーに気づいたのはひと月前の5月初め頃で最初は電車の中で視線を感じたり、学校の近くまでついてくる感じで、近くの職場なのかなって思ってたくらいだったんだけど、1週間近く経った辺りから、電車の中で近づいてきたり、隣に座ってきたり、学校の近くで待ち伏せしたりして、恐怖を感じていて、今は家の近くまで来たりしてるの、、」
「それは怖かったですね。」
「そいつ絶対に許せませんー‼️」
「では早速、ストーカーを撲滅します。」
「その為には羽沢さん、貴女に囮になって頂きます。」
「こちらとしても現行犯で仕留めたいので、出来ますか?」
「はい、この恐怖から解放されるだったら、します‼️」
「では、先ずは警戒されないように羽沢さんはいつも通り帰宅して下さい。」
「その際、遠山さんと一緒に行動をお願いします。」
「よろしくです、羽沢先輩ー」
「よろしくね、遠山さん。」
「その周りに私と蒼真君が警備しますので安心して下さい。」
「はい、よろしくお願いします。」
「では、行きましょう。」
一方、生徒会では。
「お嬢、蒼真は大丈夫なんですか?」
「大丈夫とは?」
「実力ですよ?」
「実力は文句なしに強い。」
「お嬢がそこまで言うなんて珍しいですね?」
「楓は一度蒼真に負けてるからな。」
「えっ?闘ったとは聞いたけど負けたんですか?」
「ふっ、能力を封じられてな、あれには参ったよ。」
「蓮、蒼真日路はフォルセティにとってジョーカーになる男だ。」
「ジョーカー?切り札って意味ですか?」
「そうだ、いずれわかる。」




