終わりの始まり。
生徒会編これにて終幕‼️
昼食も終わり、委員長と一緒に生徒会室へ向かう。
「トントン」
「「失礼します。」」
「入ってくれ。」
「すまんな、昼休みに。」
「いえ、大丈夫です。」
生徒会全員揃っているな。
放課後でいいのにわざわざ昼に呼び出すなんて何かあったのか?
「今日皆んなに集まって貰ったのは他でも無い。」
「依頼だ。」
「龍馬?」
「ああ、俺から説明する。」
「依頼主はうちの学校の2年 羽沢詩織 ひと月前から何物かにストーカーをされていて親、警察に相談したが解決には至らず、このままだと怖くて学校にも行けなくなるとの事で生徒会に依頼が来た。」
「龍馬さん、そいつはどんなストーカー行為をしてるんです?」
「付き纏い行為、学校の前で待っていたりもするそうだ。」
「それがひと月の間毎日だそうだ。」
「それはキツイな、、」
「我々は生徒の平和の為悪を滅する‼️」
「それがフォルセティだ。」
「フォルセティ?」
「そうだ、蒼真日路。」
「その名が我々のコードネームだ‼️」
「平和、正義、真実を我々が守る‼️」
「蒼真日路、お前もフォルセティの一員なのだから自覚を持って励め。」
「了解っす‼️」
まぁ生徒会だと何かと動きづらいしな、、けどこの名前、会長が考えたのか?どっかで聞いた気がするんだよなぁ〜、、、
「龍馬?」
「ああ、蒼真?」
「はい、」
「これをお前に渡しておく。」
「これは?」
「フォルセティとして任務に就く時にこの服を着て動いてくれ。」
「この服の繊維はとても丈夫に出来ていて耐久性もだが火や冷気、傷にも強い。」
「普通の服だと俺たちの力には耐えられないがこの服なら大丈夫だ。」
「蒼真日路、その服を纏い生徒の為に全力を尽くせ。」
「分かりました、使わせて頂きます。」
そう言えば新川さんの時、会長たちこの服を着てたな。
「ではこの任務にあたって貰うのは蒼真日路、美月、零に任す。」
「「はい‼️」」
「了解だよ。」
「零、2人を頼む。」
「任せといて。」
「蒼真日路、フォルセティとしての初任務頼んだぞ。」
「はい‼️」
「美月は無理するな。」
「はーい‼️」
「じゃあ蒼真君、美月ちゃん、放課後、羽沢さんに話を聞こう。」
「了解です。」
「うん‼️」
ーこうして蒼真日路は学校の平和と市川円の因縁を終わらす為動き出すー
ー機動十隊サイドー
「各隊長、副隊長全員そろいました‼️」
「斎藤総司令、お願い致します。」
「先ず1番隊から報告。」
「では機動十隊1番隊 神崎総司
隊長お願い致します。」
「1番隊は8番隊と共に死生の動向を調べています。
前回の件で死生の1人本田蔵人が関わっていたのは調査で分かっているのでその痕跡を現在調べていますので時間はかかりますが足取りは掴めると思います。」
「では、2番隊 藍沢夾矢隊長お願い致します。」
「2番隊は4、5番隊とラグナロクの動向を調べている。」
「俺の勘だがラグナロクは動くぜ?」
「根拠は?」
「だから俺の勘だ‼️」
「それじゃあ説明になってないですよ?」
「ああっ⁉️黒木テメェ〜俺の勘が信じられねえってのか?」
「いえ、そうでは無く根拠を示せと言っているんです。」
「おい、黒木ぃぃ?お前隊長になって何年だぁ〜⁉️」
「5年ですね、それが何か?」
「俺は10年以上隊長やってんだよ‼️」
「5年如きが俺の勘を疑ってんじゃねーよ‼️」
「疑ってませんよ、根拠が欲しいだけですし、任期は関係ないですよ?」
「いちいち癇に障る奴だなぁ、前に出ろ、ぶち殺す‼️」
「はぁ、、よくそれで隊長が務まりますね?」
「黒木ぃぃイー‼️」
「黙れ‼️、藍沢、黒木、死にたいか?」
斎藤総司令の一言で全体が鎮まる。
「ちっ⁉️」
「失礼しました。」
「黒木隊長、藍沢隊長の勘も中々当たりますよ?」
「てめー氷室?俺をカバーしてるつもりか?」
「本当の事を言ったまでです。」
「いい加減にしろ、夾矢。」
「直?お前もか?」
「これ以上時間を無駄にすると斎藤総司令の居合でお前の首が飛ぶぞ?」
「ちっ❓、2番隊は以上だ。」
「では気を取り直して3番隊 結城直隊長お願い致します。」
「3番隊は6、7番隊と協力しA級犯罪グループの殲滅に動いています。」
「先月で3つの犯罪グループを殲滅しました。」
「今月も引き続き行います。」
「では重複しますので飛ばして9番隊 倉田宗光隊長お願い致します。」
「私たちは10番隊と協力し未解決の事件などの解決、及び天王の護衛を行なっています。」
「では、その他何かある方は挙手をお願い致します。」
「ハイ。」
「十番隊 氷室葉月隊長お願い致します。」
「隊長同士が会えるのは中々有りませんので、お聞きしますね。」
「藤堂隊長?貴方の後継者、蒼真日路君の事でお聞きしたい事が有ります、よろしいでしょうか?」
「答えられる範囲であれば答えよう。」
「ありがとうございます。」
「では単刀直入にお聞きします、神殺しの鎖をそのままにしていて大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫とは?」
「暴走しないかです、あれ程の能力です。」
「いつこの世界を滅ぼすか分かりません。」
「それは一理あるな‼️」
「晋助どうなんだ?お前の秘蔵っ子はよ❓」
「愚問だな、蒼真日路は俺には勿体無い程の最高の弟子で有り大切な息子だ。」
「何も心配は無い。」
「晋助がそう言うなら大丈夫だ。」
「なっ、夾矢。」
「氷室隊長。」
「ああ、晋助は信用出来る。」
「分かりました、藤堂隊長、ありがとうございます。」
「無駄話はもういいか?」
斎藤総司令の発言に場の全員に緊張が走る。
「引き続き任務に励め。」
「特に死生、ラグナロクには十分に警戒しろ、
以上だ。」
「「「「「「「「「「はっ‼️」」」」」」」」」
ー死生サイドー
「さてと、ラグナロクも動くんだって?」
「何だ?円、興味あるのか?」
「ふふどうかな?❤️」
「じゃあ、あの氷のクソ生意気な小娘と一緒にラグナロクのゴミ共も殺るか?」
「お前はいつも勢いで行こうとするな‼️」
「いつもお前の後始末は本当に迷惑なんだからな。」
「ごめん、ごめん、今度、葵の好きな食べ物奢るからさ。」
「はぁ、割に合わん。」
「そう言えばさ、零司はどうしたの?❤️」
「零司はラグナロクのボスの所だ。」
「大丈夫かよ?」
「心配ない、お前と違ってな。」
「ひどいなぁ、葵は。」
「早く会いたいなぁ、日路君❤️」
ーラグナロクサイドー
???「お前たち死生も動くのか?」
「そろそろとは考えているよ。」
???「お前たちも十隊も天王も全て滅ぼす。」
???「さぁ終わりの始まりだ‼️」
ー生徒会編 完ー
明日は執筆作業の為お休みをさせて頂きます。