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氷の女帝③

ここから、少し能力者同士の戦いが続きます。

遠山美月⁈

そんな訳ないよな?

ただのお節介な委員長だよな?

自分に言い聞かせ、

色々と考察をしていると、痺れを切らした会長から、

「その事はまたゆっくりとな、そう言ったわけだ。」「お前が能力者だと言う事はわかっている。」

「そこで出し惜しみしないでお前の能力を見せろ。」

この女、いちいち言い方が腹立つ。

「貴女に見せる理由がない」

「あるよ、市川円いちかわまどかの件とか⁈」

「理由としてはどうかな?」

その名前を聞いた瞬間俺の理性が飛んだ。


抑えていた気を開放する。

「お前、その名前を何処で聞いた?」

「おお、、、素晴らしい気だね‼️

その意気だよ。」

「質問に答えろ‼️」

俺が激怒した瞬間、

会長が微かな声で呟く。

「a world of ice(氷の世界)」

その瞬間、この部屋の空気が一瞬で凍りつく。

この力は校門前で見せた⁈

「私の能力はこの通り自在に冷気を操れる。」

「さぁお前の能力を見せろ。」

俺は手と足に気を纏わせ、日天神武流上段の極衣天上の構えをし臨戦態勢をとる。

「ほぅ、武道をしているのか?」

「あれは、日天神武流か⁈」

「龍馬、知っているのか?」

「ああ、古の武術だ。」

あの人、神武流を知っているのか?

さて、どう切り抜ける、あの忌まわしい名前を聞いて会長の土俵に乗ってしまった。

修行が足りないな、、、

「来ないのか?蒼真日路。」

どうする?何とか逃げたいけど、、

「ではこちらから行くぞ。」

会長が右手をかざした瞬間、床の下から氷の刃が襲ってくる。

それを跳んでかわし、そのまま反撃に移る。

「神武流壱の手、虎砲こほう‼️」

「ice wall(氷の壁)」

虎砲が当たる瞬間、会長の全体に氷の壁が現れて攻撃を寄せ付けない。

硬っ!?

虎砲で貫けないのか、、、

参ったなぁ、、

恐らく、見た感じこの生徒会室は会長の能力で別空間になってるみたいだから、大技を出しても大丈夫そうか、

「いい技だがなかなか能力を見せてくれないな、だったらこれはどうだ?」

これまでとは違い息が出来ないくらい苦しい、、、

なんだ、、⁈


「absolute zero(絶対零度)」

「さぁお前の本当の力を見せてくれ。」

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