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藤堂家にて①

椿ちゃん行きまーす‼️

何か色んな事があって藤堂家に行く事に。

「日路さんは高校生活どうですか?」

「そうだね、もう2ヶ月くらい経ったから大分慣れてきたよ。」

「そうですか、父が遅刻ばかりしてるから心配だって言ってましたが?」

師匠、椿ちゃんにも話してたのか、、、

「そうだね、最近は遅刻しないで行ってるよ。」

「そうですか、高校生なんだからしっかりして下さい。」

「はい、気をつけます。」

美羽や美月とはまた違ったベクトルだな。

昔はいつも咲良にべったりだったのに今じゃすっかりお姉さんって感じになったなぁ。

「それで、最近は何で本邸に来てくれないんですか?」

「そうだね、それは道場でも師匠や渚さんにも会えるし、椿ちゃんは今年受験だから邪魔したら悪いしさ。」

「余計なお世話です。」

えっ?何で怒ってるのかな?

「日路さんが来ただけで成績は落ちませんし、何も問題有りません。」

「そっか〜、それは申し訳なかったね。」

「だから、前みたいに私に会いに来て下さい。」

「うん、椿ちゃんが大丈夫なら行かせてもらうね。」

「はい‼️」

良かった〜機嫌は治ったみたいだな。

椿ちゃんの言った通り道場に行く日以外で師匠の家に行くのは久しぶりだな。

「ただいま。」

「おかえり〜、あら、日路君じゃない。」

「今晩は、渚さん。」

「塾の帰り道で日路さんに会ったから連れてきたの。」

俺は犬か何かなの?

「そうなのねー、じゃあ久しぶりに一緒にご飯を食べましょう?」

「いえ、母と美羽が作ってると思うので、、」

「じゃあちょっと待ってね〜」

「私は先に着替えてきますね。」

「うん、分かったよ。」

少し待っていると、

「日路君、ママには了解を得たから食べてってねー」

渚さんと俺の母親は同い年で親友だ。

帰ったら美羽の機嫌をとらないとな。

「では遠慮なくいただきます。」

「じゃあ入って入って。」

「はい、お邪魔します。」

「師匠はいらっしゃるんですか?」

「晋助さんはさっき連絡があったからもう帰るわよ。」

「そうですか、、」

「晋助さんに何か用事でもあったかしら?」

「はい、ちょっと話したい事があって、、」

「じゃあご飯食べ終わったら話したらいいわ。」

「帰りは送っていくから安心してね。」

「はい、ありがとうございます、

甘えさせて頂きます。」

「じゃあ出来るまでくつろいでいてね。」

「ありがとうございます。」

ソファーに座りくつろいでいると、椿ちゃんが着替えを済ませて下りてきた。

そして俺の隣に座る。

「椿ちゃん、お疲れ様。」

「はい、凄く疲れたので撫で撫でして下さい。」

「いいよ、昔はよく頭撫でたよね?」

「はい、昔みたいにたくさん撫で撫でして下さい。」

「分かったよー」

椿ちゃんもまだまだ子供だなぁと思いつつ優しく頭を撫でる。

「おかげさまで充電できました。」

「それは良かったよ。」

「それはそうと日路さん?」

「ん?何?」

「私が高校卒業したら結婚しましょうね。」

んっ⁈

結婚⁈

椿ちゃん、そんな相手いたの?


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