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委員長来訪②

委員長を抱きしめます‼️

抱きついてきた委員長の身体は震えていた。

で?

「何見てるの?」

「あらあらあら‼️」

「お兄ぃ( *`ω´)」

その瞬間、委員長は俺から離れる。

「あっ、すみません、、、」

「良いのよ〜

続けて、続けて〜」

「ママっ‼️」

美羽が凄く怒ってる、、、

「飲み物とお菓子持ってきたから、ゆっくりして行ってね♪」

「ありがとうございます。」

「美羽、お兄ちゃんの邪魔しちゃダメよー?」

「けど、今日はお兄ぃとラブラブって約束したもん。」

「美羽ちゃん・・・❓」

「はい、、、ママ、、、」

母の圧に押され部屋をしぶしぶ出ていく。

「美月、先ずは飲み物を飲んで一息ついてくれ。」

「うん、ありがとー」

委員長は飲み物をゆっくりと飲み落ち着いたようだ。

「それで、今日はどうしたんだ?」

「うん、昨日の事は会長から聞いたでしょ?」

「大体の事は聞いたけど詳しくは明日学校でって言ってたけど。」

「そうなんだねー、今日はね、その事で心配と不安になったから日路君に会いにきたんだー」

「心配と不安?」

「うん。

昨日捕まえた犯人が爆発して死んだって聞いたよね?」

「ああ、能力者の仕業だって。」

「うん、楓さんと戦った相手の手掛かりが日路君の探している相手と繋がっていると思って調べてみたら、犯人の記憶の中から目と口がある爆弾の様な物が現れてこの先を見るなってしゃべった瞬間爆発したの。」

「咄嗟に楓さんが守ってくれなかったら私は死んでたと思う。」

「それは、心配や不安になるよな?

怖かったよな?」

「う、うん。

けどそれよりも日路君の事が心配になったの、、、」

「俺の?」

「うん、だって、あの楓さんや龍馬さん相手に本気を出さずに闘って、尚且つ犯人が口を割ることを前提に爆弾を仕掛ける程の相手だよ、、、」

「警察の人もその人達は死生のメンバーだって言ってたし、日路君が探している相手もその人達と同格かそれ以上の相手かも知れないって思ったら、心配になってしまって、、、」

「だから居ても立っても居られなくなって、、、」

涙を流しながら俺の心配をしてくれる委員長を俺は抱きしめた。

「ありがとう、美月。

心配してくれて、だけど俺は大丈夫だから。」

「俺は絶対に負けないし、死なない。

だから、俺の側で見ていてくれ。」

「う、うぅぅぇぇん」

「ずるいよー、日路君、、、

そんな事言われたら、、私、、、」

「う、、うぇぇ〜ん」

俺は美月が泣き止むまで優しく抱きしめていた。

俺は1つの答えを出す。

まだ会長の期限は有るけど明日伝えよう。

死生、それに市川円、必ず俺が駆逐してやる。


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