表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/62

委員長来訪①

委員長行きまーす‼️

顔を洗った後、美羽を抱えながら自分の部屋に向かう。

「お兄ぃ、今日は何するの?」

「うーん、昨日は疲れたから今日はゆっくりしたいな。」

「じゃあさ、ラブラブしよー❤️」

「却下です。」

「何でー?」

「美羽さん、お兄ちゃんの話を聞いてください。」

「はい、ちゃんと聞く‼️」

「ラブラブは美羽のこれから出来るであろう大事な人にしてください。」

「うん‼️

それがお兄ぃなんだけど?」

美羽の表情が怖い、、、

「そうなんだ、、、

はは、お兄ちゃん嬉しいなぁ、、、」

「でしょ?

じゃあラブラブしよー❤️」

誰か助けてください、、、

その後、美羽のラブラブ攻撃を躱わしている間に時間が過ぎ何だかんだ有りつつ昼ごはんも済んだ13時頃。

ピンポーン‼️

「はーい‼️」

「あらあらあら、」

誰かお客さんか?

「お邪魔しまーす‼️」

誰だ?

こっちに向かってくる?

コンコン。

「はい?」

扉が開いた瞬間、俺は美羽にラブラブとやらをされそうにされている姿をクラスメイトに見られた。

「へへっ、来ちゃった❤️」

現れたのは俺の同じクラスの学級委員長、遠山美月だ。

「委員長?

どうしたんだ?」

「日路君?み・つ・き‼️」

「美月どうしたんだ?」

「日路君に会いたくて来ちゃいました‼️」

「そっか、、、」

「お兄ぃ?誰この女?」

さっきまで甘えモードだった美羽が美月に向かって殺気を放つ。

「ああ、俺の同じクラスの学級委員長の美月さんだよ。」

「ふーん」

そう言いながら美羽は美月の全身を舐め回すように見ている。

「えっとー、この可愛い子は妹さんかな?」

「ああ、そうだよ。

妹の美羽だ。」

「私は日路君のクラスメイトの遠山美月です。

よろしくね、美羽ちゃん。」

「ふん。」

「美羽、そんな態度を取るんだったら美羽の事嫌いになるよ?」

「う〜、わかった。

よろしく、美月さん。」

「うん、よろしくねー」

「美羽ちゃーん?」

「なーにー?ママ?」

「下に来て手伝ってくれる?」

「けど、お兄ぃがー?」

「5、4、3、」

母が数を数え始めると怒っている合図だ。

「う〜わかったー

今行くー」

そう言うと勢いよく美羽は部屋から出ていった。

「悪いな、騒がしくて。」

「いいよ、いいよ。

勝手に来たの私だしー」

「まぁ座ってくれ。」

「うん、ありがとう。」

「今日はどうしたんだ?」

「ごめんなさい、急に来ちゃって、、、」

「まぁいいけどさ。」

「ありがとー、日路君はやっぱり優しいね。」

「いや、俺は優しくないよ。」

「ううん、優しいよ、、、」

「そっか、、、」

「うん。」

「昨日、大体の事を聞いたけど大変だったんだろ?

大丈夫だったか?」

「うん、楓さんが守ってくれたから。」

「そっか、良かったよ怪我とかなくてさ。」

「日路君、、、」

俺の名前を呼ぶと委員長は抱きついてきた。

そして、ドアの方を見ると母親と美羽が覗いていた。

はぁ面倒くさいな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ