会長の依頼⑥
会長の依頼完結です‼️
ー蒼真日路サイドー
音が止んだ、、
終わったのか?
会長、龍馬さん無事でいてくれ。
ー新川未希サイドー
「何だったんださっきの地震は?」
「駄目だ、あいつら電話にでねぇー」
「誰もか?」
「ああ、それに大金はたいて雇った殺し屋もだ。」
「あいつ金だけとって逃げたんじゃないのか?」
「絶対に許せねー」
(良かった〜、地震もおさまったみたい。家とか大丈夫かな?、いやいやそんな事考えてる場合じゃないわ。)
(この先どうなるの、、、)
トントン、
「あっ?誰だ⁉️」
「失礼しまーす‼️」
「誰だお前?」
「名もなき正義の味方でーす‼️」
「あん?ガキコラ、舐めてんのかー」
あの娘が新川さんか、
無事で何より。
一瞬で犯人の前に飛び出す。
「神武流 一の手虎砲‼️」
「ぐあっ!? 」
3人の犯人の内1人が吹き飛ぶ。
残りの2人が呆気にとられている。
「神武流 十一の手影縫」
「なっ、何だ⁉️
動かねー」
「どうなってるんだ⁉️」
「氷口」
「うぐっ、、⁈」
「黙れ。」
「会長?
龍馬さん?ご無事で。」
「愚問だ。」
「ありがとう蒼真。」
「蒼真日路、早く新川を助けにいけ。」
「は、はい。」
拘束されている新川さんの所に向かう。
「新川さんですね?」
「あ、貴方は?誰??」
「はい、名もなき正義の味方です。依頼がありましたので助けに来ました。」
「私、助かったの?、、、」
「はい、助かりましたよ。
犯人も全員排除しましたので安心してください。」
「う、う、う、うぇ〜〜ん、うぐっ、うぐっ、もう、駄目かと思って、、、皆んなにも会えないって、、、苦しく、、、怖くて、、、」
「新川さん、もう大丈夫だからね。
御両親も外で待ってるから大丈夫だよ。」
「ありがとう、ありがとう、本当にありがとう、、、」
「いいえ、
新川さんが無事で良かったよ。」
「さて、お父さん、お母さんが待ってるよ、
行きましょう。」
「う、うん‼️」
その後、新川さんは御両親と無事再会を果たし帰路についた。
犯人の後始末として、会長は警察にもコネがあるとの事で事後処理を任せた。
犯人は全員逮捕。
会長に倒された犯人は会長の手加減により命は救われたらしい。
意外と優しいんだなと思った。
ただ、能力を持った犯人だけは見当たらなかったとの事、、、
時は戻り蒼真日路が犯人と対峙している時、、、
「蔵人?蔵人?いい加減寝たふりやめろ。」
「えっ?バレてた?笑」
「お前なぁ、また変な依頼受けたな?」
「まあな、最近暇だったからちょっと小銭を稼ごうかなって思ってさ。」
「その割にはやられたみたいだな?笑」
「ああ、結構強かったよ。」
「氷使いの生意気な小娘と刀で俺のハリケーンを切った男、今後殺し甲斐があるかな笑」
「今殺したら楽しみが減っちゃうし笑」
「それで足元をすくわれるなよ。」
「ふふ、円じゃあるまいし。」
「いや、円は頭おかしいから、いまだに神殺しの持ち主が成長するの待ってるしな。」
「普通は成長する前に奪った方が楽だろ?」
「死生はお前も含めてアホしかいないのかって悲しくなるわ。」
「お前は頭が硬いんだよ〜」
「はい、はい、
じゃ帰るぞ、他にもする事があるんだからな。」
(氷使いの生意気な小娘、次はもっと楽しもう❣️)




