会長の依頼③
続きです‼️
約束の時間10分前に校門前に着く。
すでに委員長は来ておりもう1人人影が見える。
誰だ?
「10分前とは偉いぞ‼️
蒼真日路‼️」
えっ⁈
会長⁇
「どうしたんですか?」
「こちらの件も片付いたから来た。」
「そうなんですね、、」
「ちなみに龍馬も来ている。」
「副会長も?」
「龍馬は現地で見張り番だ。」
「はぁそうですか、、」
「では揃ったから美月、蒼真日路、行くぞ‼️」
「はい。」
だから、フルネームで呼ぶのやめてくれないかな、、、
現場に到着し、副会長と合流する。
「蒼真、今回の件無理を言ってすまないな。」
「いえ、会長の頼み事は強制だと言う事を悟りました、、」
「そ、そうか、、
本当にすまんな。」
副会長、苦労してるんだなぁ、、
「さてと、龍馬?
新川の親御さんは来ているのか?」
「ああ、あっちの入り口付近に待機してる。」
「では、私が話をつけよう。」
会長と副会長が新川さんの親に話をしに行く。
大丈夫なのか?
「高校生の話を納得して俺たちに任せるわけがないと思うんだけど、、、」
「大丈夫だよー、会長は本城家だから。」
「そんなに凄いのか?」
「うん、多分日本で1番じゃないかなー」
「えっ?そうなのか?」
うん。
「だから安心して会長に任せていれば良いよー」
そしてしばらくして会長と副会長が戻ってきた。
「どうでしたかー」
「ああ、新川の御両親には納得して貰ったよ。」
「さすが、会長ー‼️」
「これで滞りなく任務を遂行できるな。」
「そうですね、副会長。」
「蒼真?」
「何ですか?」
「副会長じゃなく神崎で良い。」
「は、はい。
分かりました、では神崎先輩で。」
「ああ、それで良い。」
「よし、そろそろ時間だ。
行くぞ。」
犯人のアジトへと向かう。
「さて、先ずは美月あの能力を頼む。」
「了解でーす。」
委員長がアジトの建物に触り何かをしようとしている。
「全能なる記憶」
その瞬間俺の頭の中にアジトの間取り、犯人の居場所、新川さんらしき人の映像が入ってきた。
委員長の能力は本当に凄いな、、、
この能力があれば確実に市川を見つけられる。
「ありがとう、さすがだな美月。」
「そんなー褒めないでくださいよぉー
会長ー」
「ふふ、かわいいなお前は。」
「えへへ、じゃあ今日はあと1回能力使えるから何か必要な時は言って下さいねー」
「本当に助かるよ、遠山。」
「そんなに褒めても何も出ないですよー副会長。」
「では美月は新川の御両親についていてくれ。」
「了解でーす。」
委員長は新川さんの親につき、俺たちはいよいよアジトに侵入し新川さんを救出する。
「龍馬、蒼真日路、準備は良いか?」
「ああ。」
「はい。」
「よし、行くぞ‼️」




